恋愛が面倒でも結婚したい!?単純にそう上手くはいかない理由5つ!
恋愛で傷つくのも傷つけるのも疲れた…。
もう面倒な「好き」なんて感情めんどくさい。ただ平穏に結婚したい…。
恋事の煩わしさに疲れたら、もう恋や愛なんていらないって思いますよね。
ある程度の条件を満たした男性なら誰でもいいから結婚したい、平穏な生活が送りたいと…。
でも、恋愛が面倒でも結婚したいなんて、果たして上手くいくのでしょうか?
今回は、それが単純にそう上手くはいかない理由をご紹介いたします。
1.「愛する人」じゃないと尽くせないから
結婚生活とは、夫婦ふたりの共同作業です。
外で働いて稼ぎを得て、家の中では炊事・掃除・洗濯をし、子どもがいるなら育児をする。
夫婦で話し合ってそれぞれの役割を決め、それらを分担します。
単純に「結婚したい」という場合「自分がその役割を担えばいいんでしょ?」と思いがちですが、実際にそう上手くはいきません。
何もかも決めた通り平等に、とはいかないからです。
子どもがいれば特に、結婚生活は毎日が予想外の出来事の連続です。
そんなとき、「これは私の担当じゃない」「なんで私がこれをしなきゃいけないの」そう思ったら何もする気になれません。
相手が「愛する人」でなければ尽くせないのです。
結婚生活は無償で尽くすことの連続です。
そしてそれは、愛する人にだからこそできることなんです。
2.「愛されてる」実感がないと虚しいから
「結婚したい」という気持ちの中には、恋愛感情に振り回されない平穏な生活を求める気持ちがありますよね。
確かに結婚生活の中では、恋愛時期のような熱烈な「好き!」という感情はありません。
そんな感情が毎日だと面倒だし疲れてしまいますからね。
だけど、根底に「愛されてる」という実感があるから、毎日を頑張れるんです。
早起きして旦那の弁当を作る、旦那のパンツを下洗いする、それらを平気でできるのは根底に「愛し、愛されている」という実感があるからです。
もしそれがなかったら、そんな毎日頑張れないし、きっと虚しく感じてしまいます。
確かに恋愛は面倒です。
でも、その面倒を飛ばして結婚だけを求めても、そこには虚しい毎日が待っていることになるでしょう。
3.結婚生活は「より面倒」だから
恋愛は面倒ですが、結婚生活はより一層面倒です。
その理由は2つ。
ひとつは2人の関係以外に親族との関係が生じること。
もうひとつは、恋愛以外に「生活観」「経済観「教育観」などさまざまな衝突が予想されることです。
結婚すれば姻族との関係が生まれます。
近いのは相手の親兄弟ですよね。
まったく関わりナシに生きていくことはできないでしょうし、場合によっては相手の親との同居や介護の話も出てくるでしょう。
また、家族生活を送る中でいろんな価値観の衝突があるでしょう。
生活習慣のコト、お金のコト、子どものコト。
生活そのものに関わることですから、これらは避けては通れません。
恋愛は思い通りにいかなくて面倒ですが、結婚後に待ち受けるこれらの問題も思い通りにはいかず面倒でしょう。
それらを予想しないうちに、「ただ結婚したい」と思うのは早合点かも知れません。
4.「結婚する意味」を見失っているから
そもそも、どうして結婚したいと思うのでしょう。
「子どもが欲しいから」「結婚できない人と思われたくないから」「親を安心させたいから」など理由はいろいろありますよね。
でも、どの理由にせよ「結婚したから」すべて解決するものでしょうか?
恋愛が面倒だからと結婚しても上手くいかないのは「結婚する意味」を見失っているからです。
もちろん「結婚したい」というあなたの気持ちは解決するでしょう。
でも、結婚は「新たに生まれる生活のスタート」です。またそこからすべてが始まるのです。
その毎日を前にしたときに「あれ?私なんで結婚したんだっけ?」と途方に暮れることがないようにしたいですね。
5.子どもが「パパ似」の可能性があるから
結婚したいという理由のひとつに「子どもが欲しい」というのがあるでしょう。
これは女性にとっては大きな動機ですよね。
女として生まれたからには子どもを産みたい、そう思うのは自然です。
ただ、子どもがパパ似になる可能性もありますよね。それこそ外見も性格も。
「自分の産んだ子どもだから無条件に愛しい」もちろんそれはそうです。
でも、恋愛感情抜きに結婚したような相手にそっくりの子どもって…ちょっとビミョーって思いませんか(笑)?
自分にそっくりならいいんですけどね。
相手そっくりパターンは大いに有り得ます。
夫婦どちら似でも可愛いと感じるのは、やはりパートナーを愛しているという根底があってこそです。
おわりに
いかがでしたか?
恋愛は確かに面倒です。
気持ちが通わず、ココロが疲れることもたくさんあるでしょう。
でも、恋愛を飛ばして結婚というのはありえないのです。
結婚相手に対して熱烈な「好き!」は必要ありませんが「愛情」や「尊敬」は必要です。
そしてそれらの感情は「恋愛」を通して十分育てていく必要があるからです。
虚しい結婚をしたくなければ、面倒な恋を避けては通れないのです。