過去、好きな人を傷つけた後悔。忘れられない苦しみの乗り越え方5つ
思い出すたびに後悔する、あの時好きな人を傷つけたことを…。
どうして私あんな事しちゃったんだろう?って今となっては思いますよね。
あの時に戻ってやり直したい…といくら悔やんでも、時間を巻き戻すことはできません。
今回ご紹介する方法で、その後悔を乗り越えましょう。過去は変えられませんが未来は変えることができるんですよ。
1.今の自分を褒め、昔の自分を許す
あなたがそのように後悔しているのは、「あの時の私は好きな人を傷つけたけど、今の私なら傷つけない」という自信があるからです。
それはあなたが昔より成長したということ。褒められて当然のことのはずです。自分で自分を褒めてください。
そして褒めることにより、好きな人を傷つけた自分を許せます。
褒められたら、許せたら、そしたらあなたはもう今のように自分を責めなくなるので、後悔を乗り越えられます。
なぜ自分の成長を褒めず、未熟だった頃を責めるのでしょうか?
たとえば職場の後輩が前出来なかったことを出来るようになったら、「でもあの時出来なかったよね!」とあなたは責めますか?
あなたが仕事が前より出来るようになって先輩から、「でもあの時出来なかったよね!」と責められたらどう思いますか?
もうやめましょう。自分の成長を喜んで、自分を許しましょう。
2.「必要な経験だった」と知る
あなたは好きな人を傷つけた過去を後悔して、そのことを忘れずにいるんですよね。
ということは、もう同じことを誰かにくり返さないように、普段からちゃんと気をつけているはずです。だから今あなたの周りにいる人は幸せでいると思います。
なのでその過去は、あなたの成長のためには必要な経験だったんです。好きな人を傷つけたという苦い経験は、決して無駄なことじゃなかったんですよ。
そう考えると後悔の念は薄くなり、それよりも好きだった人への感謝の気持ちの方が大きくなってこないでしょうか。
あなたが過去好きだった人を、まるで踏み台にしているような言い方をしているようで申し訳ないですが…でも人間関係において、そういうのって普通にあることだと思いませんか。
「あーこの発言は空気読めなかったな」とか「なるほどこういうことされると人は喜ぶんだな」とか。そういう経験を経て、人は人に優しくなれるものだと思いませんか。
あなたの好きだった人もじめじめ後悔されているよりは、さっぱり「ありがとう」と思ってもらったほうが嬉しいと思います。なので、後悔に捕らわれすぎないでください。
3.「記憶は薄れるもの」と知る
あなたは学生のときのことって覚えてますか?正直、年々記憶って薄くなっていってないでしょうか。そのように記憶はほうっておけば確実に薄れます。
つまり、あなたは好きな人を傷つけたと頭を抱えてずっと後悔しているかもしれませんが…、とうの向こうはもうすっかり忘れてるという可能性もぜんぜんあるわけです。
それくらい人の記憶ってあいまいだし、確実に残ることはないものなんですよ。
あなたも過去好きだった人(好きな人じゃなくてもいいですが)にされた嫌なことって、最初の頃より思い出す機会がぐっと減ったんじゃないでしょうか?
そのように、生きていく限り記憶は更新されていくもの。だからそんなに心配しなくても大丈夫。
そもそもその人が本当にあなたに傷つけられたことが許せないのなら、今ごろ「今すぐ責任とれ!」って食ってかかってきてると思いますよ。
でも、そんなことないんですよね?ないなら大丈夫です。きっとその人はもう心の整理がついてます。または、他の人に傷を癒やしてもらったと思います。
なので、あなたがひとりで「好きな人を傷つけた」と後悔を抱え、苦しむ必要はないんじゃないでしょうか。
4.傷つけた人の近況をそっと探ってみる
好きな人が幸せそうにしている姿を見ることができたら、好きな人を傷つけた後悔も乗り越えられるかもしれませんね。
自分からマイナスの影響を受けてない元気な相手を見て、「ああよかったな」ってホッと安心できることでしょう。
あなたが後悔していて不安に思うのは、記憶が好きな人を傷つけた場面のまま更新されていないからです。
それから時間は流れていますし、好きな人も生活していくなかで楽しいことや幸せなことはたくさんあったはず。だから大丈夫ですよ。
SNSをこっそり見にいってみてはいかがですか?または共通の友人にさりげなく話を聞いてみるのはできませんか?
ちょっと行動がストーカーっぽいと思うかもしれませんが、見たり聞いたりするくらいだったらぜんぜん平気ですよ。
好きな人を傷つけたそのことを後悔してる。今幸せかどうか確かめたい。それってあなたの優しさだと思います。
5.相手に何か求めてないか考えてみる
あなたは好きな人を傷つけた後悔をしつつ、その人に何かを求める気持ちのほうが強くありませんか?
もしそうであれば、自分だけで乗り越えるのはちょっと難しいですね。たぶん、相手の存在が必要です。
本当に何かを求めていないか、考えてみてください。次すべき行動が見えてくるはずです。
たとえば、「もう大丈夫、気にしてないよ」って直接言ってもらって許されたいと考えていないでしょうか。
もしくは、今の自分なら絶対に傷つけない自信があるからこそ、その人と結ばれたいと考えていないでしょうか。
それならもういっそ自分のために最善を尽くしましょう。
昔好きな人を傷つけた、そのことに対して心からの謝罪を考えましょう。そしてなんとか電話するとか、メッセージを送るとか、会いに行ってみるとか…。
ただこれは、好きな人をまた傷つけることになる可能性も高いです。ヘタしたら気持ち悪いと思われることも…。
なのでそれは覚悟の上でおこなってください。あくまでも相手のためでなく自分のためにするんだということを忘れずに。
おわりに
過去に好きな人を傷つけた後悔、それを乗り越えるためには、まずは自分としっかり対話することです。
自分はどう感じているのか、どうなりたいのか、そしてどうすべきなのか…
今一度、真剣に向き合いましょう。目をそらしたらきっと、好きな人を傷つけた後悔がどんどん自分の中で大きくなってしまうでしょうから。
焦ることはありません。時間をかけてゆっくり乗り越えていきましょう。