出会わなければよかったと思う心理は?後悔だけとは限らない本音7選
お互いに大好きでいっしょにいたはずの彼。
でも「いっそ出会わなければよかった」なんて言われてしまったら…
もうショックが大きすぎますよね。
それまでの関係を全否定されたような気持ちにもなるこの台詞。
ですが、言葉の裏側にあるのは否定的な心理ばかりとは限りません。
「出会わなければよかった」という言葉に隠された心理について、今回はじっくり迫っていきましょう。
1.「好き」が大きくなりすぎて苦しい
出会わなければよかったと感じる心理には「好きすぎて苦しい」というものがあります。
相手のことをそれだけ好きになれるというのは、はたから見ればとても素敵なことですよね。
けれど、本人にしてみれば気持ちが大きくなりすぎてもはや苦しいのです。
これはそれまでの相手にはなかった自分の感情の大きさに、彼自身がキャパオーバーになっている状態の心理。
どんなに好きでもこれほど苦しくなるくらいなら、いっそ出会わなければよかった…無難な毎日を過ごしていたかった…。
というどこか複雑な心がはたらいているのでしょう。
2.自分の嫉妬深さに気づいてしまった…
それまでの恋愛ではいつも余裕があったのに、急に自分の嫉妬深さに気づいた。
そして自己嫌悪に陥ってしまうのも「出会わなければよかった」と感じる心理のひとつです。
彼はそれまで、ほとんど嫉妬もしないスマートな男だったのでしょう。
けれど、あなたと出会って自分の中にもどす黒い嫉妬心が渦巻いていることに気づいてしまったのです。
それまでの自分に余裕を感じていたぶん、彼は自分でも知らなかったこの嫉妬深さに自分でも戸惑っているのです。
とつぜん現れた自分の嫉妬心に、彼はできることなら気づきたくはなかったのでしょう。
3.些細なことでも傷つくのがつらい
出会わなければよかったと感じる裏には、あまりにも些細なことで傷ついてしまう恋愛がつらい…という心理も考えられます。
大好きな相手を前にすると、その人のふとした言葉やちょっとした態度にも敏感になってしまいますよね。
他の人なら気にならない一言に深く傷ついてしまうこともあるでしょう。
彼はそんな敏感な自分にしんどくなってしまったのです。
些細なことで一喜一憂したくないとは思いつつも、コントロールすることもできない…。
あなたとさえ出会わなければ、こんなに敏感になることもなかったかもしれない。
と、逃げ道のように考えているのかもしれません。
4.いつか別れてしまうのが怖くてしかたない
相手のことが好きで好きで付き合っているからこそ「いつかは別れる日が来るんじゃないか」という心理も強くなります。
そうやって別れに対する強い恐怖を感じながら一緒にいるのは、正直つらいですよね。
出会わなければよかったとすら感じてしまうほど、彼には不安が大きくなり過ぎたのです。
それくらい、彼のこれまでの恋愛は気楽なものでもあったのでしょう。
別れることになればそれはそれでしかたない、と思えたのかもしれません。
5.どんなに好きでも結ばれないのに…
彼との関係が不倫などの不毛なものである場合、
「どうしたって結ばれることはないのに…」
という心理から出会わなければよかったと感じることがあります。
誰しも、大好きな相手とはずっと一緒にいたいと思いますよね。
けれど、どんなに一緒にいたくても未来がないとわかっている関係に彼は絶望してしまったのです。
最初は軽い気持ちであなたと関係を持ってしまったのかもしれませんが、気がつけば彼はあなたに夢中になっていたのでしょう。
6.恋愛が第一になって他の事が手につかない
仕事中や友達と過ごす時間もあなたのことが気になり過ぎてしまう。
彼はそんななにも手につかない不安な心理から「出会わなければよかった」と感じているのかも。
本来なら仕事でも成果を残さなきゃいけないときなのに…
遊びや趣味に没頭したいのに…
まさか自分が恋愛至上主義のようになってしまうなんて。
何事にもまじめで一生懸命な彼ほど陥りやすいのがこのパターン。
彼女がいても仕事は仕事!友達は友達!
とうまく切り替えたいのにそれができなくて歯がゆいのです。
7.別れたほうがいいとわかっているけど離れられない
あなたとは別れたほうがお互いのためだとわかっているのに、どうしても離れられない!
そんな心理も彼には「出会わなければよかった」という言葉を引き寄せてしまいます。
彼は価値観の違いや、お互いの性格などから「合わない」と頭ではわかっています。
でも気持ちがそこに追いつかなくて別れられないのです。
どんなにお互いのことが好きでも、合わない相手とは別れたほうがいい。
それなのに、大好きだからこそ離れがたいと思ってしまう。
そんな切ない心情があらわれているのでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
言われた側にはとてつもない破壊力を感じる「出会わなければよかった」という言葉。
ですが、それは彼の深い愛情ゆえという可能性もあるのです。
あなたと一緒に過ごした毎日を後悔しているというよりは、それまで経験したこともないような気持ちの揺さぶりに彼自身がいちばんびっくりしたのかもしれません。
言葉だけを安易に受け止めてしまうのではなく、彼の様子などからぜひその本音を探ってみててくださいね。