好きだけど別れたい…未来が見えない彼との関係、どうしたらいい?
「好きだけど別れたい」と感じることはありますか?
一見矛盾しているようですが、あり得ることなのです。
好きになった時の感情はまだあるし、彼が自分以外の女性と付き合うと思うととても悲しい。
それでも、別れた方が良い理由もたくさん挙げることができる。
そんなときの対処法をご紹介します。
1.生活習慣の折り合いがつかないとき
人間としては好きだけど、生活習慣や癖などで根本的に合わない部分があるという場合。
これはおたがいに直していくのはなかなか大変なんですよね。
長年かけて身に着いたものは変えにくいし、なぜこちらが折れないといけないのかと憤ることもあります。
きっと、どんなカップルや夫婦にも合わない点はあるのだとおもいます。
問題は、それがふたりにとってどれだけ大きな溝になるのかという部分です。
好きだけど別れたいと思うほど耐え難いのなら、別れるという選択肢もアリかもしれません。
2.将来が考えられないとき
つきあうには理想的な彼なんだけど、将来には不安があるから好きだけど別れたいというパターンです。
そういうときは、言いにくくとも彼にはっきりと伝えることをおすすめします。
一度でも良いので彼にチャンスをあげてください。
男性は女性ほど察しが良くありません。
あなたがいくら不満をほのめかしていたとしても、しっかり伝わっていないことの方が多いと思ってください。
彼はあなたが将来についてどれほど真剣に考えているか気が付いていないかもしれません。
100回ほのめかすよりも、1回はっきり伝えた方があなたにとっても彼にとっても建設的です。
はっきり伝えたうえでも変化が見られないのなら、あなたは自分の将来のためにも彼との関係は終わりにしたほうが良いでしょう。
3.その「好き」、意地じゃない?
好きだけど別れたいということは、「別れるのがベストな選択だとは分かっているけど、好きという気持ちが邪魔をする」という心理状態です。
しかし、その「好き」は本当に彼への愛情でしょうか?
いままで彼にかけてきたもの(気持ちや、時間、お金など)が惜しいだけとは考えられませんか?
また、あなたの恋愛観に反するからとか、周囲の人へのプライドからとか、純粋な好意以外にも別れを引き留める感情はたくさん存在します。
好きだけど別れたいというよりも、別れたいけど惜しいものがあると言い換えることはできないでしょうか?
「惜しい」というと冷たいようですが、人間ですからそんな感情もあるでしょう。
問題なのは、意地から彼とつきあっているのなら別れる方が良いということです。
4.「お互いがダメになってしまう」という想い
あなた自身だけでなく、彼のためにも別れた方が良いと感じている場合。
彼に「こういう理由で、好きだけど別れたい。」ということをしっかり伝えましょう。
その上でお互いに解決法を見つけることがベストです。
「お互いのために、好きだけど別れたいんだ」とだけ伝えてしまうと、彼にはわけがわかりません。
女性の“察して”というような伝え方は、男性には受信できないのです。
いきなり「お互いのため」と言われても、彼には言い訳のように聞こえるし、話し合いを拒絶されているように思えるのです。
良い解決法が見つからなかったり、あなたが納得いかなかったりしたら、別れを選択しましょう。
5.彼の人格と彼の行動はセット
彼自身への愛情は無くなってない。
だけど、彼の行動に嫌気がさしている。
だから好きだけど別れたいという矛盾したような感情を抱え込んでしまう。
しかし、彼の人格と彼の行動はセットになっています。
彼とあなたのふたりきりの環境なら上手くいくのかもしれません。
ですが、実際は色々な人が関わってくるし、お互いだけではやっていけないのです。
どんなに好きな部分があったとしても、嫌いな部分と切り離すことは不可能です。
嫌いな部分がいかに不快か友達に愚痴を言うよりは、嫌いな部分を飲み込むか、好きな部分ごと別れるかの選択をしましょう。
6.“はじめのころの彼”にとらわれてない?
好きだけど別れたいと思う時、その“好き”がいつの彼を指すのか考えてみてください。
今は別れたいけれど、はじめのころ優しかった彼が忘れられないというのなら、別れることをおすすめします。
つきあいはじめのころの彼は、あなたを捕まえるために必死になっているときの彼です。
そのような時期は長くは続かないし、あなたの努力でどうにかなるものでは無いのです。
赤ちゃんに「いつまでも赤ちゃんでいて!」というようなものです。
彼がはじめのころの優しくて魅力的な男性に戻ってくれることを期待しているのなら、望みは早く捨ててしまった方が前向きです。
おわりに
別れを決断するのは、難しいことです。
とくに相手に感情が残っている場合は、ズルズルと関係を引きずりがち。
しかし、「好きだけど別れたい」と思っている状態から、「やっぱり付き合っていてよかった!」と思えるまでに回復するのはとても難しいです。
ときには自分で思いきった判断を下すのも大切です。