なぜ、でき婚の離婚率は高い?関係を続けていくのが難しい理由5つ!

【2010年の統計】
妻が25歳未満の場合の結婚した理由

「子供ができたから」

という回答が50%を占めました。

若い世代に比較的多いこのできちゃった婚は離婚率が高いと言われています。

一体どんな原因が離婚を招いているのでしょうか?

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1.夫婦間でコミュニケーションが取れない

でき婚した後はどちらかと言うと男性の方がうんざりして、家に寄り付かなくなるパターンがよく見られます。

これは特に男性が理想と現実のギャップについていけない事が原因です。

離婚率が高い理由には、コミュニケーション不足が大きく関係しているようですね。

女性は子どもが生まれる前は体調も優れずイライラしてしまい、生まれれば子育てで手一杯です。

余裕がなく、でき婚の夫に気を遣えないかもしれません。

しかしお腹を痛めて子どもを産むので、大抵は母親としての責任感が生まれます。

その反面、男性は覚悟をする間もなく現実味もないまま、ただ流されていく事が多いのです。

さらに奥さんに余裕がなく意思疎通が図れなくなってくると、うんざりして別れようと簡単に決断してしまうのです。

この無責任さが離婚率を上げる一端を担っています。

これはどんな夫婦にも言える事ですが、関係を続けていくために努力をしない限り離婚は必然なのです。

2.子育てをする覚悟ができていない

結婚をすると、個人の自由な時間が極端に少なくなります。

ましてやでき婚ともなれば、一気にやりたい事が制限されるでしょう。

年齢が若いうちはなおさら遊びたい欲求があり、周囲と比べて忙しいなどのストレスも溜まった結果、離婚率を上昇させています。

年齢を無視しても、「まだやりたい事があったのに」という人は少なくありません。

できる予定のなかった子どもが突然できたわけですから、当然子育てをする覚悟もしていませんよね。

男性はいまいち実感や責任感が持てず、育児の事もほとんどわからないので、初めから協力的というわけにはいきません。

また、子供の面倒は自分の母親に任せて遊びに行ってしまう、という女性の行動が見られる事も残念ながら珍しくありません。

子育てをする覚悟がないままのでき婚は、最初から障害を多く抱えているのです。

離婚率が高いというのも仕方のない事かもしれませんね。

3.覚悟が足りず、早々に諦めてしまう

でき婚は、相手と今後ずっと一緒に暮らしていくというイメージや覚悟ができる前に結婚してしまうという事ですよね。

すると、いざ現実に対面した時に嫌気が差したり、後悔の気持ちが生まれたりする確率が高いのです。

さらに十分な覚悟ができていなかったために、計画的に準備をして結婚したカップルに比べて早めに諦めてしまう傾向があります。

それで離婚率が高いのです。

熟考して「この人」と決めたわけではないので、当然と言えば当然かもしれませんね。

子どもができた事を主な理由として結婚するでき婚の場合…

もしかしたら実際に結婚を考えるほど相手の事を想っていなかった可能性もありますよね。

そんな状態でとりあえず籍を入れて、もし続かなかったとしてもある意味当たり前でしょう。

行き当たりばったりで決断すると、その後の行動も引きずられてしまいます。

やはり自分の気持ちをしっかりと固め、行動に責任を持たないといけませんね。

4.予想外の問題が多い

でき婚には大抵「こんなはずではなかった」が付きまといます。

一番致命的なのは、この人と結婚するつもりではなかった、というもの。

離婚率があがって当然ですね。

これは男女ともに抱える可能性のある感情ですが、どちらかと言うと男性に多く見られます。

また、でき婚では相手の本質をしっかり見極める前に結婚となっている事が多くあります。

借金があった、浮気癖があった、などの「こんな人だと思わなかった」という状況が多いのです。

さらに離婚の原因として女性が挙げる現実的な問題は、「収入が少なく生活していけない」「DVをする人だった」などが多く見られます。

子どもができる事を予定していなかったわけですから、でき婚は経済面で辛い状況に陥る事が多いようです。

覚悟を決めて結婚に臨んだ場合は、意図的に隠し事をしていない限りあまりに予想外という事態は起こりにくいですよね。

その辺りの差が離婚率にダイレクトに繋がってしまうのです。

5.周囲の協力が期待できない

でき婚は度々聞く話題とはいえ、周囲の反応や相手の家族の反応は様々でしょう。

まだまだ白い目で見られることも多いのが現状です。

離婚率が高い事も問題視されています。

特に双方のご両親くらいの世代の方には眉を顰められる事が多いかもしれません。

結婚は当人同士のみの問題ではなく、互いの家族と深く関係がある事を忘れてはいけません。

互いの家族に良い印象を持たれていなかった場合…

事あるごとに問題が生じたり、援助が受けられなかったりと、無視できない障害が発生します。

次第に精神的に辛くなって離婚への道を辿るカップルが多いため、離婚率が上がってしまうのです。

言うまでもなく、夫婦だけではどうにもならず周囲の助けが必要という場面は必ずあります。

その点ででき婚は茨の道かもしれませんね。

おわりに

いかがでしたか?

離婚率の高い理由を5つご紹介しましたが、もちろんすべてのカップルに当てはまるわけではありません。

上手に家庭を築いていく夫婦もたくさんいます。

しかしこういったリスクを事前に知っておけば、対策を取ろうと思えるのではないでしょうか。

(ライター/藍川ユキ)