恋愛依存の原因…何でこうなったの?恋の執着…根っこにあるもの5個
恋してないと落ち着かない…。
恋してると周りが見えなくなる…。
私って恋愛依存だ…!
恋愛のせいで苦しくなって生活に支障が出てくると、認めたくないけど…もう認めるしかないですよね。
「私、どうしてこうなっちゃったんだろう?」
と辛い思いをしているあなた。
今回はその原因を一緒に見ていきましょう。
原因となったもの、根っこにあるものが分かれば、絶対に対処法が見つかりますよ。
1.親から愛されなかった
親から愛されなかった…あまりかまってもらえなかった人は、大人になっても無意識にそのことをずっと引きずっています。
親の代わりに愛をくれる人、かまってくれる人を求めているのです。
なので、このパターンの場合は親が原因の恋愛依存です。
でもふつう恋人が親の代わりになることはありません。
なのでその欲求が満たされることは永遠にないのです。
…にも関わらず求め続けてしまう
。気が付けば恋(愛)のことしか考えられなくなる。これが恋愛依存の状態です。
親は子供にとってはじめて接する大人であり、すべてのお手本です。
まず親から愛情を注がれることによって、愛され方を覚えます。
それから愛し方を覚えます。
これを体験していないと適切な愛のやりとりができないのです。
たとえばなんの勉強もしてないのに、いきなり三角関数の問題が解ける人はいませんよね…それと同じです。
2.おねえちゃんとして頑張ってた
「○○ちゃんはおねえちゃんだから!」という理由で妹や弟の面倒をみさせられていた人は、それが原因で恋愛依存になってしまっていることがあるでしょう。
下の子に優しくしたり甘えさせたりしていたということは、愛をもらうよりも愛を与える側に立つことが多かったということです。
いろいろと我慢していませんでしたか?「おねえちゃんだからってなんで私がゆずらなきゃいけないの?」みたいな、理不尽なことありませんでしたか?
なのでそれは簡単に言えば、子供のころ我慢していた反動です。
だから執拗に愛を求めてしまうのです。
3.同姓とあまり仲良くなれなかった
昔から女友達より男友達が多い…というのも恋愛依存の原因になりえます。
そういう人は友情と恋愛がごっちゃになっていて、依存先が少ないからです。
というのも、依存って必ずしも悪いことだとは限らないんですよ。
ただ依存先がひとつしかない、あるいは少ないのがよくないのです。
それがなくなったとき、パニックになってしまうからです。
恋愛依存しつつ友情に、趣味に、仕事に…など、依存先が複数あることによってはじめて精神のバランスがとれるのです。
男と女である以上、その友情がいつ恋愛対象になってもおかしくない…。
これは友情と恋愛がごっちゃになっています。
人は一人では生きていきません。
必ず何かに依存しています。
そして意識して依存先を増やすことができて、はじめて人は大人になれるのです。
4.昔付き合ってた人に裏切られた
過去のトラウマが原因で恋愛依存に陥るケースもあります。
一度深い傷を負うと、「もうあんな思いはしたくない」と強く意識しますよね。
警戒して、いろいろなことを気をつけるようになると思います。
その怯えと恐怖が頭の中を浸食しはじめると、恋のことしか考えられなくなります。
つまり恋愛依存の状態になってしまうのです。
そして人って恐怖に立ち向かいたくなってしまう生き物なんです。
これは心理学的にも証明されています。
《対抗恐怖》というものです。
でなければ、ジェットコースターやお化け屋敷なんて恐怖を楽しむ娯楽は存在しないと思いませんか?
なのでもしこれが原因なのだったら、過去の傷を癒したい、そして乗り越えたいから、今そうなっているということです。
5.ストレスが上手に解消できない
普段からストレスの解消は上手ですか?
あまり上手じゃない人も、恋愛依存になりやすいです。
それはつまり、気持ちの切り替えが上手くできないということだからです。
たとえば仕事で失敗したとき、それを引きずりやすいタイプではないですか?
あるいは友達と喧嘩したとき、そのことがずっと気になって気になって仕方なくなりませんか?
そういうときふつう人は気分転換しようとします。
でもそれができない…ストレス解消が上手にできない…。
普段からそうやって気持ちの切り替えが上手でない人は、なりやすいのです。
なぜ恋愛にだけそうなってしまうのでしょうか?
それは、恋愛っていろんな物事のなかでもとりわけ感情を揺さぶられやすいものだからです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?あてはまる原因はあったでしょうか?
大丈夫です。
原因を知ることにより、それに応じてこれからの対策は練れますよ。
「どうしたらいいんだろう」と立ち尽くしているだけじゃなくて、「原因を知りたい」と積極的に動けるかしこいあなたなら、きっと乗り越えられます。
恋愛依存の人は、ある意味純粋でまっすぐな人。
そういう人こそ、誰よりも恋愛という素敵な感情を心から楽しめる可能性を秘めています。
そう考えると恋愛に依存できる人は素晴らしい存在なのです。