「魔性の女」と悪女の違いは?男がハマる魅惑的なところ5つ!
「魔性の女」はなんだかイイ女風の響きですが、「悪女」だとちょっとコワ~イ女の印象を受けませんか?
でもこの二つ“男がハマる”という点では共通していますよね。
そう、魔性の女と悪女には共通点がありながらも、微妙に違いがあるのです。
今回はこれらの魅惑的なところをあげつつ、その“違い”についてご紹介いたします!
1.男を振り回す
振り回すというのは意のままに操るという意味ですが、彼女たちにはなぜそれが出来ていると思いますか?
それは魔性の女も悪女も“自分軸”で生きているからです。
「自分軸で生きないと自分にとって損だから」という気持ちが大きく、悪女は「自分軸で生きた方が自分にとって得だから」いう気持ちが大きいのです。
似ていますが、なんとなく後者の方が悪意を感じませんか?
悪女は相手に迷惑をかけようが罪悪感を持ちません。
他人(男)を使ってなんとしてでも自分の得をしようとします。
でも魔性の女は迷惑をかけたらちゃんと罪悪感を持ちます。
他人を使って得をしようとしていないからです。
せっかく生きているのだから自分らしくいなければ損、と思っているだけなのです。
恋愛だけではありません。
仕事も趣味も、今生きている自分に関わること全てにおいて彼女たちは自分軸で考えています。
2.男が追いかけたくなる
魔性の女も悪女も決して自分から男を追うようなことはしません。
それは「追いかけるより追いかけたい!」という男の本能をちゃんと悟っているからです。
魔性の女はそれを“なんとなく”感覚的にしているのですが、悪女は計算のうえで“わざと”放置してじらします。
男は狩猟本能があります。
なので自分から狩りにいける女に魅力を感じ、魅惑的だと思うのです。
彼女たちは上手に男を放っておくことができます。
それは“おひとりさま”が上手だからです。
依存心が低く、決して何か一つを生活の中心にしたりしないのです。
恋愛を楽しみながら別のもの同じくらいかそれ以上に楽しめる、要領の良さを持っています。
3.男が「お金を出したい」 vs 「お金を出さなくちゃ」
3.男にお金を出させる
魔性の女は「お金を出したい」と男に思わせますが、悪女は「お金を出さなくちゃ」と思わせます。
この二つの決定的に違うところは、お金を出すという男の行動が、“恐れ”から来てるのかどうか?です。
男は成人すると仕事をすることで自尊心を育てていきます。
そのため男は社会に認められることが人生の目標と言っても過言ではありません。
お金とはふつう、労働の対価としてもらうもの。
だからこそお金は社会に肯定されたという大事なあかし。
それを女に見て欲しいのです。
魔性の女にお金を出すときの男の心境は「お金を出してこの女にカッコイイと思われたい」です。
ようは“見栄”です。
一方悪女にお金を出すときの男の心境はというと、「お金を出さなくちゃこの女は離れていく」です。
これは“恐れ”です。
4.男が独り占めしたくなる
魔性の女も悪女も常に男から引っ張りだこです。
競争率が高いというそれだけで男の闘争心をガンガンあおります。
なぜ引っ張りだこになるのか?それは「手に入りそうで入らない」からです。
魔性の女は天然で“隙”があります。
そして悪女は意図的に“隙”を作り出します。
よく「“隙”がある女はモテる!」なんて言いますよね。
でも魔性の女も悪女も常に隙だらけというわけではありません。
どちらも自分を持っていて自立心があるので、カンタンになびいてはくれません。こういう女に男は非常に弱いです。
手に入るかと思ったのにするりと逃げていく…魔性の女は素でそれをしますが、悪女はちゃんとタイミングをはかっています。
逃げられた後には別の男が寄ってくる。
それを目の当たりにすれば男は闘争心に火がつき、いわゆる“狩り”の体制に入るのです。
5.男の生存本能をくすぐる
彼女たちは外見でも内面でも男をひきつけます。
すると男は無意識に「この遺伝子が欲しい」と感じます。
自分の子孫を残したくなるということはつまり、魔性の女と悪女は男の生存本能をくすぐっているのです。
本能の部分を刺激されると、男は平静や余裕をどんどん失っていきます。
なので男はどんどん深みにハマり、夢中になります。
そしてここでも魔性の女と悪女で違っているところがあります。
それは自分の魅惑を意識的に使っているか否か?です。
自分の魅惑の使い方なんてふつう、なかなかわからないですよね。
魔性の女だってよくわかっていません。
それを無意識に使ってしまうからこそ“魔性”なのです。
しかし悪女は知識としてそれがあります。
魅惑を上手に、効果的に、ここぞというタイミングで使います。
そしてその行いは悪意にもとづくものです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
魔性の女も悪女もとっても魅惑的ですよね。
「魔性の女」は結果的には自分本位になっていますが、「悪女」は打算を働かせたうえでの自分本位です。
多くの場合悪女は男を疲弊させ最終的に破滅させます。
男に喜びを与え続けることができ、男から見ても女から見ても素敵だと感じてもらえる…それは悪女よりやはり「魔性の女」ではないでしょうか。