「恋愛と結婚は別」の意味!未来の幸せのために知っておく違い6つ!

「恋愛と結婚は別」ってどういうこと?

そもそも結婚って、恋愛の延長にあるものじゃないの?

あなたが「相手のスペックは多少気になるけど、それでも私は好きな人としか結婚できる気がしない」って思うなら、「別」の意味がよくわからないですよね。

それでは、そんなあなたに違いをお教えします。

これを知っておくと、あなたの未来の選択が変わるかもしれません。

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1.嫌なところを目にする機会が多いか多くないか

「いや付き合っていて恋愛している状態でも、嫌なところは目につく!」って思うかもしれません。

でも結婚してからは相手の「ちょっとこれ…どうなの!?」って思う機会が、今よりもっともっと多くなると思ってください。

夫婦になると、基本的には一緒に暮らすことになりますよね。

朝から晩まで一緒に過ごす…するとどうなるか。相手の今まで見えなかった部分がどんどん見えてくるんです。

ひとつは「もう相手は自分のもの」という気持ちが強くなり、あぐらをかいてしまう…ということ。

一緒に暮らす「同棲」でも同じように状態になりそうなものですが、同棲はやはり「恋愛」。なので結婚とは別ですよ。

法の結びつきがないのもあり、相手に対してそこまで自分のものになった感じにならないんです。

2.簡単に別れられないか別れられるか

これは感情の問題ではなく、事務的な問題や身内などのしがらみでさよならしにくい…ということです。

付き合ってる関係だと、なんらかのしがらみで「別れたくても別れられない」というのはあまりないはずです。

なぜなら、あくまでも本人同士の問題だからです。

その点、結婚は違います。夫婦になると、別れは本人同士の問題だけじゃなくなります

戸籍も変えなくちゃいけませんし、身内にも伝えなくちゃいけない。

さよならするために時間がかかるし、相当なストレスがともないます。周りの目もありますしね。

恋愛とは「別」と言われるのは、即日に「じゃあさよなら」とはいかないからです。

3.相手に降りかかった不幸が自分ごとになるかならないか

たとえ自分じゃなくて相手に起こった出来事でも、それが自分ごとになる相手。それが結婚相手です。

たとえば相手が体調を崩し手術することになった上、長期入院することになったとします。

そしたらまず気持ちの面で「どうしよう」と自分ごとになります。

でもそれだけじゃなくて、経済的な面でも「どうしよう」と自分ごとになるんです。

彼氏彼女の関係は、気持ちの面では自分ごとになっても経済的にはならないですよね。それが別なところです。

結婚相手は一緒に生活を営むパートナー。

でも恋愛相手は一緒に恋愛を楽しむパートナーです。

だから相手の不幸までは自分ごとになりにくいんです。

夫婦にはそういう恋愛関係にはない「繋がり」があるんです。

4.「好き」の熱が落ち着くか落ち着かないか

結婚すれば、とうぜん人生のおわりまで一緒にいることになります。

とにかく先が長いんです。しかもおわりになる前に「相手のことが好き」な気持ちは絶対に落ち着きます。数年以内にです。

これはいい言いかたをすると「安定感のある」状態になるってことです。

ちょっとイヤな言いかたをすると「マンネリ化した」状態になるとも言います。

なんだかんだ付き合ってる状態、恋愛関係は、法的には縛られていないですよね。

なので「いつかこの人はどこか行っちゃうんじゃないか…」みたいな、甘く切ない不安定さがあります。

だから自分たちで工夫すれば、何年でもドキドキして恋していられるんです。

でも結婚していると、「夫婦だしな」って安心感がどこかにあります。

だからたとえどんな工夫をこらそうと、その安定感にあぐらをかいてしまいマンネリからは抜け出せないんです。だから別なんです。

「それが寂しい」と感じるのなら、恋愛をしているままのほうがいいでしょう。

5.頭を使って未来を考えなくちゃいけないか考えなくていいか

恋愛とは別で、結婚すると未来のことを考えなくちゃいけない機会が多いんです。

というのも、夫の責任は妻の責任、妻の責任は夫の責任で、自分の人生が自分ひとりのものじゃないからです。

病気のこと、老後のこと、将来住む場所。あと税金関係…子供がいるなら子供のことも考える必要があります。

でも、恋愛は最悪、自分のことだけを考えていても生きていけます。

他人(彼氏・彼女)のことを考える責任はないからです。

なのでこういった将来の展望の違いという点でも、恋愛と結婚は「別」ということなんです。

6.最後まで相手の責任をとるかとらないか

結婚したら、相手の「最後」のとき喪主をつとめるのは妻か夫です。

見送る義務があるんです。でも、恋愛関係は別ですよね。最後の姿を見届けるなんて、そんな必要はありません。

悲しいことを、姿勢を正してつとめる義務があるかないか。

これも、恋愛と結婚が「別」と言われているところじゃないでしょうか。

「愛してるからこそ出来ない」では済まされず、「愛してるからこそやらなければいけない」のです。

夫婦になるといくら悲しくても、大変でも、向き合わなくちゃいけないことが多くあります。

なぜなら一緒に人生を歩むと国に誓った、運命共同体だからです。

この「最後の責任をとる」というのは、向き合わなくちゃいけないことのうちのひとつ。

一番大事なところ、と言っても過言ではありません。

これも恋愛関係と夫婦関係の違いであり、「別」なところです。

おわりに

なるべくなら恋愛と結婚は「別」と分けて考えたほうがいいでしょう。

もしあなたが結婚を考えている相手がいるのなら、「一緒に居て楽しいかどうか」ではなく、「長く一緒にいられるかどうか」の視点を持ってください。

そうしないと後悔するのはあなたです。

その人は安定した仕事についていますか?家事はしてくれそうですか?

お金の問題は抱えていませんか?犯罪をおかしたことはありませんか?

長年一緒にいて年齢を重ねたとき、若い頃に受け止められたことも変わらずに受け止められそうな自信はありますか?

恋愛はどちらかといえば娯楽で、結婚は生活です。

「好き」だけでは一緒にいられなかったら、世の中には離婚する人も多いんです。

よく考えた上で、自分の将来を決めてくださいね。

(ライター/アマノ)