同棲が結婚前提ではないのが心配。事前に知っておくべき6デメリット
「もっと一緒にいたい」「会える時間をもっと増やしたい」
ラブラブカップルが同棲を始めるきっかけは色々あると思います。
こんなに仲良しだし一緒に住んだら絶対楽しい!と二人の生活を思い浮かべるだけでワクワクしてしまうことでしょう。
でも、そんな同棲も結婚前提ではないと女性としては不安の方が大きいですよね。
結婚前に一緒に暮らすことについて人それぞれ意見も違うので、何が正解かもわからないでしょう。
やっぱり後悔だけはしたくないですよね…。
今回は結婚前提ではない同棲について悩むあなたへ、知っておくべきデメリットをお伝えします!
1.別れる時が大変
どちらかが元々住んでいたところに片方が転がり込むのも、二人で住む家を借りて始めるのもどちらにしても同棲すると別れるのが大変です。
前者の場合であれば、転がり込んだ方が出て行くことにはなりますが、出て行くのにもお金がかかりますね。
実家に戻れるならいいですが、新しく住む家を借りるのにも引っ越し費用にもその他諸々お金はかかります。
二人で家を借りた場合もどちらかがその家に残っても家賃を一人で払うのは大変でしょうし、それぞれの家を借りるにもお金はかかりますね。
それに、別れると決めても引っ越しが決まるまでは、同じ家で過ごさなければいけません。
場合によってはものすごく苦痛な日々になる可能性もありますよね。
しかし一方で気持ちの面では違います。
結婚前提ではないということはつまり「簡単に別れられる」ということ。
結婚生活ではないので、ダメだったら別れたらいい。
こんな風に気持ち的には責任もないので簡単ですが、お金のことや住む場所を考えたら結果的に別れるのが大変というのがデメリットと言えるでしょう。
なので、結婚前提ではない同棲でも結婚前提でも、万が一のためにこっそりとお金を貯金しておくのが賢いですね。
2.意外に貯金ができない
いつか結婚する時のためにまだ結婚前提ではないけど、一緒に暮らしながらお金を貯めよう!と思っているでしょう。
しかし、現実はそう上手くいきません。
まず最初に同棲するに当たって結構なお金が出て行くので、今まで貯金していた分はほとんど使ってしまうはず。
そして、いざ共同生活が始まると一人暮らしでかかる生活費の2倍ではなく、2.5倍ほどかかってしまいます。
なぜなら生活に苦しい場合を除いて、二人でいることで少し余裕を感じ、気が大きくなるからです。
それに一人だと適当に済ませていた食事もしっかり作るようになるとしたら、材料費はその分かかりますよね。
生活費の問題だけではなく、お金に余裕ができたように感じる同棲は、つい衝動買いをしてしまったりと自分の個人的なことにも浪費してしまいがち。
そんな風に「一緒に暮らし始めたら貯金するぞ!」と思っていてもきっちりと計画しないと全然お金が貯まらず、結婚もいつまでもできないという展開になってしまうので注意が必要です。
なので結婚前提ではないにしても、徐々に結婚資金を貯めたいと思っているのであれば、自分で全てを管理できる一人暮らしか実家暮らしのままの方が良いでしょう。
3.結婚が遠のく
今のところは予定はないとしても、いずれは今の彼と結婚したいと思っていますよね。
でも、結婚前提ではない同棲をすることによって、結婚自体が遠のいてしまう可能性があります。
なぜなら一緒に住むと擬似結婚のような状態になるため、結婚への意識が下がってしまうからです。
もし結婚前提であれば「1年後に結婚する」と明確な目標に向かってるので、そういう意識を保ったまま同棲を続けることができます。
しかし、一緒に暮らすことが当たり前になると「いつまで」という期間がないので、なんとなく同棲を続けてしまうことになります。
例えば、籍を入れたら苗字が変わるだけで今となんら変わらない生活なんだろうな、と思うようになる。
そして、「そろそろ籍入れようか」と言いながらも結婚を先送りにし、とダラダラと同棲を続け何年も経ってしまうカップルはたくさんいます。
最悪の場合、そのまま破局するパターンも少なくありません。
あなたは女性なのである程度の年齢になると、子どものこともありすぐにでも結婚したくなる日がきっと来るでしょう。
