好きな人が既婚者！辛い恋から目をさますための自分への問いかけ5つ

好きな人には奥さんがいる…。

叶わぬ恋とわかっているのに、好きな気持ちが止められずに辛い…。

既婚者を好きになってしまうと、辛いのは自分とわかってる。

だけど気持ちは簡単には変えられないものですよね。

今回は、辛い恋から目をさますための「自分への問いかけ」を５つご紹介いたします。

自問自答することで気持ちの整理を付け、少しずつ彼への想いを断ち切るお手伝いになれば幸いです。

1.恋が成就したとして幸せになれる？

あなたの好きな人は既婚者です。

もし、彼もあなたのことを好きになり両思いの関係になれたら、今のあなたの辛い気持ちはなくなるでしょうか？

答えはNOです。

彼と両思いになったとしても、あなたの辛い気持ちは倍増するだけ。

好きな人が既婚者であるという「事実」は、もう変えられません。

あなたの恋が成就したとして、それは世間では「不倫」もしくは「略奪愛」と呼ばれるものです。

もちろん「彼の想いを手に入れた」という幸せはあるでしょう。

ですが、それ以上に発生する障害を考えた時、果たしてあなたは幸せになれると思いますか？

もし「それはそれで苦しいだろう」「そっちの方が辛いかも」そう思える冷静さがあるならば、今ある彼への想いにストップがかかりませんか。

2.「たられば」を想像するメリットはある？

「もっと前から彼と知り合っていれば」「彼が結婚さえしていなければ」そんなことを、何度となく考えてしまうでしょう。

「好きな人が既婚者でさえなければ」そう思う気持ちはわかりますが、今それを想像することに何のメリットがあるでしょう。

彼が既婚者である「事実」から目をそむけて、「たられば」を想像するのは時間のムダだと思いませんか？

今あなたが恋している相手には、結婚していて奥さんがいるのです。

それが目の前にある「事実」なんです。

好きな人のことを考えている時間は幸せでしょう。

「たられば」を想像するうちは心が報われた思いになるでしょう。

でも、それはすべて意味のないことです。

あなたの人生の大切な「時間」を、意味のない想像に費やすのは、もうやめましょう。

3.既婚者でなければその恋は成就した？

あなたは好きな人がたまたま既婚者であったことに心を痛め、辛い気持ちに悩んでいるでしょう。

ですが、もし彼が既婚者でさえなければ、その恋は成就したと思いますか？（たらればを想像するなと言いつつ想像させていますが・笑）

あなたは彼が既婚者であることにフォーカスして、ことさら悩んでいるかも知れません。

でも、彼がフリーの身だったとして、果たしてあなたを本命の彼女に選んでたでしょうか。

酷なことを言うようですが、たとえ彼が独身の時に出会っていても、あなたは本命の彼女には選ばれていなかったかも知れません。

「彼が既婚者だから」という言い訳をミノにして、恋の被害者であるような思いに駆られていませんか？

好きな人が結婚している事実を、「辛い恋に執着する理由に仕立てあげていないか」自分に自問してみるべきです。

4.自分が選ばれた時のリアルな罪悪感、想像してる？

既婚者の彼が自分のことを好きになってくれたら…たとえ不倫と呼ばれても私は幸せだ、と思えるかも知れません。

でも、あなたがそれを「幸せ」だと思えるのは、今の辛い自分を不幸だと感じているからこそです。

もし、本当にあなたが彼に選ばれる日がきて、不倫の関係になるなり、彼が奥さんと別れるなりしたとしたら…。

その時のあなたの心に生じる罪悪感は、いかばかりでしょう？

自分が「幸せ」になって、誰かを「不幸」にした時の気分は、いったいどんな思いだか想像できますか？

今は辛くて不幸だと思っているから、好きな人と両思いになれたときを「幸せ」だと錯覚していますが、違いますよ。

あなたが本当に「幸せ」になれるのは、あなたが他の独身の男性と両思いになれたときだけです。

5.他の男に目を向ける努力忘れてない？

「好きな人がたまたま既婚者だった…」それは不運なことですし、仕方なかったといえるでしょう。

恋する気持ちは止められませんから、恋に落ちてしまったことは仕方ありません。

ですが、この恋をあきらめなければならない…とわかっている今。

あなたは他の男性に目を向ける努力をしていますか？

「だって好きになっちゃったんだもん」その言い訳を繰り返していませんか。

失恋を次の恋が忘れさせてくれるように、今の辛い恋も、他の男性の出現によって忘れさせてくれるかも知れません。

そのためには、まずあなた自身の目を、他の男性に向ける努力が必要です。

すぐに好きになれなくてかまいません。

「他にもたくさん男はいるんだ」ってことだけでも、ちゃんと見るようにしてください。

あなたがたまたま既婚者である彼を好きになってしまったように、思いがけなく誰かに心惹かれることがあるかも知れませんよ。

おわりに

いかがでしたか？

好きな人が結婚しているという事実は、悲しいけれどどうしようもありません。

でも、障害があるほど、恋心は燃え上がるもの。

彼が結婚しているからこそ、あなたの気持ちも燃え上がっているのかも知れません。

だとすれば、それはある種の錯覚です。

障害は恋のスパイスにはなるけれど、それ自体を本質だと見誤ってしまうと、いったい何に恋しているのかわからなくなってしまいます。

辛い恋を忘れるためには、冷静に自分を客観視することも大切です。