愛情?裏がある?警戒しなくて大丈夫「尽くす男」の心理パターン6つ

「尽くす男」と一緒にいると、自分がまるでお姫様になったよう。

こまやかな気配りであれこれ世話を焼いてくれる、まさに理想のパートナーという感じ。

しかし、あんまりチヤホヤされすぎると「これってもしかしたら裏があるの?」と警戒してしまいますよね。

でも、大丈夫。

彼らは何かをたくらんでいるわけではないのです。

気になる心理パターンをさぐってみましょう。

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1.あなたのことが大好き

あれこれしてもらうと、「どうしてここまでしてくれるの?」「そのうちお金を貸してくれだなんて言い出さないでしょうね…」と少しコワくなってしまいますよね。

でも、彼は単にあなたのことが大好きで「尽くす男」になっているだけということだってありますよ。

「愛しい」「大事にしたい」という思いから、車で送り迎えしてくれたり、手づくりの食事をふるまってくれるのでしょう。

「だって、好きな人には笑顔でいてほしいから」。

彼にとって尽くす男でいることはツライことでもなんでもありません

むしろ、愛する対象を持つこと、そしておしみなく愛情をささげられることに幸せを感じているのです。

2.彼にとっては通常運転

あなたから見れば「尽くす男」でも、本人にその自覚はない場合も。

つまり、あれこれ人のために行動する優しさが彼の自然体、スタンダードなのです。

友達、彼女、家族、他人…誰に対しても平等に優しいのが彼です。

まさか自分が「尽くす男」に見られているなんて想像もしていないかもしれません

悩んでいる友達の話を優しく聞いて励ましたり、病気で弱っている家族におかゆをつくりったり、金欠の後輩を食事に連れ出したり。

もちろん、自分の彼女に対しても、自分ができることはなんでもしてあげたいと心から思っています。

彼はとてつもなく「面倒見のいい人」であるだけなのです。

3.男らしさだと思っている

「好きな女性に奉仕することが男らしさ」「尽くす男こそが真の男」と思っているケースも。

日本では昔から、男性は女性に「世話を焼いてもらう」のがあたりまえという文化背景があります。

でも、欧米ではちがいます。

男性が女性のために食事をつくったり、デートプランを立ててエスコートしたり、重い荷物を持ち、レストランのドアを開け、イスをひく…これらはすべて当たり前のこと。

好きな女性にたいしてはなおさら「ジェントルでいたい」と思っているハズ。

「外から帰ったら手を洗い、うがいをする」「脱いだ靴はきちんと揃える」「読んだ本は棚に戻す」

と同じようなレベルで「男はこうあるべき」と彼の中に根付いているのかもしれません。

4.もめるのが嫌い

尽くす男でいるのは、単にもめごとが苦手だからという可能性も。

何でもやってあげれば、とりあえず文句はないだろう?と、ケンカになるのを避けているのです

たとえばよくあるデートの風景。

女性はヒールのある靴を履いています。

歩き続けるとだんだん疲れてきます。

どんどん口数が少なくなってきたあげく、「少しはゆっくり歩いてよ!」「どうして車で来なかったのよッ!?」と文句を言われてしまうことも。

こんな想像がたやすくできるので、尽くす男は初めから車で彼女の家の前まで迎えにいきます。

疲れないよう荷物を持ってあげるだけでなく、「足痛くない?」と気遣いの言葉をかけ、ポケットには靴ずれ用のバンドエイドを忍ばせることも忘れないのです。

5.自分の能力を誇示したい

尽くす男でいる自分に酔いしれているというパターンもあります。

女性のために色々やってあげるのは、実際に能力がなければできないことです。

「そんなことくらい、朝飯前サ」「こんなことまでできちゃうゾ」「僕を誰だと思ってる?」

と、好きな女性に対して「自分の力」を見せつけているのです。

早い話、少しお調子者なだけなのです。

その証拠に、「すごい!」なんて褒めれば満面の笑みになるハズ。

もちろん裏なんてありませんから、安心して大丈夫ですよ。

6.自分に自信がない

意外と多いのが、自分に自信がないゆえに、尽くす男でいることをやめられない…というパターンです。

自己評価が極端に低いと、好きな女性ができても、がむしゃらに尽くすことで振りむかせようとするのはよくあること

また、付き合っている彼女に対しても「どうして自分なんかを好きになってくれたんだろう?」「捨てられたくない」と奉仕することで繋ぎとめようとするのです

尽くす男でいる限りは、必要とされるし、嫌われることもありません。

もしかすると心の中では「やめたい」「もっと違う形で愛情を表現できたらいいのに」と人知れず悩んでいるのかも。

おわりに

尽くす男の心理を6つ紹介しました。

「こんなに何もかもやってくれるなんて、何か裏があるのかしら?」

と勘繰ってしまう気持ちはわかりますが、警戒する必要はありません。

その裏には、愛に溢れた心、優しい心、男らしい心、傷つきやすい臆病な心など、さまざまな心が隠れているだけなのです。

これも彼が持つ個性の一部と捉えて。

(ライター/ナカニシ ハナ)