「一人が寂しいから結婚」は失敗する!孤独から抜け出せない理由6つ

彼氏がいても、どうしようもなく一人が寂しくなる時ってありますよね。

仕事を終えて家に帰っても、誰もいない毎日。

一人暮らしの寂しさは慣れることなく、孤独を感じる一方。

この世で自分だけ取り残されたような、そんな恐怖に襲われることもあるでしょう。

そんな感情から「彼と一緒に暮らせばこの寂しさはなくなるはず」と、彼氏との未来を早く手に入れたくなると思います。

しかし、寂しいことを理由に結婚しても解決にはなりません

なぜ孤独から抜け出せないのか、その理由をお話ししたいと思います。

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1.思っていた生活と違うかもしれないから

自分が思い描いている生活が手に入らなかった場合、あなたはおそらく満たされないでしょう。

結婚は孤独を癒すものじゃないことに気づいてしまったら、あなたは寂しさから抜け出す方法を失い、より孤独を感じる可能性があります。

今のあなたは「彼と一緒に暮らしたら一人じゃなくなる。寝ても覚めても愛する人がいる毎日が寂しいわけない!」

と幸せな生活を想像し、一刻も早く手に入れたいと思っていると思います。

しかし、想像はあくまで想像です。

実際一緒に暮らすようになったら、あなたが思い描いていた生活とはおそらく違うものになるはず。

そうなると「こんなはずじゃなかったのに…」と落胆するでしょう。

例えば、もっと一緒にいられると思っていたのにそうではなかった、という風に。

つまり、現実と理想のギャップにより寂しさを感じるかもしれないということです。

今が寂しいから、寂しすぎるから余計に、想像力をフル稼働して幸せな未来を思い描いてしまっていると思います。

それが結婚後、あなたの首を絞めることになるということですね。

2.結婚生活特有の悩みが出てくるから

一人暮らしの寂しさは解決できても、結婚ならではの寂しさがやってくる可能性があります。

そうなったら結局寂しい状態から逃れられない、ということになってしまいます。

例えば、彼が全く家事をしてくれなくなった、とか。

子供ができても、子育てへの価値観の違いですれ違う、など。

安心と慣れで必ず関係は変化しますし、身近になればなるほど二人の違いがはっきりしてくるものですからね。

なのでこんな風に、自分だけが頑張っているような気がして孤独を感じるようになるかもしれません。

あなたの熱意と彼のそれとの間に温度差があると、とてつもない寂しさを感じるでしょう。

3.寂しさを彼に埋めてもらおうと思っているから

彼を愛していることはもちろんでしょうが、今あなたがそれほどまでに結婚したいのは、寂しいから。

つまり、一人の寂しさを彼氏に埋めてもらうため、と言えますよね。

しかし寂しさというのは、自分自身に原因がある場合がほとんどです。

それに気づかない限り、寂しさからは逃れられないでしょう。

周りからのけ者にされているわけではなく、彼氏もいて友達もいるのに寂しいのは、あなた自身が寂しさの種を持っているから。

その理由を知るには、あなたが自分の心と向き合う必要があります。

例えば、
・自分に自信がなくていつも劣等感を感じている。
・誰にも認めてもらえない気がする。
・誰も本当の自分を分かってくれない気がする。
・人間付き合いが苦手でつい人の顔色ばかり伺ってしまう。

