「振られた方が有利」はホント!傷つけられた分メリットあるワケ6つ

「振られた方が有利」って聞いた事あるけど…それって本当かな?

もしそうだとしたら、振られた辛い気持ちはすぐになくなるんじゃないか…って救われるような気持ちですよね。

でも、理由を知らないと信じられないと思います。

実際本当に振られた方が有利だし、メリットもあるんですよ。そのワケをご紹介します。

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1.諦めがつきやすいから

まず、「振られた側は諦めがつきやすくて、未練が残りにくい」って特徴があります。

そしてこの「未練」って、失恋でいちばんやっかいなのものだと思いませんか?

だって相手に心残りがあると、ずっと古い恋にとらわれて苦しむことになりますからね…。だから振られた方が有利なんです。

なぜ諦めがつきやすいのかというと、人は「自分の気持ちと違って、相手の気持ちはコントロールできるものじゃない」って知ってるからです。

だから最終的に「あっちがそう言うなら、仕方ない…」「もうどうにもならない」って諦めやすいんです。

でも振った側は、「なにも別れなくても、自分次第で何とかなったんじゃないか?」ってあとから自分の決断を後悔することが多いんです。なので、振られた方が有利なんですよ。

2.相手に罪悪感を覚えなくて済むから

振られた方とはつまり、「相手のお願い(ワガママ)をきいて受け入れた側」です。

だっていきなり別れを切り出されたら、すぐに「わかった!別れよう!」なんて簡単に納得なんかできないですよね。

でも相手はその気持ちを無視して押し通してきた

振った側はそれを仕方なくきいてあげた立場です。その立場は、罪悪感を覚えなくて済むと思いませんか?なので振られた方が有利なんです。

あとから「もう少し○○してあげれば良かったな」とか、責任を負わなくて済むんです。

でも振った側は「ワガママを言ったのはこっち」って感覚があるから、責任を感じてしまうんですよね…。

だからやっぱり振られた方が有利なんですよ。

罪悪感の残る恋愛は、喉に刺さった小骨みたいにいつまでも引っかかります。「また同じことをくり返すんじゃないか?」って。

次の恋愛をするときも、その罪悪感がジャマをするでしょう。

3.いい女になったら後悔させられるから

なんでも、捨てたものがあとで良いものだって知ると、むしょうに悔しくなるものです。

これは当時の自分の判断を呪うからです。「ああなんてバカなことをしたんだ!」ってね。そしたら自己肯定感も下がります。

そして自分を振った相手がそんな苦しい状況に陥ってたら、正直「ざまあみろ!」って思っちゃいませんか?

「今更後悔しても遅いんだからね!」って。

だから、振られた方が有利なんですよ。振られた傷をバネにしてがんばると、努力したぶんだけ絶対相手を見返すことが出来ますからね。

4.「かわいそう」扱いされて楽だから

そもそも「振った」よりも「振られた」の方が、かわいそうに聞こえませんか?より不幸そうに見えるというか…。

「振った」なら「なんで?」って聞かれるけど、「振られた」だと「大丈夫?」って心配してもらえます。その立場のほうが、ずっと楽です。

あと「振った」だとなんかいい女っぽく聞こえて、同性に妬まれることもありますしね…。

でも「振られた」だとそんなこともありません。ただただ、かわいそう扱いされます。

落ちこんでる人に対して、「それはあんたも悪いよ」なんてズバッと厳しいことを言ってくる人は少ないです。

この世は「パッと見被害者」に優しい世界です。

振った側は加害者で、振られた側が被害者なんです。なので振られた方が有利なんです。

特に付き合ってた人と友達ぐるみで付き合いがあった場合は、より振られた方が有利ですよ。

だって別れると、コミュニティがなんとなく気まずい雰囲気になりますよね。それをやらかしたのは、間違いなく恋を終わらせた振った側ですから。

5.いつか「嫌い」になれる確率が高いから

「振る」なんて冷たい態度をとった相手ってムカつきませんか?

たとえば最初は「私が悪かったんだ…」って悲しみにくれても、あとで冷静になって来ると「いやいや、あいつも悪くない?」ってじわじわ怒りが湧いてきた経験ないでしょうか。

なので振られた方が有利なんです。そのまま「嫌い」になっちゃえるから。

嫌いになれるってことはつまり、将来的に自分のなかで未練なくその恋を終わらせられるってことです。未練がある恋って辛いです…。だから振られた方が有利なんです。

そして未練って大体が「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」って、自分の行いを責めるもの。

でも振られた側は、時間がたつと相手の行いを責めます

「もう少し話聞いてくれても良かったんじゃないの?」とか、「私は『別れたくない』って言ったのに、ぜんぜん取り合ってくれなかった」ってね。

6.復縁を持ちかけやすいから

そもそも、どっちかっていうと振られた方が連絡しやすいです。

なので「もう一回やり直したい」って思ったとき、さりげなく提案しやすいのも振られた方。

たとえば友達や知り合いとかでも、自分から縁を切った人ってなんか話しかけにくくないですか?

罪悪感があるっていうか…こっちから縁を切って傷つけたぶん、連絡したら傷つけられそうっていうか…。

連絡したら「今更なに?」って言われそうで怖いですよね。

だから振られた方が有利なんです。振ったほうは負い目があるから。

振った方は後から冷静になって、自分の気持ちを整理して、その結果「やり直したい」ってなっても言いにくいんです。

一度相手を拒否したぶん、引っ込みがつかないんです。

「あの時はごめん。もう一度付き合ってください」なんて、自分のプライドを削る行為ですからね。

だから、次に恋愛の手綱を握りやすいって点で、振られた方が有利なんですよ。

おわりに

不思議なもので、振られた方は直後に傷ついて、振る方はあとから傷つくものなんです。

もしあなたが振られた立場でつらい思いをしてるのなら、まずは心の傷を癒やすことに専念してくださいね。

「振られた方が有利」なんて、振られた直後はとてもじゃないけど思えないと思います。

でも今回ご紹介した理由から、「私、振る側じゃなくて良かった」ってなる日がきっと来るんじゃないでしょうか。

(ライター/アマノ)