でも、彼は男なのでそういう危機感はありません。
長い間夫婦のように一緒に暮らしてしまうと、改めて結婚を申し込むのも億劫になってしまうのです。
なので、結婚前提ではないということが結婚を遠のかせる可能性があるということを覚えていてくださいね。
4.責任感なく始められる
結婚前提ではない同棲は、軽い気持ちで始めることができます。
つまりなんの努力もせず「合わなければ別れればいい」という責任感の無さに繋がってしまうということ。
結婚というのは、人生においても一大決心ですよね。
「この人と一生添い遂げる」という決意のもとするものですから。
しかし、結婚前提ではない同棲はそんな決意は必要ありません。
ただ一緒にいたいからとか、家賃の節約になるからとかそんな理由です。
なのでもし一緒に住み始めてから、性格や価値観の不一致が分かったとしても別れたらいいだけ。
「結婚する前に分かって良かった〜」とポジティブに考えることもできますが、果たしてそうでしょうか。
もし同棲生活をせず、結婚してから一緒に暮らし始めたとしたら。
考え方や家事の仕方の違いで揉めたとしても、簡単に「離婚すればいい」なんて思いませんよね。
円満な夫婦生活をするためにお互いが努力するはずです。
投げやりにならず話し合い妥協点を探し、仲良く生活できるようにできることはするでしょう。
それが結婚に対する責任感です。
なので、結婚前提ではない同棲はそんな責任に対する意識を高く持つことは難しい、というのもデメリットとして挙げられます。
同棲をせずに結婚した方が上手くいく可能性もあるということを覚えておきましょう。
5.マンネリになりやすい
結婚前提ではないまま同棲してしまうと、マンネリになりやすいというデメリットもあります。
なぜなら結婚前提とは違って二人の共通の目標がないので、「なんとなく一緒にいる感」が次第に出てきてしまうから。
一緒に暮らし始めた最初は家に相手がいることが新鮮で、テンション高めでラブラブ生活を送れるでしょう。
しかしそれもだんだんと落ち着いてきます。
最初は寝起きの姿やすっぴんに恥じらう気持ちがあっても一緒に暮らせばそんなことどうでもよくなるし、いつも可愛いルームウェアなんて用意してられない。
彼もボサボサの頭に髭面で一日中ゴロゴロするかもしれない。
そんな姿を時々はよくても当たり前のように晒し始めたら、トキメキもなくちょっと相手に飽きる時がくるでしょう。
そうするとお互いを異性として見れなくなり、スキンシップもなくなる。
だけども一緒にいることには心地いいからなんとなく同棲は続ける。
結婚前にそれはまずいですよね…。
結婚前提ではない同棲は、結婚してからの楽しみを先取りするようなもの。
マンネリ状態になってから「さあ、結婚しよう!」となるのか、一度考えてみてください。
6.親に良い印象を与えられない
昔と違って今の時代は同棲に対してそこまで堅苦しく考える人も減ってきましたが、やっぱり結婚前提ではないというのは親にとって考えもの。
大切な娘を嫁にやるわけでもなく、男と住まわせるわけですからね。
もし別れたら「男と一緒に住んでた女」という経歴が追加されることも親心としては心配でしょう。
彼氏もあなたのご両親と仲が良く、あなたも彼氏のご両親と良い関係を築いているのであればまだ安心ですが、そうでないのであれば印象は良くないですよね。
みんな自分の子どもが一番可愛いので、相手を悪く思うでしょう。
なので、結婚前提ではないとしても、この先結婚する時のことを考えて同棲する前に親にちゃんと彼氏を紹介し、印象を良くしておく方が無難。
親を敵に回すと良いことはありませんよ!
おわりに
いかがでしたか?
同棲するメリットもたくさんありますが、その分デメリットもあるということを分かっていただけたと思います。
目先の楽しさを優先して、将来のことを考えないのは結果的に失敗を招いてしまいます。
他人同士が同じ家で暮らすには、努力なしでは成り立ちません。
結婚前提ではないとしても事前に、お金のことや生活の仕方、家事の負担など二人の間のルールをしっかりと決めてから同棲するようにしましょう。
今が良ければそれで良いのではなく、今の彼との未来を望むのであればよく考えてから決めてくださいね!