本気で人を好きになるということ。愛を見つけると芽生える気持ち6つ
ドラマや映画でよく観るような劇的な恋愛をしたことがないと、「本気で人を好きになるということ」についていまいちピンときませんよね。
『激しい恋愛感情=本気で人を好きになること』だと思い込んでしまうと、経験のない自分にガッカリしつつも、それと同時に憧れる気持ちも湧き出てくるでしょう。
しかし、愛には燃え上がるような激しい感情だけでなく、他にも色んな気持ちがあるんですよ!
そこで今回は、愛を見つけると芽生える気持ちたちを見ていきたいと思います。
1.全てが愛おしく感じる
「あ、なんか良いな」って思う瞬間は恋の始まりですが、愛は相手の全てが愛おしく感じます。
良いところだけでなく欠点も自然と許せてしまうのです。(もちろん浮気性などは別ですけどね)
例えば、意外と鈍臭いところや、いつも付いている寝癖が可愛く感じたり。
鼻毛さえも可愛く感じることも。
「好きでたまらないー!!」ってならなくても、こんな風に相手を見てると心がほわ〜んとなる気持ちも愛です。
子犬を見た時に沸き起こる感情に似てると言えば分かりやすいでしょうか。
この母性のような感情も、本気で人を好きになるということですよ。
2.良いことは全て共有したいと思う
自分にとっての良いことや幸せなことを相手と共有したい!と思うのも本気で人を好きになるということでしょう。
簡単なところでいくと例えば、美味しいものに出会った時は「あの人にも食べさせてあげたいな〜」と思う、みたいな感じですね。
綺麗な景色があれば、一緒に見に行って一緒に感動したいなと思うのもそう。
全ての素晴らしいことを一緒に共有したいと思うのです。
逆に、嫌なことを共有して欲しいと思うのは愛ではありません。
結婚式の誓いの言葉では「病める時も…」と言いますが、それは相手の苦しみに対して寄り添う側の誓いであり、苦しんでいる側のものではありません。
だから、自分と同じ目に遭わせようと思うのは愛とはかけ離れた感情です。(愛が冷めた時に芽生えやすいですけどね)
良いことを相手に教えてあげたい、共有したいと思う感情があるなら、それも『本気で人を好きになること』ですよ。
3.一緒にいるとポジティブな気持ちになる
一緒にいるだけで、相手の存在だけで、ポジティブな気持ちになり励みになるのも『本気で人を好きになるということ』。
愛する人がいれば物事を良い方向に考えられたり、頑張ろう!って思えるんですね。
本気で人を好きになるということは、自分自身の力になるのです。
「好きだけど一緒にいてとても苦しい」と、愛しているが故に辛いんだと思う人もいますが、それは愛ではありません。
愛だと思い込んでいるだけ。
愛が辛くなるのはそばにいられないから。そばにいて辛いのは愛ではないのです。
それは、言い換えると執着心だったり支配欲だったり、自分の中に問題がある場合がほとんど。
本当の意味での『本気で人を好きになるということ』は、もっと自分の力になるものなのです。
だから、ネガティブになっていく胸の苦しさを愛だと思ってはいけませんよ!
4.その人のご両親にまで感謝したい気持ちになる
『本気で人を好きになるということ』は、その人の存在に感謝することです。
だから、自ずとそのご両親にまで感謝の気持ちが湧き出てくることもあります。
「この人を産んでくれてありがとう」という気持ちですね。
そのご両親がいなければこの人は存在しなかったと考えると、感謝せずにはいられないのです。
もちろんこんな風に思わないと愛じゃないわけではないので、この気持ちが必須ではありません。
しかし、突き詰めるとこんな気持ちに出会うのも自然と言えば自然でしょう。
ちなみにこの気持ちは、出会った瞬間や愛が芽生えた瞬間に出てくるものではありません。
愛と出会い、その愛を続けているうちに段々と芽生えてくるもの。
なので、こんな気持ちがないからとがっかりする必要はありません。
『本気で人を好きになるということ』は瞬間的に分かるものではないんですよ。
5.強くなれる
『本気で人を好きになるということ』は、本当の意味で強くなれるということでもあります。
なぜなら、その人を失うこと以外怖いものがなくなるから。
だから、今まで怖かったものたちが大した問題じゃなくなるんですね。
これは言い換えると、その人を守りたいと思うことでもあります。
その人を守るためなら強くなれるから。
だから、『本気で人を好きになるということ』は人としてレベルアップすることにも繋がるんですよ。
例えば、今までは友達にも気を使って言いたいことも言えなかったけど、ちゃんと自分の意見を言おうと思えたり。
「私にはこの人がいる」と思うだけで勇気が出て強くなれるのです。
「もっと自分らしく生きよう」と思わせてくれるのも愛のすごいところ。
本気で人を好きになるということは、自分にとって一番メリットがありますね!
6.自分を犠牲にしても良いと思える
相手に依存するというニュアンスではなく、「相手のためなら自分はどうなってもいい」と思えるのも本気で人を好きになるということ。
これは結構究極ですが、愛が芽生えると自然に出てくる感情でもあります。
例えば、どこが具合が悪そうだったら「変わってあげたい」と思ったり、逆に自分の具合が悪い時は「自分で良かった」と思えたり。
こんな風に相手が苦しむくらいなら自分が苦しむ方がいいと思うのも愛です。
子供を思う親心のような感じですね。
また、自分を犠牲にしても良いと思えるということは言い換えると、「相手がいなければ生きる意味がない」と思うことでもあります。
これは依存的な意味ではありません。
ただ、相手の存在こそが自分の生きる意味だと感じること。
だからこれは『究極の本気で人を好きになるということ』でしょう。
ここまで思える人に出会えたら幸せですよね。
おわりに
いかがでしたか?
本気で人を好きになるということの素晴らしさを分かって頂けたと思います。
「こんな気持ちが芽生えたら愛なんだ」という風にひとつの目安として覚えておいてくださいね。
愛にはいろんな気持ちがありますが、その全てに共通するのは「自分のためになる」ということです。
それは自分をきらきら輝かせ、心に陽が差すこと。
瞬間湯沸かし器のような愛ばかり待ち望むのではなく、少しずつ温める愛も視野に入れて、あなたの中にある愛に出会ってくださいね。