好き、愛してるを言わない彼氏。愛情表現がない彼への向き合い方6こ
愛情は態度でも表すことができるけど、やっぱり言葉も欲しいものですよね。
「好き」とか「愛してる」って言葉はとてもスペシャルだから。
でも彼氏がそんな言葉を言わない人なら不安になってしまいますよね。
「愛してるって言いたくなるほど好きじゃないのかな?」って。
確かに言葉は大切だけど、愛の言葉に囚われすぎると本当に大切なものを見失ってしまいます。
これからも彼氏と付き合っていきたいのなら、向き合い方を変えてみましょう。
1.期待は捨てる
彼氏の口から「好き、愛してる」って言葉を引き出すためにあなたから言っていませんか?
もしそんな期待を込めて愛を伝えているのであればやめましょう。
なぜなら、期待というのはすればするほど裏切られるものだから。
あなた自身が辛くなるだけなので、期待は捨ててくださいね。
今までのあなたはきっと彼に「好き」とか「愛してる」を言わせるためにどうすればいいかと考えてきましたよね。
しかし、いくら考えても彼氏はことごとくその期待を裏切ってきたはず。
だから「私のこと本当は好きじゃないのかも…」って不安になっているのでしょう。
彼氏が言わないせいで自分は不安なんだと思っているでしょうが、本当はあなたを不安にさせているのはあなた自身です。
つまり、「あなたの期待があなたを不安にさせている」ということ。
期待はもう捨てましょう。自分のために。
これからあなたが彼氏に「好き、愛してる」と伝える時は、彼氏からの見返りほしい時ではなく、あなた自身がその言葉を言いたくてたまらなくなった時だけにしましょう。
2.自分から聞く
彼が自ら「好き、愛してる」と言うことは期待してはいけませんが、自分から聞くのはOK。
言わないことに不安になるくらいなら自分で聞いた方が早いですからね。
しかし、自分で聞き出すなら多くを求めないようにしましょう。
例えば、「私のこと好き?愛してる?」と彼氏に聞いて「うん」と言ったらそれで良しとする、という感じ。
「うん」と言った彼に「どこが好き?」とか「自分の口で言ってみて」と追い討ちをかけることはNG。
そんなことをすると「うん」とすら言ってくれなくなるかもしれませんからね。
「愛があるならそれくらいしてくれても良いじゃん」と思う気持ちは分かりますが、何でも強要は良くありません。
「私のこと好き?」と聞いて「うん」と言ってくれたら「ありがとう。私も」という感じにサクッと終わらせられる余裕のある女になりましょうね。
3.男性脳を理解する
男性と女性は脳の仕組みが違う、ということは何となくあなたも知っているでしょう。
性別が違うだけで同じ人間だから、深く考えずに同じ思考回路を持っていると思い込んでしまいますが、男と女では全くの別物です。
違う星の生物と言っていいほどに。
なので、そこの部分を理解することで不安になる必要がないことに気付くはず。
女性は自分に襲いかかった感情をパッと言葉にすることができます。
例えば、彼氏と一緒にいて「心が温かいな〜」と感じたらその感情をすぐに「好き」という言葉に変換できる、という感じ。
一方で男性は、自分の感じていることを言葉にするのが苦手なので、彼女と一緒にいて「なんだか嬉しいな〜ふふ」で終わり。
そこに言葉を見出さないのです。
他にも、喧嘩になった時に女性が一方的に話しまくり、男性が黙り込んでしまうのも脳の違いのせい。
わざと黙り込んでいるのではなく、女性にみたいにポンポン言葉が出てこないから何も言えないのです。
だから、彼氏があなたと一緒にいて心地が良いと感じていても「好き」とか「愛してる」を言わないのは、あなたを愛してないのではなく男性脳の仕組みのせい。
それを理解すれば、仕方がないな〜と思えませんか?
4.行動から愛を見つける
「行動と言葉」どちらも必要で大事ですが、愛情表現をしてくれない彼氏と上手に付き合っていくには、あなたが彼の行動から愛を見つけることが大切。
愛があるからこその行動が必ずあるはずなので、そこに注目するようにしましょう。
そうすればちゃんと愛されていることが実感でき、彼氏が「好き」と言わないことも平気になるはず。
例えば、毎日のように「好き、愛してる」と言葉で言ってくれるけど、態度は冷たい彼氏。
愛の言葉は言わないけれど、愛のある行動をしてくれる彼氏。
あなたはどちらが良いですか?