こういうことが孤独に繋がることもあります。

なので結婚は、誰かに選ばれという自信になり、自分だけの味方ができることになるので、この寂しさから抜け出せるのでは?となるんですね。

しかし、これは彼の存在で一人の寂しさを埋めようとしているだけなので、根本的な解決にはなりませんよね。

あなたが寂しさの種を持ち続けている限り、どんな状況でも芽が出る可能性はあるのですから。

4.人付き合いが変わるから

夫婦になると愛する夫とは毎日一緒にいれますが、他の人との付き合いは確実に変わります。

職場の人とは仕事を続ける限り変わらなくても、友達とは疎遠になる可能性はありますよね。

既婚者と独身だと、時間の使い方や価値観などほとんどが変わりますから。

例えば、独身だと平日の仕事終わりに友達に会うこともできますが、結婚後は夫に気を遣いそれもなくなるかもしれない。

会ったとしても今までのように独身同士の話ではなくなるので、会話が弾まないかもしれない。

そうなると自然と独身は独身同士、既婚者は既婚者同士で集まるようになるのです。

それに既婚者の友達がいても、子供がいるのといないのとではまた時間の使い方や話の内容に違いが出てきます。

つまり、あなたに既婚者の友達がいなかったら、あなたは気軽に会える友達がいなくなることになるし、いたとしてもその時々のお互いの状況で思うように会えないようになる、ということ。

そんな状況になるのに、もし彼と喧嘩になっても愚痴のひとつも話せる人が一人もいなかったら、結局寂しいまま。

寂しさを埋めるために結婚したのに、他の人間関係が寂しくなるのです。

これは「一生支え合って生きていきたい」という理由で結婚しても感じるかもしれない寂しさなのに、寂しさを理由に結婚したら余計に孤独を感じると思いませんか?

5.「一人」がより怖いものになるから

寂しいから結婚して、あなたの思い通りの生活が送れたとしましょう。

心が満たされても今度は「この幸せがもしなくなったらどうしよう」「また一人になったらどうしよう」と不安がつきまとうようになるかもしれません。

彼を失ったら…という考えが頭から離れず、まだ見ぬ孤独に怯え続けることになるのです。

そうなると、あなたはずっと寂しいまま。

欲しいものが手に入ると、次は失うことが怖くなる。

自分に自信がないと特に、相手をずっと自分の元に留めておけるのか不安になるのです。

大切な存在であるほど、失うのが怖くなるのは当然です。

そこで「今を大事にしよう」と安定したポジティブ精神で過ごせるのであれば大丈夫ですが、その不安を自分で対処できずに相手に押し付けてしまうようになったら危険ですよね。

彼にとって重い女になってしまったら、あなたの不安が現実になってしまうかもしれません。

なので、一人でいる今の寂しさを自分でコントロールできない以上、結婚後も何かにつけて孤独を感じるようになるということです。

6.二人の関係は必ず変化するから

結婚すると今までの関係ではなくなります。

あなたに対する彼の態度も変わるでしょう。

その変化についていけないと、どうしようもない寂しさに襲われるはず。

恋人から夫婦になるのですから、同じままではいられません。

もちろん今より愛情深く接してくれる可能性もあります。

ですが、今は一番にあなたを気遣ってくれていたとしても、安心感からそうじゃなくなるかもしれないし、もしかすると放置されるかもしれない。

孤独を埋めてもらおうとしているあなたは今、彼に依存していると言えます。

そんな状態では、一人が寂しいからという理由で結婚に突き進んでも、これから訪れるかもしれない変化にあなたはきっと負けてしまうでしょう。

一緒にいるのに寂しいのは、今あなたが感じている何倍もの孤独です。

一番に分かり合いたい人と分かり合えないのは、何よりも辛いことなのです。

一人が寂しいから結婚しても、その壁にもしぶつかり乗り越えられなかった時、あなたは孤独を埋めるために結婚したことを後悔するでしょう。

おわりに

「一人が寂しいから」という理由で結婚するのは間違いではありません。

どう足掻いても結局は誰もがみんな孤独だし、だからこそ愛する人と寄り添って生きていきたいと思うものだから。

しかし、寂しさから逃げるために結婚するのは孤独をなくす解決策にはならない、ということは理解しておくべき。

結婚は寂しいからするのではなく、何があっても支え合って寄り添って乗り越えていく、と約束することですからね。

彼に一方的に寄りかかるのではなく、あなたも彼の支えになれるよう逞しくなることをまずは目標にしてみるのはどうでしょうか?

(ライター/ゆしん)