別れに話し合いは必要!一歩進むために終止符を打つワケ6選!
別れ話って大体は一方的なモノですよね。
どちらかが別れを決めたら、どちらかはそれを受け入れるしかない…
簡略的にするのなら、メッセージ一つで終了できる。
それなのに、話し合いは本当に必要なの?
今回はサヨナラをするのに、"話し合い"が必要な理由をご紹介します。
もし、あなたが少しでも疑問に思っていて話し合いを苦手とするタイプなのなら、参考にしてみて下さいね!
1.しこりが消える
振る側はどんなに話す事が無くても、振られる側には知りたい事や聞きたい事がある筈。
“付き合う"というのは、一人ではできないからです。
“それなら仕方ない"と相手に理解してもらう事って別れたい側からすると面倒な事かもしれません。
でも後のトラブルを回避し後腐れなく次へ進める大事な儀式なのです。
話し合いは必要ない、と勝手に決めつけ強引に関係を終わらそうとすると、相手は心にしこりが残ります。
でも話し合う事で"すっきり"終わらす事は出来なくても、少しでもそのしこりを消す事が出来るんですよ。
ただ、残さないようにしよう!としてあまりにも言い分が一方的にならないように注意してください。
相手が逆上し、恨まれてストーカー等犯罪に発展してしまう危険性もあります。
なので慎重に時や場所、言葉を選びましょう。
できるだけ冷静に、しっかりと話し合い、納得してもらう事が大切です。
2.心の整理ができる
どんなに別れる事を決めても、面と向かって話し合いをする事って勇気がいりますよね。
ダイレクトに相手の感情が飛び込んでくるし、何より、双方に傷つく覚悟がいる…
しかし、次へ進むためにも、しっかりと向き合う事が必要なのです。
そして"本当に別れる"覚悟を決め、過去に一つの区切りをつけるんです。
面と向かってお互いに伝えあう事で、振る側も振られる側も、今まで抱えてきた気持ちを整理する事ができ、納得できます。
別れたい理由、過去の二人、それを受け入れる事、これからの事…
互いに話し合いながら心の整理をして、一緒に別れへと進んでいくのです。
どちらか一方でなく、一緒に"終わる"事ができるなら、それが一番の理想です。
きちんと心の整理が出来れば、次のステップへと進みやすく、前向きに"終わり"を受け入れられる。
その為には一方的ではなく、きちんとした話し合いが必要なのです。
3.相手の為になる
どんなに相手に対し心が無くても、"別れ"って一人ではできないのです。
当事者は二人。どちらも納得してこそ本当の意味で縁が切れるのです。
そしてそれが、相手に出来る最後の優しさ。
もし、あなたが振る側にいて、この疑問をお持ちなのならもう一度考えてみてほしいのです。
別れ話での話し合いは誰の為か、敢えて言うならそれは、相手の為に必要です。
話し合うときは、あなたの"別れたい"気持ち以外に、"何故"そう思ったかを伝える。
もう無理、サヨナラ!では相手からしたらワケが分からず逆上したり、余計な恨みや傷を植え付ける可能性があります。
でも人は、“何故"が分かると冷静に納得できます。
しっかりと話し合う事で、少しでも互いに心残りが無いよう、最後の務めを果たしてみて下さい。自分と、彼の為に。
そうする事で、お互いに前を向いて歩いていける筈です。
ただし!十分に対策して危険は回避して下さいね!
4.けじめをつけられる
別れ話を通して、自分の欠点を再認識できたり、何故こうなったのかをお互い知る事ができる。
そのけじめは、あなたの未来の為に必要な事です。
二人が繋いできた関係を終わらせる事って本当に辛い事です。
ですが、その"最後の話し合い"が無ければ分からない事実も沢山あるのです。
メッセージや電話でも簡単にできる事ですが、それは敢えて正面からぶつかる事で得られるのです。
多くの人は、"付き合って下さい"、"はい"から始まって二人の関係をスタートしますよね。
それと同じように、関係を終わらせるのもまた、お互いの了承が必要です。
もちろん、振る側は、相手への罪悪感を正面から受け止める度胸がいるし、振られる側は、辛い現実を正面から受け止めなければなりません。
しかし、それは"無駄"ではないのです。
5.前に進める
二人の終止符が突然で意味が分からなければ、必ずそこにはモヤモヤが出来ます。
例え100%納得できなかったとしても、前に進み、いつかお互いに"良い想い出"にする為には、面倒でも話し合いする事が重要。
どちらか一方しか納得していなければ、一方はずっとそこに取り残されてしまいます。
ずっと別れた相手を引きずって、同じところから動けずにいる人って沢山いるんです。
振った側からしても、後味悪い結果になってしまいますよね。
もちろん冷静に事を運ぶのは難しいし、無意味に傷つけ合ってしまうかもしれません。
決断を決めた事でもう話す必要は何もないと思うかもしれません。
ですが、そこには相手が必ずいます。
“今日から一人。でも頑張ろう"と前に進む為の、最後の共同作業なのではないでしょうか。
6.最後だからこそ
別れるのに何を話し合う必要があるの?と思うかもしれませんが、本当に何もないですか?
最後に伝えたい想い、一つ位出てきませんか?
きっとある筈です。
だって別れるって事は、本当に最後、なのですよね。
最初はどんなに愛し、愛されていた二人でも、終わりははあっけないもの。
でも、お互いに与えられた"本当に最後の機会"が、話し合いなのです。
何を言われても考えが変わらないかもしれません。
でも、想いを互いに吐き出せるチャンスは、もうないんですよ。
二人の関係に、相手に、感謝を伝えられるのもこれが最後。
明日からは別々の道へ進む二人です。
“今までありがとう"、それだけでも伝えておくことで後悔なく前に進む事が出来ます。
話し合いは、必ずしも必要な事ではないかもしれませんが、"最後"だと思えば、お互いに伝えあってみてもいいのではないでしょうか?
おわりに
いかがでしたか?
別れは、どちらの立場でも辛いものですよね。
つい、逃げたくなりますが、きちんと想いを"最後"に話し合いする事で膿が取り出せて、いつか笑い話になるはずです。
付き合う事も、別れる事も相手がいてこそ成り立つ事です。
お互いを尊重して思いやりを最後までもって終わらせてください。