彼氏を束縛したい!でもそんな自分が嫌!独占欲から抜け出す方法6つ
どうしようもなく好きだと、自分だけのものにしたいと思うのは当然の感情。
しかしその「束縛したい!」という感情は相手だけでなく、自分の心まで蝕んでしまうもの。
実際にあなたも疲れているのでは?
独占したい気持ちはあったとしてもできれば、穏やかな気持ちで愛したいですよね。
そこで今回は、彼氏を束縛したい気持ちから抜け出す方法をご紹介したいと思います。
1.逆の立場になって考える
誰もが子供の頃から親にこう教えられてきたはず。
「相手の立場になって嫌だと思うことはしてはいけません」
当たり前のことなのに、恋人関係になると案外忘れがちなんですよね。
だから今一度人間関係の基本を思い出し、彼氏の立場になって考えてみましょう。
彼の立場になって考えて反省することで、少しずつ改善できるはず。
あなたは彼のことがすごく大好きだから、束縛したい気持ちが芽生えたんですよね。
つまり、「”好き”という感情は良いもの」ということを言い訳にして独占欲を押し付けているのです。
しかし、いくら好きだからと言って相手を束縛して良いわけではありません。
今のあなたの「束縛したい」という気持ちは、彼を嫌な気持ちにさせていませんか?
彼氏に同じことをされたらどんな気持ちになるのか、考えてみてください。
「信用されてない」と感じきっと不愉快な気持ちになるでしょう。
束縛したい気持ち自体はあっても良いですが、本当に愛があるのであれば彼が嫌がることはやめてくださいね。
2.束縛は別れの近道だということを知る
束縛すれば彼氏をずっと自分の元に留めて置ける、と思うのはとんだ勘違い。
束縛したい気持ちはどうしようもないですが、それを自分でコントロールできないと二人が向かう先は「別れ」のみ。
その事実をしっかり自分の中に落とし込むことで、独占欲から抜け出せるでしょう。
とても好きだから、どこで何をしているのか、誰といるのか気になってたまらない気持ちは分かります。
しかし、その不安な気持ちを我慢できず全部彼氏にぶちまけて安心させてもらおうとしていたら、彼はそのうち逃げてしまいます。
だって、疲れるから。
疑われるようなことを何もしていないのにずっと監視されてるし、連絡が少しでも途切れるとヒステリックに責められる。
今の段階では優しく「気をつけるよ」と言ってくれてても、それが続けば彼の中でのあなたはただの面倒な女になります。
あなたが今のうちに束縛したい気持ちをコントロールしなければ、必ず彼は去っていくのです。
束縛は別れの近道です。
独占欲が湧き出てきた時は、束縛と別れを天秤にかけて我慢してください。
「別れることになってでも、この言葉を彼に言いたいか」という風に。
3.放し飼い精神を養う
あなたは彼氏とずっと一緒にいたくて、ずっと自分だけを見てほしくて、「束縛したい」という気持ちが芽生えていますが、束縛すると逆に逃げられます。
なぜなら、生き物は繋がれると逃げたくなるものだから。
なので、今あなたの手に握られている縄は捨てて、放し飼い精神を養いましょう。
狭いケージの中で育てるのではなく、放牧した方が質の良い鶏が育つのと同じで、愛もある程度放牧する方が質の良い愛になるのです。
彼と長く良い関係を築いていきたいのであれば、この精神がとても大切。
あなたの牧場をいかに居心地が良いものと彼に思わせるか、に力を注ぎましょう。
今までは、束縛したい気持ちに支配されて彼を困らせてしまい、その度に優しい彼は「絶対に裏切らないから大丈夫だよ」「これからもずっと好きだよ」となだめてくれてきたと思います。
しかし、その言葉を信じてはいけません。
今のままでは必ずあなたの手綱を引きちぎってどこかに行ってしまうでしょう。
でももし束縛というケージから彼を出して、ある程度自由にさせるとしたらどうなると思いますか?
例えば、絶対に譲れないルール以外は口うるさくも言わないし、連絡の催促もしないし、彼のプライベートに対しての理解もする、という風に。
あなたがこんな彼女になったら彼は「信じてもらえてる」と感じます。
信頼とはすごく居心地が良いものなので、安心できるんですね。
普段気を張って生きている男性にとっての「安心できる存在」になれたら、それは「揺るぎない存在」になったことを意味します。
こうなってしまえばあなたの勝ち。余程のことがない限り彼から去っていくことはないでしょう。
なので、束縛したいのであればあえて放し飼いにしてみてくださいね。
4.自分を信じ、自信を持つ
「彼を束縛したい」というのは、イコール「自分を信じていない」ということでもあります。
あなたはあなたが自分で選んだ男を信じていない。つまり、自分の見る目を信じていないということになりますよね?
