見捨てられ不安は克服できる?恋愛依存からひとり立ちするヒント5つ!
彼に見捨てられないか不安になる…
メールや連絡がないと不安…
彼の携帯やメールをついついチェックしてしまう…
そんな恋愛に振り回されるあなたは、見捨てられ不安の可能性が高いのでは?
ここではそんなあなたに、見捨てられ不安を克服して、恋愛依存からひとり立ちするためのヒント5つをご紹介します。
見捨てられ不安の原因は?
恋愛のたびに見捨てられ不安を感じる人は、幼少期に親、特に母親から適切な愛情を受けていない傾向があります。
恋愛のたびに「彼が浮気をしてるんじゃないか」「いつか私を裏切るんじゃないか」と過度に心配し、神経質に彼を束縛してしまう。
恋愛で異性に父性や母性などの絶対的な愛まで求めてしまい、相手に依存してしまうんですね。
見捨てられ不安の自覚がある人は、まずは自分の幼少期まで振り返ってみましょう。
つらいかもしれませんが克服のために必要なことです。
1.「嬉しかったこと」をメモする
見捨てられ不安を克服する第一ステップ。
まずは「その日嬉しかったこと」を日記などにメモしていきましょう。
これは、見捨てられ不安にとらわれているあなたの思考のクセを見つめなおす第一歩です。
見捨てられ不安の強い人は恋愛にかぎらず物事をネガティブにとらえてしまう傾向があります。
「嬉しかったこと」はどんな小さなことでも構いません。
10分早起きできた、でも、「字がきれいだねってほめられた」でもOK。
意識的に「嬉しかったこと」に視線を向けるクセをつけましょう。
今までどれだけ自分が悲しかったこと、傷ついたことにとらわれすぎて、周りの優しさや嬉しい出来事へのセンサーを鈍らせていたか気づくでしょう。
また、嬉しかったこと、褒められたこと、できるようになったことを自覚することが大切。
「恋愛で彼に求められる以外価値がない」と思いこみがちな自分に自信をもてるようにもなります。
2.日記を書く
「嬉しかったこと」を日々のなかから見つけられるようになってきたら、今度は日記を書いてみましょう。
ここでは嬉しかったことのほか、悲しかったことと、なぜ悲しいと感じたのかも書くといいですね。
見捨てられ不安の強い人は、他者の何気ない言葉に必要以上に傷ついている傾向があります。
「傷つけられた!ひどい!」と相手を憎んだり、「どうせ私なんて…」と自虐的になっっていたり。
「嬉しかったこと」を見つけ出して、自分の思考のクセに気づくことができたら、それ以外にも自分自身が歪めて受け取ってしまっていることがたくさんあることに気づくはず。
そんな「見方の歪み」を治すには、日記に「起こった出来事」を客観的に書く練習をしてみましょう。
この時は自分の感情を入れないようにするのがポイントです。
「起こった出来事」を客観的に書けるようになったら、次は「その時自分はどう思ったか」「どうしてそう感じたか」を書けるといいですね。
書いていくうちに、自分の思い込みも多分に入っていることに気づくはず。
それは克服への第一歩です。
注意したいのは、見捨てられ不安を克服したいなら、ブログではなくあくまでも日記に書くことです。
ブログだと過度にネガティブコメントを残すいわゆる「荒らし」が表れる可能性があります。
そうすると再びあなたの思考が歪められてしまい、良い結果にはなりにくいんです。
3.打ち込める趣味をもつ
見捨てられ不安を克服したいなら、恋愛以外に打ち込める趣味を持ちましょう。
恋愛から離れても充実できる時間をもつことが必要です。
打ち込める趣味といっても簡単なものでかまいません。
ネイルケア、カフェめぐり、雑貨づくり、読書、映画…。
今まで彼に好かれることだけを考えて、自分の時間を犠牲にしていませんでしたか?
見捨てられ不安、恋愛依存の強い人は、彼に嫌われたくないあまり自分の個性や意見をおさえてしまう傾向があります。
結果、どんどん依存は深くなり、相手はどんどんあなたを「重い」と敬遠する結果にも。
自分自身の楽しみを大切にしましょう。
異性に愛されるだけがあなたの魅力ではありません。
異性も自分を持たない女性よりは、自分にないものを持っている女性、精神的に自立している女性を伴侶と選ぶものです。
4.親と話しあう機会をもつ
「彼と連絡がとれないだけでパニックになる」
「自傷をしてしまう」
など見捨てられ不安の強い人は、一度その不安のもとになる親との関係を見つめなおすのも克服への道です。
見捨てられ不安の強い人は、特に両親が離婚している、死別している、仕事で忙しくあまりかまってもらえなかったなど、幼少期に十分に親からの愛を受けることのできなかった傾向があります。
あなたは今も周りを気遣い空気を読んでしまう「いい子」なのではないでしょうか。
わがままをいうと見放される、だから愛してくれる人の言うとおりになってしまう、そんなクセがついてしまったのかも。
あなたは小さな子どものときに、親にわがままや言いたいことを言えず、寂しい思いをしていたのではないでしょうか。
一度親御さんと子どもの頃について話しあう機会をもうけて、その時どう思っていたかを聞いてみましょう。
辛かった過去と向き合うのはつらいことです。
もしかしたらあなたの思い通りの言葉はかえってこないかもしれません。
でも、見捨てられ不安を克服したいと思うなら、原因を見つめなおし、そこから一歩踏み出すことが必要です。
5.医師、カウンセラーに相談する
見捨てられ不安が強いだけにとどまらず
- 自傷行為を繰り返してしまう
- 摂食障害や鬱症状がある
など、日常生活に影響があるほどなら、一度医師やカウンセラーに相談してみることをおすすめします。
恋愛依存症というと気持ちの問題とみなされてしまうかもしれません。
でも、心のトラブルはいくつもの複雑な要因が織り重なって起こるもの。
特に、日常生活に支障が出たり、自分や他人を傷つけてしまうほど深刻な状態なら、自分ひとりではそのからまった糸はほぐせません。
克服には専門家のアドバイスが必要な時もあることを忘れないでください。
おわりに
いかがでしたか?
見捨てられ不安を克服して、恋愛依存からひとり立ちするためのヒント5つをご紹介しました。
恋愛で何度も同じ失敗を繰り返してしまうのは、あなた一人のせいではないかもしれません。
自分ばかりを責める前に一度周囲にアドバイスを求めるのも克服への第一歩ですよ。