長男とは結婚したくない…なんてもう古いかも?イマドキ事情5つ

結婚を考えている彼氏がいる…。

婚活で知り合って気になる人がいる…。

だけどその彼がもし「長男」だったら?

せっかくいい人が見つかったのに同居や跡継ぎ問題が気になる、介護のためにいずれ今の仕事を辞めなきゃいけないかもしれない。

そういった不安が頭に浮かぶと「結婚したくない」とも考えてしまいますよね。

今回はそんな厄介なイメージをもたれやすい「長男問題」について、5つの観点をご紹介。

不安が少しでもやわらぎますように!

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1.少子化で一人っ子が増えている

長男と聞くと他にも何人かきょうだいがいることを前提にしているイメージですが、今や少子化がすすんで「一人っ子」の男性も増えています。

付き合っている彼氏や、婚活で知り合った彼が一人っ子の場合も、それは「長男」ということになりますよね。

二人きょうだいだったとしても、第一子がお姉さんであれば第二子の彼も「長男」です。

そういった男性のことまで「結婚したくない!」と避けていたら、あなたが選べる相手はかなり限られてしまいます。

2人以上のきょうだいがいて、さらに次男か三男、末っ子がいいとなると、まずはその条件から相手を絞ることになるでしょう。

結婚したくない相手の条件や、ある程度の理想をもつことも大切ではありますが、そのせいであなた自身の首を絞めてしまわないか、よく考えてみてくださいね。

2.親との同居自体が減っている

長男と結婚すると「義両親と同居をしなきゃいけないかも…」という思いから結婚したくないと考えてはいませんか?

今では親と同居をすること自体のデメリットが増えたこともあり、同居そのものが少なくなってきています。

核家族化がすすみ、その家の子どもがそれぞれに実家から離れた土地で就職をしてそのままその土地で自分の家庭を持つことも増えています。

親と同居をするとなるとたいていは地元への引越しが必要ですし、そのために今の仕事を辞めなければいけない場合も出てきますよね。

もちろん、ずっと地元にいて実家暮らしであったり、家業の跡継ぎとして立場が決まっている男性なら同居の可能性も高くなります。

「長男だから」という理由で結婚したくないと決めつけるより、次男であろうと末っ子であろうと、彼の現状を判断材料にするほうが賢明と言えそうです。

3.長男が跡継ぎとは限らない

相手の実家が自営業や農家、会社経営をしている場合、長男を跡継ぎに選ぶイメージが強いため結婚したくないと感じるかもしれません。

けれど今では跡継ぎにもさまざまなパターンが考えられます。

きょうだいの中で他に適任がいればそちらが優先されるでしょうし、身内ではなく社内の優秀な人がそのまま出世をして後継者になることもじゅうぶんにありえる話です。

もちろん、彼が跡継ぎとなる可能性もあるので、その場合の親戚づきあいや彼の地元でのご近所づきあいを考えると気が重くなりますよね。

とくに実家が自営業や農家であれば嫁いだあなたが家業を手伝うことは避けられないでしょう。

結婚したくないと思うのも無理はありません。

長男ということに警戒しすぎずに、彼に話が聞けそうであれば「後を継ぐ人は決まってるの?」とストレートに聞いてしまうのもありですよ。

4.孫への期待は義両親次第

「孫フィーバー」という言葉もあるほど、両親からの孫への期待や愛情が強いことってありますよね。

長男の子どもは内孫になるので、義両親にはとくに期待される場合も。

そういったプレッシャーを避けるために長男とは結婚したくないと考える女性もたしかに多いです。

けれどこれも結局は相手の両親次第。

きょうだいのどの立場であってもプレッシャーをかけてくる義両親はいます。

次男や末っ子でも、上のきょうだいが未婚であったり、不妊に悩んでいる夫婦だからと孫への期待をあなたに向けてくる可能性だってあるのです。

さまざまな夫婦のかたちや、家族のありかたを尊重してくれる両親であれば、そんなプレッシャーとは無縁の結婚ができるでしょう。

彼の立場から結婚したくない不安を感じるより、相手の両親をよく知ることが解決策になるかもしれません。

5.介護はだれにでもありえる

結婚を考えている相手が長男となると、同居が避けられたとしても介護についてはまっさきにこちらの役目と感じますよね。

介護のストレスは今や社会問題になるレベル。

結婚したくない理由になるのも無理はありません。

さらに、親の介護については義両親側だけでなく、夫になる彼自身が「自分の役目だ」と感じていることも多いのです。

まさに責任感の強い長男ならではの考えですね。

けれど、実際には彼がどのような方法で責任を果たそうとしているかはさまざま。

デイサービスや介護施設に入所してもらい、社会のたすけを借りながら金銭的な責任は自分が取るつもりでいるパターンも考えられます。

また、「近くに住んでいるのが次男だから」や「お嫁さんではなく実の娘のほうが頼りやすい」という理由で他のきょうだいや実の子どもに介護を希望するパターンも増えました。

介護はだれにとっても自分の問題になりえると考えておきましょう。

おわりに

いかがでしたか?

今回は「長男とは結婚したくない!」と思われる要因5つにスポットをあててご紹介させていただきました。

結婚となると現実的な問題がたくさん出てくるので、避けられる問題は避けておきたいですよね。

けれど、今では社会の多様化がすすんでいるので、彼が実家のどんな立場にいても「こうなる」と言い切れることの方が少なくなりました。

プロフィールのイメージだけで判断せずに、彼とよく話し合ったり、彼の家族をよく知ることで解決していきましょう!

(ライター/inaka)