婚約の挨拶!両親顔合わせで失敗しないための心得5つ
心から愛する人と出会い、同じ時を過ごして、世界中で自分が一番の幸せ者なんじゃないかと思えるようなプロポーズを受けて、これからは夫婦として幸せへの道をいく……。
と思ったら最終関門が待ち受けていた!
今回は、「婚約の挨拶」について、両親顔合わせで失敗しないための心得をご紹介いたします。
女性ならばいつかは絶対に通らなければいけない道。
チェックしておいて損はありません!
1.自分の両親としっかり打ちあわせ
婚約時の両親顔合わせで、スムーズに互いの挨拶を成功させるためには、まずは自身の両親と、しっかり打ち合わせをしておくことが重要といえます。
もちろん自分の両親も婚約を喜んでくれているはずです。
ですが、いざ挨拶の場になった時に、緊張や固い雰囲気にのまれて、うまく打ち解けられなかったり、話につじつまが合わなくなったりする可能性も十分に考えられます。
そういった混乱を防ぐためにも、まずはお互いの両親顔合わせの前に自分の両親との打ち合わせをしておくべきといえます。
二人の出会いや、今後の生活のことについて、子供はいつ頃もうけるつもりかなど、さまざまな質問を想定して、自身の家族と話し合っておくことがポイント。
また、当日のお店や、着物で出向くのであれば着付けの手配など、細かい決定事項も多いはず。
事前に打ち合わせをしておくことで、落ち着いた気持ちで当日を迎えることができるでしょう。
2.当日の話題決め
両家の親睦を深めるために、まずは婚約者同士で、当日どんな話題を出すか大まかに決めておくことも大切。
両親顔合わせの場では、緊張すること間違いなし。
土壇場で混乱を防ぐためにも、話題決めはしておくべき。
婚約の両親顔合わせの席で、好ましいとされる話題は、二人の結婚式や披露宴をどうするかの話や、お互いの出身地の話題など。
また、両家の仕来たりや特別変わった風習などがある場合は、この場で話しておく方が良いでしょう。
現代での両親顔合わせは、結納や堅苦しい儀式的な要素を省くことも珍しくありません。
お互いの家族が、縁あってつながりを持つということのお祝いという意味合いの方が強くなっている傾向もあります。
緊張しすぎず、これからの二人をどうか見守ってほしいという気持ちをこめて、二家族が打ち解けあえるような話題を想定しておくことがポイントとなります。
3.結婚記念品等の決定
婚約の挨拶をする席では、結婚記念品の贈呈、つまり男性から女性へ婚約指輪を贈り、女性から男性へそのお返しを授与することが、一般的ななわらし。
両親顔合わせの前に、その記念品をどうするか、彼や両親とも話し合い、決めておきましょう。
指輪については、世間で言うところの給料3か月分のものが好ましく、女性から男性へ贈るお返しの品は、時計などが一般的。
両親顔合わせのタイミングで、両家が見守る中記念品を交換することで、二人の結婚への決意を示すことができ、ちょっとしたお披露目会的な要素も十分あり。
こういった記念品の交換をするつもりであれば、事前に品物を準備しておくことも大切。
少々高価なものではありますが、デパートや百貨店を二人で相談しながら回るのも楽しいはず。
挨拶の場で改めて二人の決意と、両親への大人になった自分たちをお披露目する絶好の機会ともいえるので、しっかり準備して臨みましょう。
4.お店の決定と手土産
当日どんなお店で婚約の挨拶をするか、両親顔合わせで出向いてくれたそれぞれの家族に、どんな手土産を用意するか、事前にパートナーと話し合って、決定しておくことも重要です。
基本的には、和食、洋食、中華、好みで決定して問題なし。
料亭やホテルなどを使うのが一般的とされています。
決まった予算内で、どういった料理にするかなど、カップル同士でよく話し合い、両家共に確認もしておきましょう。
また、こういった挨拶の場の食事会はコース料理がほとんど。
テーブルマナーなども改めて習得しておくべきといえます。
婚約の両親顔合わせの席で、手土産について持参すべきかどうかも気になるポイント。
特に用意しなければならないルールはありませんが、出身地が両家共に異なる場合は、その地の名産品などが好ましいでしょう。
大切なのは、両家に恥をかかせないということ。
どんなに小さなことでも、まず両家と話し合い、確認をし合うことが重要といえます。
5.当日の進行について
一般的に両親顔合わせの場合、当日の進行役となるのが男性側の父親。
最初の挨拶から、それぞれの両家族の紹介、乾杯の挨拶と締めの挨拶など、何かと多忙な立場といえます。
婚約の挨拶と食事会をスムーズに行うためにも、前もって男性側の父親との打ち合わせを念入りにしておくことがポイントとなります。
両家の親睦を深めるための大切な食事会となるので、全体の雰囲気や時間の把握など、進行役はまさに責任重大といえるでしょう。
当日は、緊張のあまり進行役の父親が、いつもよりお酒がすすんでしまうなんてハプニングも予想されるので、十分にご注意を。
また、せっかくの婚約報告、両親顔合わせの機会なので、最後に両家共に記念撮影をする場合も珍しくありません。
デジカメなどを準備しておくことをオススメします。
おわりに
互いの家族を招き、婚約の挨拶をするという、緊張すること間違いなしの両親顔合わせ。
そこで失敗しないための、事前準備として、重要なポイントをご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?
結婚とは、二つの他人だった家族が一つの大きな家族へとつながるもの。
堅苦しさや面倒は多々あるかもしれませんが、何よりもこれからの二人のために注力しておくことに越したことはないはず。
ぜひ参考にしてください。