男性がからかう心理!彼氏が傷つけるような冗談を言う理由と対処法!
彼氏が、ことあるごとに私をからかう。
傷つくからやめて欲しいと言っても、なかなかやめてくれない。
どういう心理でからかっているんだろう…。
いくら冗談とわかっているとはいえ、度が過ぎると本当に嫌な気持ちになってきますよね。
なぜ彼は、わざわざ傷つけるような冗談を言ってくるのでしょうか。
今回は、その理由と対処法をご紹介します!
彼氏があなたをからかうのには、いろいろな心理が関係しているんですよ。
1.彼氏がからかう理由
1-1.とにかくかまって欲しい
彼があなたをからかってくるのは、あなたに用事があったり、少し忙しくている時期だったりするのではないでしょうか。
その場合、彼氏が余計な冗談を言うのは、とにかくかまって欲しいから。
用事よりも自分を優先して欲しいという心理から、わざと傷つけるような言葉を投げるんです。
今、彼の中では「あなたはからかうと構ってくれる」という方程式ができあがっているため、少々厄介な状態かもしれませんね。
1-2.怒った反応がかわいい
男性の中には、女性の怒った姿がたまらなく好きだという人がいます。
彼氏がそのタイプであれば、からかうのは「怒る反応が可愛くてつい…。」と言う心理から。
彼は自分のその欲求を満たすことを優先しすぎています。
おそらく、あなたが傷ついていることに気がついていませんよ。
1-3.困った顔が見たい
一時期「困り顔メイク」が流行りましたよね。
困り顔の女性を可愛いと思う男性心理は、今もしっかり存在します。
そのため彼氏があなたをからかうのは、困った顔が見たいからという可能性が。
困った顔の女性を見ると、庇護欲がかき立てられ、放っておけないんです。
そのせいで可愛い顔が見たいがためにわざと困らせるような冗談を言う状態に。
一度、困る以外の反応を見せた方が良いかもしれませんね。
1-4.からかわれることが好きだと勘違いしている
一部の男性の心理には、女性には理解しがたいものも見受けられます。
彼氏がからかうのをやめてくれない理由に「からかわれることが好きだと勘違いしている」というものが。
「最初は笑っていたし、本気で怒らないと言うことは嫌がっていない。つまり、からかわれることが好きなんだな。」
そんな不思議な理論ができあがっているんです。
「嫌よ嫌よも好きのうち」ではないことをわかってもらえない限り、彼の冗談は続くでしょう。
1-5.照れ隠し
あなたのことが本当は大好きなのに、それを素直に伝えられないという男性も。
彼氏がそんなあまのじゃくな性格の場合、からかうのは少々度の過ぎた照れ隠しと考えられます。
いつも「可愛い、好きだ。」と心では思っているのですが、それを悟られるのが恥ずかしいという心理が働いてしまうんです。
だからついつい余計な冗談を言ってしまうんです。
なかなかすぐに治るものでもありませんので、気長に付き合うつもりでいてください。
1-6.傷つけることで興奮する
世の中には、相手を傷つけることで喜びを感じる人もいるんです。
彼氏にそんなサディスティックな部分があるならば、からかうのは傷つけることで興奮するから。
もしあなたが傷つけられることに対して喜びを感じているのならば、この上なくお似合いのカップルなのですが…
別にそうではありませんよね。
この心理は治るものでもありません。
彼とこのままお付き合い続けるのかどうか、真剣に考えた方が良いかもしれません。
1-7.愛情表現のつもり
これだけからかっておきながら、傷つけているなどとは全く思っていない男性も。
彼氏があなたをからかうのは、愛情表現のつもりなんです。
あなたのコンプレックスをいじれるのも、愛があるから。
「こんなことをこの子に言っていいのは自分だけ。」という心理が働き、何を言っても許される自信があります。
でもいくら愛があっても、傷つく時は傷つきますよね!
