結婚したくない女だけど子供欲しい!シンママ選択の前に考える事6ツ

結婚したくない女だけど、でも、子供は欲しいかも。

なんてふんわり考える時ってありますよね。

そのような考え方の人はいますし、「女手一人で育てる!」って本当にシンママを選択するケースもあります。

ですが実際行動に移す前に、今回ご紹介することを考えてみてください。

もしかしたら、その結婚したくないけど子供が欲しいという考え方が変わるかもしれません。

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1.なぜ父親はいらないと思うのか

そもそもなぜ「結婚したくない」のでしょうか。

それはあなたがおそらく「女」として、「男」という生き物に絶望しているからではないですか?

絶望しているから期待できないしいらない。むしろ「邪魔」くらいに思っている。

だったら結婚したくない、自分に期待するほうがまだマシだし、私のような女なら多分できる。

…このような複雑な気持ちを抱えていないでしょうか。

まずはその気持ちをどうにかしないことには、「子供が欲しい」と思っても実行に移すのは危険です。

人と人は…というより社会は、助け合いで成り立っています

なのであなたが「いらない」と思う相手に手を差しのべられることもあります。

その差し出された手を跳ね退けてしまうと、苦労や責任を全て1人で背負い込むことになるんです。それってすごくもったいないことです。

素直に「助けて」と頼れないと、子供を育てるのは大変です。子育てもそうですが、生きるのも難しいですよ。

なのでまずは、自分が結婚したくない女になった経緯を深掘りするところから始めてみるといいかもしれません。考え方が変わるんじゃないでしょうか。

2.自分が子供の立場だったらどう感じるか

あなたが「結婚したくないけど子供は欲しい。女手一人で育てたい」と思っていても、子供は「お父さんが欲しかった」と思うかもしれません。

それは産んでみないとまだ分からないこととは思いますが、ある程度子供の気持ちは想像はできるはずです。

周りの友達で、お母さんに育てられた人、お父さんに育てられた人…またはおじいちゃんやおばあちゃんに育てられた人はいませんか?

その人たちって、「両親がそろっていて、かつ仲が良い」家にあこがれを抱いていませんか?

いくら離婚する家庭が増えたといっても、女1人で育てているケースは少ないです。

ということは、母子家庭は少数派。少数派の人が周りからどういう扱いを受けるのか…それはあなたにも想像できるんじゃないでしょうか。

それはある程度心が成熟した大人なら耐えられるかもしれませんが、幼い子には難しいことです。

ですから子供は欲しいけど結婚したくない、というあなたの願望は、子供にとっては身勝手に映るんです。

3.親に助けは求められそうか

あなたの「結婚したくない」気持ち、そして「でも子供が欲しい、女1人で育てていきたい」その気持ちを親は受け止めてくれるでしょうか。

というのも、女1人で育てるのは本当に大変です。

だからやはり、親などの身内にサポートしてもらうと体力的にも精神的にも余裕があって楽なのです。

なのであなたの親がどの程度協力的になってくれるか、考えてみてください。

子育ては親だけで行うもの、と考えがちですがそれは違います。基本は皆で育てていくものです。

だって将来の国を任せる人間なのですからね。

あなたのご両親は「孫の顔が見たい!」と昔から言っていましたか?

そうであれば、結婚したくないけど子供は欲しいあなたに最初は驚いたり怒って反対するかもしれませんが、最終的にはあなたの気持ちをくんで助けてくれるかもしれませんね。

4.人に引かれても平気なメンタルはあるか

おそらく「結婚したくないけど子供が欲しい。男はいらないから女だけで育てる」という人は少数派です。

少数派だと、多数派の人から遠巻きにされる…なんてこともあるでしょう。

人は「この人は(私基準で)普通じゃない」と感じる人を排除しようとしますから。

もちろんそんな偏見を持たず親身になってくれる人や、あなたと同じ考えの人とめぐり合う可能性もないとは言い切れませんよ。

でも期待は禁物です。少数派ということは、可能性が少ないということですから。

自分はその環境に耐えられる女かどうか、想像してみてください。

今まであなたが「周りを気にせず1人で生きてきた女だから大丈夫」というタイプであれば、うまくいくかもしれません。

でも今まで多数派な人々に属してきただとか、少数派で辛い想いをしてきた、というタイプであれば、考え直した方がいいです。

きっといつか耐えられなくなります。

5.第2の人生を子供に歩ませようとしていないか

結婚したくない、でも子供だけは欲しい女のあなたは、自分の人生、主に学生時代のことを後悔していませんか?

そしてその後悔をなかったことにしたいと、どこかで考えていないでしょうか。

その思考を持っている人は、かなりの確率で子供の人生に感情移入しがちです。

自分の分身と考え、よい人生を歩ませようと厳しく育てます。

一度、自分の人生を振り返ってみてください。

6.子供とは短い間しか一緒にいられないけどいいか

子供は人生のパートナーではありません。もちろんあなたという女の彼氏でもありません。

いずれ母親のもとから巣立ちます。早いと成人するまでの18年しか一緒にいられないのです。

18年って本当にあっという間ですよ。

子供が老後の面倒をみてくれる、とか老後話し相手になってくれる、とかは期待できないんです。

将来的に唯一の身内になるかもしれませんが、もしかしたらそんな子供に嫌われてしまい、絶縁状態になる可能性だってあるわけです。

そう考えると血はつながっていても「確かな繋がり」なんてないし、子供が欲しいと思って産んでも、結局は寂しくなるだけだと思いませんか?

むしろ結婚相手の方が長い間一緒にいられるのです。

あなたは結婚したくないと思っているとは思いますが…「将来寂しい思いをするのがイヤだ」という気持ちが強いのであれば、結婚を考えた方がいいかもしれませんね。

おわりに

「結婚したくないけど子供は欲しいな。せっかく女なんだし」という気持ちも分かります。

でもひとりの命を育てるわけですから、相当な覚悟が必要です。

途中で「やっぱりやめた」と投げ出すことは出来ません。

やりたいことを諦めなくちゃいけないことも出てくるでしょう。

結婚したくないけど子供は欲しい、その夢を叶えたらとにかく苦労する…ということは忘れないでおきましょう。

(ライター/アマノ)