事実婚のメリットとデメリット!籍を入れない時の利点と欠点8こ!

少しずつ「事実婚」が浸透してきてますよね。

でも正直事実婚って何となくは分かるけど、具体的なメリットやデメリットってよく分からないですよね…。

普通に籍を入れる結婚とはどう違うのか…良い面も悪い面も知っておく事で、あなたに合った結婚をする事ができます。

籍を入れない結婚のメリットとデメリットを見ていきましょう!

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1.【メリット】夫婦別姓なので面倒な手続きがない

結婚ってかなり面倒な手続きがたくさんあるんです。

女性は結婚すると、どうしても名前が変わってしまう事が多いですよね。

つまり名前を届け出してる所には全て、名前変更の手続きをしないといけないという事です。

これって思ってる以上に大変な事なんです。

でも事実婚だと、男性も女性も名前を変える必要がないから面倒な事がなくなりますよね!

今は「そんな手続きくらいササっとすれば良いのに…」なんて思ってしまうかもしれませんが、本当に大変ですからね…。

だからこういっためんどくさい事をしなくて良いというのは、メリットでしかありませんよ。

実際にこういう届け出を女性が一人で全部するとなると、イライラもしてくるし「あなたも何か手伝ってよ!」って喧嘩になる事もよくありますからね。

2.【メリット】別れたとしても戸籍が汚れない

どんな夫婦でも一生一緒に居たいと思って結婚するはず…。

でも実際に結婚生活を送ってみると、「早く離婚したい!」って思ってしまう夫婦や実際に離婚してしまう夫婦も多いのが事実です。

もし籍を入れていたら、離婚する時に戸籍にバツが付きますよね。

しかも戸籍に載ってしまったら、ずっと残り続けますよね…。

でも事実婚だと結婚した事実も載らないですが、別れたって事も載らないんです。

相手とずっと上手くいくか分からないからこそ、わざわざ戸籍を汚したくない…って人にとっては、かなりのメリットですよね!

まだまだバツがついてしまうと世間体が悪いって考えの人も多いですから、戸籍が汚れないというのは、思ってる以上にメリットなんですよ。

3.【メリット】対等な関係で居られる

古い考えだと思いますが、結婚するというのは「相手の家に嫁入りする」という意味がまだまだ根強く残っています。

どうしても旦那一家の意見が通りやすかったり、「うちの嫁に来たんだから…」って言われたりするコトって今でも普通にある事なんです。

つまり籍を入れると完璧に対等な関係でいられる事は少ないという事…。

でも事実婚だとこんな古い考えに悩まされる事もないんです。

こういった旦那家族の古い考えに悩まされたりする事がないって、かなりのメリットですよね!

「もっと気軽に対等に好きな人と一緒にいたい…」って願いを叶えられるのは、最大のメリットなんですからね。

結婚からこういったわずらわしい事を取っ払えるのが、事実婚の一番の魅力ですよ!