1-8.愛を試したい
彼女のことをからかう彼氏の中には、未だに自分が愛されている自信がない男性も多くいます。
そんな彼が余計な冗談を言うのは、愛を試している時。
どんなにひどいことを言っても、あなたが許してくれるのかどうかの実験なんです。
オレのこと好き?と直接的に聞いても本音を言ってくれるかわからない。
こんな心理が働くため、こんな回りくどい方法を使うんです。
わざわざ傷つけなくても、ちゃんと好きだよ、と言うことをわかってもらえるといいですね。
1-9.優位に立ちたい
からかうことであなたを傷つけ、自分の地位を確立しようとしているというパターンもあります。
余計な冗談言うのは、あなたよりも優位に立とうとしている彼氏の心理を表しているんです。
俺はお前を傷つけられるような立場であり、お前は俺に傷つけられていい存在なんだ、ということを暗に示しています。
本気で傷つくようなことを言ってくる場合は完全にモラハラなので、注意しましょう。
2.彼氏にからかわれた時の対処法
2-1.相手にしない
彼氏からからかわれた時、いちいち「もう、どうしてそんなひどいこと言うの?」と反応していませんか?
毎回反応するから、彼の中で「からかうと相手にしてもらえる」という心理が発生するんです。
相手にしないと決めると、落ち着いてきますよ。
彼が傷つけるようなことを言ってきても、「はいはい」と軽くあしらったり、ため息ひとつで返したり。
からかうことで構ってもらおうとしていた彼氏に、その作戦は通用しないということわかってもらうんです。
最初は思ってもみなかった冷たい対応に彼も戸惑うかと思いますが、とにかく構ってもらいたいタイプの人はすぐに次の作戦を考えてきます。
困らせて気を引こうとする場合は、全て相手にしなくてOK。
恋人には優しくした方が、自分にとって得だと気付かせてあげましょう。
彼の構ってもらいたい!という心理を上手く利用して、からかい癖を治してくださいね。
2-2.本気で怒る
からかわれることが好きだと思っているタイプや、困っている顔が好きだという心理でからかう彼氏には、まずあなたの本心をわかってもらう事が重要です。
一度、彼に対して本気で怒ると良いでしょう。
ただ、感情的に気持ちをぶつけるだけでは上手く伝わらないことも。
言いたいことは先にまとめておくことをオススメします。
そもそも、からかわれるのが好きではないということや、頻繁に困るようなこと言われるのは嫌だと言うこと。
どんなことを言われるのと特に嫌だと感じるか、どうしてそれを言われると傷つくのかなど、あなたの心理状態の具体的な例を添えると理解してもらいやすくなります。
そして大切なのが、あなたが怒っているということを相手にきちんと伝えることです。
からかうことを止めないと別れもあり得るとわかれば、彼氏に焦りが生まれるので改善につながりますよ。
2-3.距離を置く
からかうことが愛情表現といった心理の彼氏の場合…
あなたがどんなに嫌だと伝えても、「どうせ口だけで別れる気なんてないだろう。」と悠長に構えて止めないことも。
口で言っても伝わらない時は、更に強い手段に出ることも必要です。
勇気を出して、一旦距離を置きましょう。
「わかってもらえないなら、距離を置きたい。」
とハッキリ伝え、不要な連絡は一切絶ってください。
それくらいしないと、このタイプの彼氏はからかうことを止めてくれません。
男性は「一度自分の彼女になった女性は、ずっと自分を好きでいてくれる。」という謎の心理を抱えている人が多いんです。
失ってからやっと、彼女の心理や大切さに気付くなんてことも良くある話。
別れを疑似体験させるくらいで、やっと心を入れ替えることができるんですね。
2-4.普段から愛情を言葉にして伝える
あなたの愛を確かめたくてからかうことが止められない彼氏には、常に愛情をわかりやすく表現してあげると良いでしょう。
普段から愛情を言葉にして伝えるようにすれば、彼も心理的に安心して愛を試すようなことをしなくなります。
毎日「愛してるよ」「好きだよ」と口にしたり、頻繁にLINEやメールで伝えたり。
「私にはあなたが必要である」ということを伝えるのも効果的です。
「やっぱり○○(彼氏)がいてくれて良かった。」「○○の側にいると安心する」
といった内容を、言葉にして伝えてあげましょう。
キャラクター的に恥ずかしくてできないと、躊躇している場合ではありません。
自分のプライドと彼の心理的安心、どちらが大切ですか?
彼が愛を試すためにからかうのであれば、あなたにも責任があります。
しっかり彼に愛情を注いであげてください!
