彼氏がうつ病になった!支えるために彼女として出来ること5つ!
大好きな彼氏の様子がおかしいと思っていたら、うつ病発覚!
支えてあげたいけれど、どう接したらいいのか分からないと困っていませんか?
今回は、精神的に参ってしまった彼氏のために彼女が出来ることをご紹介します。
1.きちんと彼の病気を理解しよう!
うつ病は「気分の落ち込み」だけではありません。
不眠や食欲・性欲の減退、全てのことに興味が失せるなどといった様々な症状が現れます。
特に午前中は気分が滅入りがちで、夕方になると少しマシになるという日中変動なども現れます。
真面目で責任感が強い人ほどかかりやすいというデータもあるほどです。
彼氏が今まで頑張りすぎていたということを理解してあげることがまず彼女がしてあげられることの第一歩です。
「話を聞いてあげる」という姿勢を持つことが何より大事です。
でも、無理に聞き出そうとせず、「彼が話したくなったら、いつでも聞くよ」というスタンスでいてあげましょう。
それが、うつ病の彼への接し方として求められます。
2.無理に励まそうとしない!
彼氏の元気がないからといって、励ますのは厳禁です!
「頑張りたいけれど頑張れない」のがこの病気の特徴です。
「俺がこんなことになって迷惑ばかりかけている」とネガティブな発想に陥っている場合があります。
「付き合っていても迷惑になるだけだから別れよう」なんて言い出してくる恐れも考えられます。
うつ病の治療中は「大きな決断をしない」ということが大切と医師からも指示があると思います。
でも、患者本人の耳に届いていない可能性もあります。
「私は大丈夫。心配することないよ。」と受け止めてあげる姿勢でいてあげることが何よりの支えになります。
また、接している内に彼女の貴方まで気が滅入ってしまうことがあります。
「私のせいで彼がこんな風になったのではないか」と自分を責めることは止めましょう。
うつ病は心の病だと思われがちですが、脳の病気だということも最近の研究でわかってきています。
脳の伝達物質の異常で起こりうるものなので、今までの彼氏と印象が変わっても、自分や彼を責める必要はありません。
ただ、優しく見守るだけで十分、彼の支えになれているはずですよ。
3.無理に気分転換をさせようとしない!
「家に閉じこもってばかりより、外出して気分転換をした方がいい」と思いがち。
でも、それはうつではない人が気分的に参ってしまった時には有効ですが、うつの時はかえって逆効果です。
ただでさえ心身が疲れやすくなってしまっている状態です。
無理に連れ出そうとすると「前は楽しめたのに」と自分を責めてしまう可能性もあり得ます。
症状が落ち着き、社会復帰を考え始めた時に森林浴に連れて行ってあげるなどのリハビリは良いでしょう。
でも、彼氏が「出掛けたくない」「誰とも会いたくない」という状態の時は、病気がそうさせてしまっていると思いましょう。
あまり深刻に受け止めずに「まだ外出は時期が早かったかな」とスルーしてあげられる余裕を持ちましょう。
4.彼の家族や友人とサポート体制をとる!
彼の家族や友人などとサポート体制を築いておくことも大切です。
彼が一人で病院に行っているのであれば、彼女である貴方が一緒に付き添ってあげて医師の話を家族にしてあげるなどということも大切です。
うつ病になると、口数も減ってしまいます。
医師とうまく意思の疎通がとれなくなっていることもあります。
彼氏の状態をよく理解している人が付き添うなどのサポートがあることで、周囲の接し方や彼の状態について医師とも協力し合い、彼の治療方針が決まることがあります。
またこの病気は無気力になりがちです。
突発的に「自分なんかいなくなればいい」と衝動的に自分の存在を消そうとしたり、自分で自分を傷つけることもあります。
そういった突発的な行動から彼氏を守るためにも周囲の連携が最も重要なことです。
5.共倒れにならないようにする!
彼氏を支えたい一心で、うつ病の彼と向き合い、自分の時間を全て彼氏に捧げよう、支えようとすると彼女である貴方まで心身が参ってしまいます。
時には友人とショッピングに出掛けたり、美味しいものを食べに行くなどガス抜きを行うことも大切ですよ。
「うつ病で苦しんでいるのに、自分だけ遊んでいいのか」と罪悪感を抱く必要はありません。
彼氏=貴方ではありません。
「彼を支えなければ!早く元気になってもらわなきゃ!」
と自分を犠牲にすることで、だんだん貴方の心身も参ってきてしまいますよ。
自分が気分転換できる時間は最低限確保しておくようにしましょう!
そうすることで、貴方もまた心のエネルギーがフル充電され、苦しんでいる彼を支える原動力にも繋がります。
また、彼に対して優しく接する余裕が生まれます。
彼がうつ病の苦しみから抜け出せた時に「ここ、一緒に来たかったんだ」と新しいデート先を見つけておけます。
また、気分転換を図ることで閉鎖的な気持ちに陥ることもなくなりますよ!
おわりに
うつ病は、今は5人に1人が生涯に一度はかかると言われています。
真面目で責任感の強い彼が参ってしまった時に、一番の支えになれるのは彼女の貴方です!
けれど全てを背負う必要はありません。
病院や家族、友人などとうまく連携を取り、彼がまた笑顔に戻れるようにしてあげられるといいですね!