4.【メリット】結婚に比べると気持ちが楽

結婚って「これからずっと一緒に生きていく」っていう一種の契約のようなモノ…。

特に男性はこれから家族を養って幸せにしていかなくちゃイケないってプレッシャーを、少なからず感じてしまうものなんですよ。

でも事実婚だと契約ではなく、「ただ好きだから一緒にいる」って気持ちで居られます。

婚姻届けを出す必要もないから、プレッシャーを感じる事もありません。

プレッシャーを感じるとしんどくなってしまったり、なんとなく「疲れた…」と思ってしまう事もあります…。

だからこそ、プレッシャーを感じずに好きな人と一緒にいられる事は、特に男性にとってメリットがあるんですよ。

5.【デメリット】子どもが生まれた時に手続きが大変

子どもが生まれた時、事実婚だと誰が父親かを証明する手続きが必要になってきます。

籍を入れてる夫婦だと、特別な手続きなんてしなくても「旦那=子どもの父親」だと認識してもらえます。

でも籍を入れてないと、父親の欄は始めは空白になってしまうんです…。

母親はお腹で子どもを育てて出産するから、だれが母親かってすぐに分かりますが、父親は誰か…客観的に見たら「分からない」と捉えられてしまうんです。

まだまだ事実婚が浸透していませんから、「父親は自分だ」という手続きをしないといけないんですよ…。

出産した後って色々大変なのに、こういった手続きもしないといけないのはデメリットですよね。

また自動的に父親だと登録されるワケじゃないから、カレが父親だって自覚を持ちにくいのもデメリットですよ。

籍を入れないなら子どもはどうするのか…よく話し合う事が大切です。

6.【デメリット】何かあった時に身内として認められにくい

これからずっとカレと一緒にいるなら、きっと病気になったり緊急の手術が必要になったりする事も考えられますよね。

こういった時って身内の同意書が必要ですよね…。

籍を入れてる夫婦は法的に家族だと証明されてるから、同意書にサインができます。

でも事実婚の場合は「法的に家族だと証明されていない」からこそ、サインが認められない事が多いんです。

親や兄弟が近くにいる場合なら特に困らないかもしれませんが、緊急の時やあなたしかいない時…やっぱり困りますよね。

籍を入れて無くても家族なんだから認めてもらいたいとは思うけど、まだまだ受け入れられていないという事。

やっぱり身内として認められないのはデメリットだし、緊急の時こそもどかしくて悲しくなるはずです。

このデメリットはかなり大きいしよく考えておかないといけない事ですよ…。

7.【デメリット】相続できない

籍を入れてる夫婦には、相続権があります。

もしカレに何か合った場合…籍を入れておけばあなたに相続権があるから、当面の間の生活に困らなかったり今後の助けになったりしますよね。

でも事実婚だと、夫婦間で相続は出来ないんです。

きっと「籍を入れて無くても夫婦なのに…」と思うでしょう…。

その気持ちはすごく分かりますが、やはり「夫婦」「家族」としては認められないパターンがまだまだ多いんですよ。

遺言があれば相続が可能な場合もありますから、事実婚を選択するなら事前に色々調べて準備をしておかないといけません。

籍を入れてる夫婦に比べて、やらないといけない事・準備しておかないといけない事がかなり多いのもデメリットです。

もしもの事があった時、残された方に何も残せない事もあるってすごく悲しいしデメリットでしかないですよね…。

あらかじめたくさん調べて行動しておく事が大切ですよ。

8.【デメリット】破局のハードルが低い

籍を入れてる夫婦にとって離婚ってかなりハードルが高いんです。

だって戸籍にバツがつくし、別れた時のお金の問題とか親権とか…たくさんしないとイケない事がありますよね。

つまりかなりの労力がかかるから、簡単に離婚には踏み出せないという事。

でも事実婚の場合は特に戸籍にバツがつくわけでもないし、籍を入れてる場合と比べると圧倒的に楽に別れられます…。

という事は、勢いやその時の感情で別れてしまう事もあるという事ですよ。

夫婦ってやっぱり倦怠期もあるし「この人のこういう所が嫌い!」って思ってしまう事も、絶対にあります。

そういう時に「籍を入れてる」って、かなりのストッパーになってくるんです。

つまり籍を入れないデメリットは、こういう時に簡単に別れられてしまう事なんですよね…。

法で縛られてないからこそ、どちらか一方の「好き」の気持ちが小さくなれば簡単に離れられてしまうのは、デメリットでしかないですよね…。

おわりに

いかがでしたか?

事実婚のメリットもデメリットも色々ありますが、どちらも知っておく事が大切です。

そしてまだまだ事実婚は受け入れられてない所もあるという事実も、知っておかないといけません。

籍を入れるか入れないか…メリットもデメリットも全て理解した上で、選んでくださいね!

自分に合った形を選んで、好きな人とずっと仲良しでいられると良いですね。

(ライター/KURU)