好きな人に嫌われたくない心理！恋の為に知っておく自分の気持ち6コ

「好きな人に嫌われたくない」。この気持ちが強すぎて、彼に対して行動を起こせない…。

本当はもっと話したいし、距離を縮めたいって思うのに…どうして？どういう心理なの？

あなたがそのように「好きな人に好かれたい」より「好きな人に嫌われたくない」気持ちが大きいのは、今回ご紹介する心理が理由でしょう。

あなたが考えているよりもずっと、その気持ちは根深いものかもしれません。

1.どうしても傷つくのがイヤ

あなたは嫌われること以上に、自分が傷つくことに怯えているのではないですか？

人に心ない事を言われたら、それを気にして何日も何日も引きずってしまうタイプなんじゃないでしょうか。

もしそうなら、あなたの好きな人に嫌われたくないという心理は、防衛本能からきているのかもしれません。

防衛本能とは、簡単に言えば無意識におこなう心のガードのことです。あなたは自分が傷つきやすく、繊細な性格だとわかっているんです。

そのため、本能的に傷つかないような対策をとっているのです。

当たり前ですが好きな人から嫌われると、どうでもいい人に嫌われるよりもはるかにショックですし、ものすごく傷つきますから…。あなたはきっとそれが何よりも怖いんです。

だから「好きな人に嫌われたくない」と、嫌われないようにというよりは傷つかないようにがんばっているのです。

2.みじめな思いをしたくない

もしかして両想いにならない恋のことを、失敗の恋だと考えていませんか？

“嫌われる＝失敗”という定義があなたの中にある。そしてあなたは失敗するのが恥ずかしい、人から笑われるようなことだと思っている。

これが「好きな人に嫌われたくない」の奥にひそんでいる、「みじめな思いをしたくない」という心理です。

そしてこれはふだんから、自分の評価よりも周りの人の評価を意識しすぎている人がもっている心理なんですよ。

「好きな人に好かれる/嫌われる」これも人から下される、自分への評価ですからね。どうしてもそれが気になってしまうのでしょう。

ふだんから精一杯努力していて、何事もそつなすこなそうとするタイプではないですか？

3.完璧な自分でいたい

好きな人に嫌われたくないのは、彼に嫌われるのが許せないからかもしれません。

これは常に完璧な自分でいたいという心理で、あなたのプライドの高さからきているものです。

完璧な自分でいるために、周りの人全員に好かれている必要がある。そう考えていませんか？だから、彼から嫌われたくないんじゃないでしょうか。

ちょっと嫌かもしれませんが…好きと思った彼に好かれなかった場合のことを想像してみてください。負けた気がしませんか？

もしそうなら、あなたの「好きな人に嫌われたくない」にはこの心理が隠れているとみて間違いないでしょう。

あまりにも高すぎるプライドは、実は自己肯定感の低さの裏返しでもあります。一度冷静に自分の心を見つめてみる必要があるかもしれません。

4.今の関係が心地いい

あなたは「好きな人に嫌われたくない」だけじゃなくて、「好きな人に好かれたくない」という矛盾した気持ちも合わせてもっていませんか？

その場合、あなたは今の関係が心地よすぎてそれを維持したいという心理があるんです。つまり、彼とあなたの今の関係性が変わるのがただただ怖いのです。

たとえばあなたが彼に好かれるようなことをしたり、または嫌われるようなことをしたら、良い方向にいく可能性も、悪い方向にいく可能性もありますよね。

あなたはそんなギャンブルみたいなことを、絶対にしたくないんじゃないでしょうか？

石橋を渡る前に何回も叩くどころか、引き返して石橋のことなんか忘れようとするタイプなんじゃないでしょうか？

あなたは今の状態が最善のものだと思っているかもしれません。でも時間はどんどん流れるし、それに合わせて人の心理もだんだん変化します。何もかも変わらないでいることはムリです。

それに、今の恋する気持ちにずっと蓋をしていくのは大変だと思いますよ。

5.嫌われたら自分に価値がなくなる

彼が既にあなたのなかであまりにも大きすぎるんじゃないでしょうか…。

好きな人が私と会ってくれる、話してくれる、連絡をとってくれる。それらが、あなたにあなたの価値を与えてくれているんじゃないですか？

そしてそれがなくなったら、自分には価値がなくなる…そんな心理を持っているのかもしれません。

つまりその「好きな人に嫌われたくない」という心理は、「自分の価値を手放したくない」から。

あなたは周りの評価を真に受けすぎるところがあるんじゃないでしょうか。

あなたの価値はあなたが決めるものです。万が一彼に嫌われたとしても、あなたの魅力が減るなんてことはありません。

6.昔、嫌われた事が忘れられなくて辛い

たとえば、昔好きだった人。友達、きょうだい、親。

とにかくあなたが「好き」で優しくして欲しいと思った人に「嫌い」と言われたり、嫌いと言わんばかりの態度をとられたりしたことはないでしょうか。

というのも、誰かに嫌われたことがトラウマになっている可能性があるからです。

もしそうなら、あなたの「好きな人に嫌われたくない」はそのことが忘れられなくて辛い…という心理から来ているのでしょう。心当たりはありませんか？

また、同じように辛い思いをするのが嫌なんじゃないでしょうか。

でも、好きな人が昔あなたを傷つけた人のようにあなたを嫌い、あなたを傷つけてくるとは限らないんですよ。

今のあなたに必要なのは、過去受けた傷を癒やす方法かもしれませんね。

トラウマが薄くなれば、今の「好きな人に嫌われたくない」と後ずさりして消極的になることも減るでしょう。

おわりに

ご紹介した心理、いかがでしたか。「好きな人に嫌われたくない」という感情は人を好きになったら誰しもがもつものです。

でもその感情が強すぎるとあなたは逆に嫌われたり、彼にとってどうでもいい存在になってしまったりすることがあります…。

なぜなら「嫌われたくない」気持ちが強いとどうしても消極的で無難な行動しかとらなくなるので、相手に「この子は心を開いてくれないんだな」と思われるからです。

もう恋しちゃったんです。せっかくなら嫌われない努力より、好きになってもらう努力をしてみませんか？