また、束縛することで彼が離れていかないようにしてしまうのは、彼に長く愛される自信がないから。
それも、自分を信じていないから、ということになります。
あなたは彼のどこが好きですか?きっと彼が彼だから好きになったのでしょう。
それは彼も同じ。あなたがあなただから好きなのです。
だから自分をもっと信じましょう。そして、自分の存在に自信を持ってください。
彼を好きになった自分を信じ、彼に好きになってもらった自分に自信を持つのです。
そして、これからも彼に好かれ続けたいのであれば、彼が好きになったあなたのままでい続けてください。
束縛したい気持ちを剥き出しにするあなたは、彼が好きになったあなたではありませんからね。
5.可愛い束縛に変える
束縛したいという感情は誰でも持っているものですが、その表現方法によって結果は違ってきます。
ヒステリックでメンヘラな束縛は破滅に繋がりますが、可愛くて程よい束縛は愛され続ける秘訣になります。
なので、あなたもドロドロした気持ちは捨てて可愛い束縛に変えていきましょう。
そうすれば独占欲で自己嫌悪に陥ることもなくなりますよ!
彼を困らせる束縛というと、彼の言動に対して何かにつけて口うるさく言ったり泣いたり…とかですよね。
そうではなく、何かこうして欲しいと思うことがあるのであれば、『お願い』という形で伝えるのです。
例えば、飲みに出かけるならせめて家に着いたとき連絡して欲しい、と思っているとしましょう。
束縛したいのを剥き出しにしたら「なんで連絡してくれないの!私のことなんてどうでも良いんでしょ!」と泣き喚きますが、
「家に着いたら連絡してほしいな。心配だから。ね?」という風に穏やかに可愛く伝えるのです。
「どうしてそんなこともできないの?」という風に詰め寄ると反省するどころか反抗的な態度で返ってくるので、彼が思わず「わかったよ」と言ってしまうような言い方にしてくださいね。
そしてちゃんと約束を守ってくれたら「連絡くれて嬉しい。ありがとう」と褒めてあげましょう。
これを使いこなせるようになれば、束縛しなくてもある程度あなたの思い通りにできますよ!
6.別れる
誰と付き合っても束縛したいと思うのであればそれはあなたの問題ですが、「この人と付き合ってから束縛したくなった」という場合は別れるのも選択肢の一つです。
なぜなら、それは彼に問題があるかもしれないから。
つまり、彼があなたの束縛心を目覚めさせた、ということです。
もし、「彼は人格も最高だし尊敬できるし完璧だから今まで感じたことがないくらいの愛情が溢れてきて、束縛したいと思っている」のであれば問題ありません。
しかし、もし「彼はつかみどころのない人で、一緒にいる時しか安心できない。目を離すと離れていってしまいそうな気がする」という風なタイプだから束縛したいのであれば、それは彼のせいだということ。
当てはまるのであれば、あなたはダメ男にハマってしまったのです。
「理由はないけどとてつもなく心が惹かれ運命を感じる。だけど、幸せというより不安な気持ちが勝っている」
「冷静に考えるとダメ男の特徴に当てはまっている気がする」
こんな風に思うのであれば、別れた方が良いでしょう。
あなたは彼によって乱される情緒の上がり下がりを愛だと信じているだけ、だからです。
つまり、「こんなに感情が揺さぶられるのは本物の愛だからよね!」という風に、「束縛したいほど好き」なんだと思い込んでいるということ。
本来そうじゃないのに、なぜか彼と付き合ってから常に不安になっている、と思うのであれば、彼の魔術にかかっていないかを疑ってみてくださいね。
彼に対する周りの評価や、彼の人間性を今一度見直してみましょう。
おわりに
束縛したい気持ちに打ち勝つのは至難の業だと思います。
しかし、良い関係を長く続けるには、頑張って独占欲をコントロールすべき。
彼に愛想を尽かされる怖さを思い浮かべて、少しずつ我慢できるようになってくださいね。
この先どんな未来が待っているのかは、あなた次第ですよ!