自分を好きな人が好き?向こうから来てくれないとダメ…の心理6つ!
自分を好きな人が好き。
「どういう人が好き?」と聞かれて、そんな答え方をする人、いますよね。
えっ好きなタイプとか、こだわりないの?!
とびっくりしますよね。どうしてなんでしょうか?
今回は、そんな人の心理を暴きます。
また、そういう相手が恋人になったらどんなメリットとデメリットがあるのかもご紹介します。
1.「自分を好きな人が好き」の心理
1-1.追われる立場でいたい
「自分を好きな人が好き」という人は、常に自分が追われる立場でいたい。
こんな心理がひそんでいる場合があります。
そういう人は、恋愛で追われないと不安になってしまう人です。
相手から追ってもらえてはじめて、「好かれてる」「愛されてる」と感じるのでしょう。
人の愛情を疑ってしまい、気持ちを素直に受け取れないタイプの人です。
もしかしたら過去に、自分が追う立場になって痛い目を見たことがあるのではないでしょうか。
なのでそれはその経験から行き着いた結論なのかもしれません。
1-2.なるべくたくさん可愛がられたい
べたべたに甘やかしてほしい、なるべくたくさん可愛がられたい!
その心理を言葉にした結果がそれなのではないでしょうか。
これは、昔から周りの人にたくさん可愛がられてちやほやされてきたタイプに多いです。
そう扱われていることに慣れていて、可愛がられるのが当然。という心理です。
だからこそ、「自分を好きな人が好き」と、堂々と言えるのです。
ちやほやされてこなかった人は、「当然」という発想にはなりません。
1-3.心理的に自分が上の立場でいたい
この「自分を好きな人が好き」は、「心理的に自分が上の立場でいたい」という心理から来ている場合もあります。
言い換えると、「付き合うなら見下せる相手がいい」です。
これの多くは、本人の根っこにある劣等感からきています。
相手を下に見ることで、自分の自信のなさをカバーしようとしているのです。
1-4.そっちからじゃないと信じられない
「好き」なら相手から来てくれるはず。そうじゃないと信じられない。
「自分を好きな人が好き」と言う人には、こんな心理が隠れている場合もあります。
これは、極度の人間不信な人に多いパターン。
そして自分の中で明確な「自分のことが本当に好きなら○○する」という基準があるためです。
だからそれにあてはまる人じゃないと、相手を信じることができないのです。
1-5.自分に自信がない
自分に自信がなくて、好きでも自分からいけない…。どうせ今回もダメだ。
こんなうしろ向きな心理で「自分を好きな人が好き」なんて言っている人もいます。
自尊心が異様に低く、やる前からあきらめグセがついてしまっている人ですね。
今までずっと消極的な感じで、周りに流されて生きてきたのかもしれません。
なので仮に誰かを好きになっても、「あっちから来ないならいいや」とすぐあきらめることが出来てしまうのです。
このタイプの「自分を好きな人が好き」は、たくさん褒められたりアプローチされるとすぐそっちになびきます。
1-6.そこまで恋愛に興味がない
実はそこまで恋愛が好きじゃない、興味がない…
なんて心理があって「自分を好きな人が好き」と言ってる人もいるでしょう。
恋愛に対して欲がないので、こだわりがなくてあっさりしているのです。
当然、自分から積極的に恋人を作ることもありません。
でも相手からアプローチされたら、
「まあ、そっちがそこまで言うのなら考えてみようかな…」
と気まぐれな心理で、付き合ってみたりみなかったりするのです。
だからタイプを聞かれたら「自分を好きな人が好き」としか言えないのです。
それがその人の、正直な気持ちなんです。
2.「自分を好きな人が好き」が恋人のメリット
2-1.可愛がってあげられる
「自分を好きな人が好き」というタイプは、「自分は誰よりも可愛がられたい」という心理を持っている場合があるのです。
なので、「可愛がられるよりも可愛がりたい!」そんな恋人を甘やかすのが大好きなあなたは、むしろこのタイプが良いでしょう。
たくさん可愛がらせてくれるので、付き合っているととても嬉しい気持ちになれるし心理的な満足感があるでしょう。
2-2.面倒をみさせてくれる
「甘やかされたい」こんな心理を持っている場合もよくある、「自分を好きな人が好き」な人。
そのため「人のお世話をするのが好き、面倒をみるのが好き」なママタイプ、きょうだいの一番上タイプにとってはメリットです。
恋人だけど、心理的にはペットとご主人様みたいな感じです。
誰かの面倒をみないと落ち着かないタイプって、いますよね。
それは誰か(何か)のお世話をするという行為が、昔からしみついているためでしょう。
2-3.行動の主導権を握れる
「自分を好きな人が好き」と言う人と付き合うと、行動の主導権を握れるのです。
そういう人に効く言葉は「だって、あなたのことが好きだから」です。
自分のためにやってくれた行為にたいへん弱いです。
なのでそのワードを使えば、たいていのワガママは付き合ってくれます。
また、さほど恋愛に興味がない…という心理を持つ「自分を好きな人が好き」タイプ。
このタイプも、「恋人とこういうことがしたい」みたいなこだわりがありません。
行動の主導権を握れるでしょう。思う存分振り回せます。
3.「自分を好きな人が好き」が恋人のデメリット
3-1.受け身すぎてイライラする
たいてい「自分を好きな人が好き」な人には積極性がありません。
自分から「○○をしよう!」なんて積極的な心理には基本的にならないのです。
なので、あまりにも受け身すぎてそのうちイライラしてくるかも。
「いつか積極的になってくれるかも」
なんて期待は、おそらくことごとく打ち砕かれることになります。
どこまで許容できるか、というのはあなた次第でしょう。
3-2.好かれてるのか不安になってくる
「なにそれ、じゃあ他の人でもいいってこと?」
「たくさんアプローチされたらそっちになびくってこと?」
そんな心理的な不安を相手に与えがちなのが、「自分を好きな人が好き」な人です。
そういう人って「好き」をあまり表現してくれないからです。
自分の愛を、言葉にして相手に伝える…なんて積極性は持ち合わせていません。
最初は「付き合えた」ことで幸せいっぱい。だから、ぜんぜん平気かもしれません。
でも関係が落ち着いてくると、期待が出てくるし欲しがりになってしまうもの。
なので「なんか…好きなのは私だけ…?」という不安に襲われることになります。
3-3.全部こっちが決める事になる
「自分を好きな人が好き」な人は、本当に受け身な性格をしています。
そして「ここでも!?」という肝心なときにすら受け身…なんてパターンはザラ。
お決まりの台詞は「きみがいいと思うほうでいいよ」です。
それがあなたにとって「ラッキー」と思うな場面もあるでしょう。
たとえば、ふたりの将来のことに対しても「そっちが決めて」スタンスかもしれません。その可能性は高いです。
たとえば同棲するとか、結婚するとか。
そういうことに対して受け身な人、どうですか?
なぜこれがデメリットになるのかというと、「決断する」という心理的責任をあなたが全て負うことになるからです。
それはかなりストレスになるでしょう。
4.おわりに
いかがでしたか?
「自分を好きな人が好き」というタイプの心理、そういう相手を恋人にしたらどんなメリットとデメリットがあるかをご紹介しました。
そもそもその言葉って、「じゃあ他の人でもいいってこと?」と相手を不安にさせてしまう言葉です。
なのでそれを口にする人はちょっと正直、考えものでしょう…。
それにくわえて、とにかく受け身。そして消極的です。
そのため様々な場面で、相手に心理的な負担をかけることがありますよ。