好きと依存の違いを診断!今の気持ちが本物か執着か確認する6項目!

好きと依存の違いを診断したい。

私って実は彼のことが好きなんじゃなくて、ただ依存してるだけかも…。

なんて不安になると、自分の本当の気持ちが知りたくなりますよね。

それでは診断してみましょう。この項目にいくつ当てはまるでしょうか?

当てはまる数が多いのなら、それは依存ではなくちゃんと「好き」ですよ。

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1.相手の幸せを素直に喜べるか

好きと依存の違いは、「相手への妬みをどのように扱うか」です。

まず、「好き」は相手と自分を分けて考えられています。それは相手というひとりの存在を尊重しているからです。

なので相手に幸せなことがあると、素直に喜ぶことができます。

多少「ちょっと寂しいな。いいな」と羨む気持ちはあれど、その気持ちを「私もがんばろう!」とかネガティブな気持ちもポジティブに変換できるんです。上手に活用できるんです。この場合は「好き」と診断できるでしょう。

ですが、依存とは自分と相手を同一のものと見なしています。だから物理的にも精神的にもべったりしてるんです。

なので相手が幸せそうだと「私はこんなに不幸なのに、なんで?私と同じじゃないの?ずるい」って気持ちになります…どうしても心から喜ぶことが出来ないんです。この場合は「依存」と診断できます。

ネガティブはポジティブに変換できる。ネガティブはネガティブのまま。そこが好きと依存の違いです。

2.相手の好みと自分の好みを分けて考えられるか

これは言い換えると、「なにがあっても常に『自分』は『自分』でいられるか」です。

また「相手に影響を受けやすくなっていないか」とも言えます。ここが好きと依存の違いです。

たとえば相手が、自分があまり好きじゃないものに対して「○○好き」と言ったときに「そうなんだ(人それぞれだよね)」って平静でいられるのなら「好き」って診断できます。

逆に「どうしてそんなの好きなの?」って不機嫌になって好きなものを嫌いにならせようとしたり、または自分もなんとか好きになろうと過剰な努力をする。

これは相手の感情に影響を受けすぎています。なので「依存」と診断できるでしょう。

「好き」は、自分は自分として尊重し、相手は相手として尊重しているんです。

ですが「依存」は自分と相手を一緒くたにしています。自分と相手の境界があいまいなんです。好きと依存の違いはそこにあります。

3.相手に満足しているか

この問いにすぐ「はい!」と答えられますか?

それなら「好き」と診断できます。「基本は満足してるけど、○○なところは不満かな」くらいでも、「好き」と診断してOKです。

一方「うーん…」と悩んで、すぐに相手への不満が浮かんだ場合は「依存」の傾向ありです。

なぜなら、好きと依存の違いって「相手に過剰に求めすぎていないか」「期待しすぎていないか」で診断できるからです。

「好き」だとそこまで求めないし期待しないのは、相手には相手の事情があるしそもそも「別の人間」だと考えられているから。

逆に「依存」だと求めすぎて期待しすぎてしまうのは、相手と自分を同じものと見なしていて、かつ、自分の所有物だと考えているからです。

「自分のものだから、自分の思い通りにいくはず」と無意識に思ってしまっているんです。

この考えかたの違いが、好きと依存の違いと言えるでしょう。

4.相手の周りにいる人を好意的に見れるか

相手の友達などに嫉妬しますか?

そこまでしないなら「好き」、思わず敵意を剥き出しにしてしまうのなら「依存」という診断になります。

私が一番だから」っていう心に余裕があるかないかも、好きと依存の違いなんです。

「好き」なら「友達への好きと私への好きは違うから」って前提があるので、あまり嫉妬しないんです。

でも「依存」の場合は、もう連絡を取られるのすらイヤになります。

どうしてそんなふうに好きと依存の違いがあるのかというと、「依存」する人は自分に自信がなくて取られちゃわないか常に不安だから…なんです。

劣等感があるから相手に依存するんです。自信がない部分を埋めて欲しいから、相手を取り込もうとするんです。

なのでこの項目で診断するときは、自己肯定感があるかないかも合わせて考えてみると良いでしょう。ある場合は「好き」、ない場合は「依存」ですよ。

5.やるべき事をやれているか

大切な相手の存在は、よくも悪くも自分の生活に入ってくるものです。

それでも相手との関係を大切にしつつ、ご飯を食べる、寝る、仕事に行く…など、必要最低限の自分のやるべき事ができてるかどうか。これも好きと依存の違いであり、診断できる項目のひとつ。

「好き」ならなんとか出来ます。体調管理したり、職場など周りに迷惑をかけないことは、好きな相手を大事することと繋がってると冷静に考えられているからです。

だって自分が体調を崩すと、好きな相手に心配をかけちゃいますよね。

職場に迷惑をかけたら、仕事がなくなってお金もなくなって…デートすら出来なくなるかもしれないですよね。

一方「依存」はやるべき事がほとんど出来なくなります。

頭のなかは依存相手のことでいっぱい。それ以外が見えなくなるんです。「今」楽しいとか、「今」辛いとか…「今」しか見れないんです。

冷静な視点がないから、未来のことを考えられないんです。

なので好きと依存の違いは、「ある程度冷静さを持っているか」とも言えます。

6.「相手を好きな自分」を好きと思えるか

基本みんな、「依存はよくない」と心のどこかでわかってるはずなんです。あなたもそうじゃないですか?

だって依存してる状態って苦しくて辛くて、ストレスがたまりますからね。

だから「好き」の場合は相手の事が好きな自分が素直に好きだし、「依存」してる場合はそんな自分が嫌い。これが好きと依存の違いでしょう。

苦しいこと、辛いことに対して心は正直に「しんどい」と反応します。

だから一度自分に「私はいま相手のことを好きで幸せ?」って問いかけてみる。そしたら好きと依存の違いがわかるし、自分がどっちか診断できるでしょう。

おわりに

好きと依存の違いは理解できたでしょうか。

そして診断した結果、あなたはどちらでしたか?

もし残念ながら「依存」だったのなら、今の状態が続くといずれふたりの関係は壊れてしまいます。

なのでまだ取り返しのつくうちに、早めの対処をするのが良いでしょう。

(ライター/アマノ)