前者のように言葉さえあれば冷たくても安心できますか?できませんよね。
言葉は大切なものですが、都合よく使えるものでもあります。
つまり、口では思ってもないことも言える、ということ。
しかし、行動は相手のことを本当に大切に思っていないとできません。
「好き」「愛してる」と言ってくれないことに不安を感じているということは、今のあなたは言葉で彼の愛を測ろうとしている状態です。
でも、彼氏はあなたに愛してると言わないだけで、愛されていないと感じる行動はしていないのでは?
彼の行動をよく観察し、そこからあなたに対する愛を見つけてください。
そうすれば、彼に愛されてる自信がつくでしょう。
5.「言わない理由」を探すのをやめる
彼はなぜ「好き、愛してる」を言ってくれないのか。
その「言わない理由」を探すのはもうやめましょう。
なぜなら、考えても仕方ないし分かっても理解できないから。
さっき言ったように男性の思考回路は女性には理解できません。逆も然り。
なので、はっきり言って考えるだけ無駄なんです。
あなたの辞書には「愛してるなら言葉でも伝えるのが常識」と書いてあるのでしょうが、彼の辞書の中には言葉で伝えるという常識はないのです。
あなたの常識でいくと「愛の言葉がないのは愛してないから」という理屈が成立しますが、彼の常識でその理屈は成立しません。
だから、あなたの常識で彼を判断することに意味がないのです。
そう考えたら「どうして愛してると言わないのか」不安になっても仕方ないと思いませんか?
もしかするとただ恥ずかしいだけかもしれませんが、恥ずかしいと感じるのも彼の常識から逸脱した行為だから。
とにかく、「愛してると言わない=愛してない」ということではないので、これ以上「言わない理由」を自分の常識で考えないようにしましょう。
6.自分の気持ちを大事にする
あなたはいつも彼の気持ちを知りたがっていますが、あなたの気持ちはどうなのですか?
あなた自身が彼のことを好きで、これからも付き合っていきたいと思っているのであればその気持ちを大事にしましょう。
そうすれば、自分のすべきことが分かり心がブレなくなるはず。
今のあなたは「彼が自分のことをどう思ってるか」ばかりに焦点を当てていますよね。
「愛してるって言わないのは愛してないから?」と彼の気持ちばかり知りたがっています。
では、ここで質問です。
あなたは「彼があなたを愛してくれるなら、あなたも彼を愛するんですか?」
分かりやすく言い換えてみます。
あなたは「あなたのことが好きな彼が好きなんですか?」
もしそうなのであれば愛情表現をしてくれないことを不満に思っても仕方ないでしょう。
でもそうじゃないですよね?
もちろん、自分が愛する人に同じように愛してもらいたいと思うのは当たり前の願望です。
しかし、今のあなたは自分の気持ちはさておき彼の気持ち、彼から見た自分ばかり気にしています。
あなたにまず大切なのは「あなたが彼をどう思っているか」ではないですか?
それを考えた時にかけがえのない存在だと思うのであれば、あなたにできることをすれば良い。
あなたなりの愛し方で彼を愛せばいい。
あなたに愛の言葉を伝えるかどうかは、あなたが悩むことではなく彼の課題です。
何でも複雑に考える必要はありません。
あなたが彼のことを好きならばそれで良いのです。
おわりに
いかがでしたか?
「好き、愛してる」を言わない彼にどうにかして言わせる方法を考えるのではなく、言わない彼氏とどう向き合うかが大切です。
あなたが彼に愛の言葉をしきりに求めるのは、「私のこと本当に愛してるならそれぐらいできるでしょ」とワガママを言って彼を試しているのと同じ。
大切な人を困らせるのではなく、言葉の向こうにある彼の表情、あなたを見つめる眼差し、彼のぬくもり。
そういったものから愛情を見つけるようにすれば、きっと不安は消え去り心が満たされるでしょう。