マザコン男!心理はなんなの?彼らがママっ子になった原因5つ!
マザコン男ってどう思いますか?
母親を大事にするというのは見方によっては親孝行ですしすばらしいことですが、いきすぎるていると正直ドン引きですよね。
何事にも限度があります。
なぜ彼らはマザコンになってしまったのでしょうか?
今回はママっ子な男の心理、そしてそうなってしまった原因を解き明かしていきたいと思います!
1.母親が過干渉だったから
母親がなんでもかんでもやってくれる…、それが大人になるまで続くと間違いなくマザコンになります。
これは「自分のために母親がいて、母親のために自分がいる」という心理です。
精神的に全く自立ができていないのです。
母親がなんでもかんでもしていいのは極端な話赤ちゃんまでです。
未成年でも(親の監視のもとですが)ある程度自分のことは自分でさせるのがふつうです。
そうやっていろいろなことを経験し、学ぶのは将来生きていくためには必須。
そして成人するまでその手助けをするのは親のつとめです。
なのでそれをしなかったのは「子育ての手抜き」と言ってもいいでしょう。
なぜ過干渉になったのか?考えられる原因は、まず「母親が子供を一人の人間として認めていない」。
そして「母親が子供の人生を自分の第二の人生だと勘違いしている」です。
「干渉」の意味は当事者でない人が首を突っ込むこと。
血のつながりがあったとしても子供は結局他人であり、母親は当事者ではないのです。
それを理解できていない母親が、息子をマザコン男にしてしまったのです。
2.母親が人生で初めて愛着をもった異性だから
朝から晩までずっと一緒にいて、自分の面倒をみてくれる異性…それが母親です。
なので息子は自然と母親に対して愛着が芽生え、「独り占めしたい」という心理状態になり、自分と同姓である父親にライバル心を抱きます。
それをエディプスコンプレックスといいます。
これは男なら誰でも通る道です。
しかしあくまでも通り道。
なので普通ならば通過します。
エディプスコンプレックスの克服をする…つまり初めての異性へのあこがれをキッパリ潔くあきらめるのです。
ですから、ここで立ち往生し克服できなかった男がマザコンになります。
克服できなかった原因は、多くの場合両親の夫婦関係が良好でなかったからです。
母親と息子の絆が異常に深まってしまい、現在も深層心理で母親という初めての異性へのあこがれを捨て切れていないのです。
3.母親からしっかり愛情を貰えなかったから
なんらかの理由があり幼少期に適切な愛情を注がれなかった子供は、それが深い心のキズとなり「トラウマ」になります。
大人になってもずっと母親の愛情を求め続けてしまいます。
なのでこれは、その愛情の飢えをえんえんと引きずっているためマザコン男になっている…というケース。
愛情の執着という心理状態です。
そのため大人になっても母親の様子をうかがいます。
母親の言うことをなんでも聞き、せっせと必死にご機嫌をとろうとします。
これは幼少期にもらえなかった愛情を今からもらおうとしているのです。
そうやって、過去のキズを癒そうとしているのです。
4.母親を心の底では憎んでいるから
マザコン男は、「~して欲しかった」という欲求不満な心理を母親に対して持っています。
なのでその欲求を満たしたいがために、母親という存在にいつまでもいつまでもこだわっているのです。
マザコンは実は愛と憎しみが同居しています。
この憎しみは表面にはあらわれていない場合が多いのでわかりにくいです。
けれど、深層心理では母親に対して必ず憎しみがあるのです。
「愛して欲しかった」
「褒めて欲しかった」
「認めて欲しかった」
「自立させて欲しかった」
…など、このような「~して欲しかった」という怒りと悲しみ。
それらが合わさって憎しみとなり、現在も根底にあります。
5.父親が子育てに関わらなかったから
父親があまりにも子育てに関わらないと、母親はなんでもかんでもひとりで背負い込んでしまうはめになります。
夫婦というものは持ちつ持たれつの関係でないとうまくいきません。
そのため、そうでない父親と母親は必ずといっていいほど衝突します。
結果、母親は精神的におかしくなり、子供に対して過干渉になるなど息子が将来マザコン男になるようなことをしてしまった…これはそういったパターンです。
いちばん息子と近い存在の母親。
その母親がまともな心理状態でないと、子供はまともな育ち方をしません。
さらに息子は母親を悲しませた父親が大っ嫌いになるので、母親への愛が強くなり、マザコンが加速するのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ようは男がマザコンになるのは幼少期の子育てに問題があったためです。
だからといって「かわいそう…」という同情的な心理にならないでください。
確かに原因は親なのですが、それを大人になっても乗り越えられていないというのはちょっと人間的に未熟だからです。
なので、常に自分の母親を優先するような男は避けたほうがいいでしょう。