2-5.自分のしていることを客観視させる
本来、好きな人をからかうのは子供のすること。
いい歳をした大人の男性が恋人を頻繁にからかってしまうというのは、褒められたことではありません。
ただ、彼氏は自分が子供のような行為をしていることに気付いていません。
自分のしていることを客観視させる必要があります。
「どんな心理状態だったとしても、自分の都合で相手を傷つけるのは、大人のすることじゃないからね。」
と、「からかう」という行為を言い換えて伝えてみる。
テレビや映画などで、恋人をからかっている男性が出てきたら「どう思う?」と、聞いてみるのも良いでしょう。
逆にあなたが彼氏を思い切りからかうという手もあります。
自分が何気なくしている行為を相手からされて、やっとそれが嫌なことだと気付く人もいますからね。
「俺、何やってんだろう…!すぐに止めなきゃ!」という心理状態に持って行けるよう、頑張りましょう。
2-6.第三者を挟む
からかうのは良くないことだと彼氏が心理的に感じていない場合。
困っているとあなた自身が訴えても、なかなか伝わりにくいものですよね。
そんな時は、第三者を挟むと驚くほど早く解決につながりますよ。
彼女がいくら言っても聞かないのに、自分の友人や先輩などに諭されるとすぐに行動を改める男性って多いんです
「自分はそんなたいしたことをしてないのだから、どうせ彼女が大げさに騒いでいるだけ。」
そんな彼の心理状態を、周りの人に咎めてもらいましょう。
自分が尊敬している人や仲が良い人からの、
「彼女傷つけるとか何やってんの?」「からかうなんてガキのすることでしょ?」
は絶大な効果があります。
ここで注意したいのは、諭すのが一人だけだと「たまたま意見が合わない奴なんだ」で流されてしまう恐れがあるということ。
彼氏を諭す第三者は多ければ多い程、彼の心理に効きますよ!
2-7.言葉の裏を読む
あなたのことが大好きなのに、照れ隠しでついついからかうことが止められないという彼氏の場合。
彼は愛情表現が苦手なだけなんです。
彼の心理状態を踏まえつつ、言葉の裏を読む癖をつけてください。
「お前、とろいんだから余計なことすんなよ。」は「大切な人には、危ないことをしないでほしい。」
「綺麗になる努力しても無駄だって。」は「これ以上、魅力的になってモテられても困る」
など、言葉の裏に隠された心理がわかると、からかうことを繰り返す彼氏が可愛くなってきます。
「ツンデレだなぁ」「可愛い人だなぁ」と心の中でニヤニヤしつつ、許してあげてください。
ただ、本当に言われたくないことを言われた場合はきちんと反論すること。
基本的には本心でない発言がほとんどですので、素直に謝ってくれますよ。
2-8.広い心で受け入れる
彼氏がからかう心理を知って、自分が原因だと思い当たる節はあるけれど、改善が難しいということもありますよね。
そんな時は、広い心で受け入れるしかありません。
「そういえば、最近構ってあげられてなかったな…。でも今後も忙しいから構ってあげるのは難しいな…。」
「私から好きって言ったことないな…。でも自分から愛情表現するなんて絶対できない!」
となれば、彼氏の心理状態が改善することはありません。
彼がからかうことを止められなくても受け入れましょう。
また自分自身が原因でなくても「人は簡単に変わらないって言うし、治らないものは仕方がない」と、切り替えて受け入れる人もいます。
ただ受け入れることがストレスになるようならば、別の対処法を取り入れるか離れることを選択してくださいね。
2-9.別れる
傷つける事で優位に立とうとする心理状態の男性、または興奮を満たすためだけにからかうタイプの男性。
そのタイプは今後行為がエスカレートする可能性があります。
そうなる前に、彼氏と別れるという選択肢があることも忘れないでください。
すでに、人格を否定するようなことを言われたり、暴力が伴ったりしていませんか?
慣れてしまうと気付気にくいものですが、それはもう、「からかう」という域を超えています。
すぐに彼から離れてください。
どうにもならないことをネチネチ言われたり、あなたの周りの人に対してまで否定的なことを言い出したりしている男性には要注意。
自分では判断できかねる場合は、周りに相談してみましょう。
彼氏と同じような心理状態の人や、同じような経験をしている女性だと事態を軽視してしまいがちなため、複数の人から話を聞くのがオススメですよ。
3.おわりに
彼氏がからかう理由と対処法をご紹介してきました。
いかがでしたか?
からかうのにはさまざまな心理の働きが見られますが、基本的には自分本位なもの。
あなたが我慢を続ける必要はありません。
心理を知って適切な対処法を試し、早めに改善させてください。
改善の兆しが見られず、それが受け入れられないなら、すぐに彼氏から離れること。
せっかく恋愛をするなら、嫌な思いをするよりいつも楽しい方がいいですよね。
ぜひ、ストレスのないお付き合いを目指しましょう!