振った罪悪感辛い…勝手でゴメン…しんどい気持ちを消す考え方と方法
「自分から振ったのに罪悪感で辛い…」
こんなふうに考えてしまうのは、振った方が加害者で振られた方は被害者…
なんて気分になってしまうからですよね。
それはあなたが相手の立場・気持ちになって物事を考えられる、共感力の高い女性だからです。
それは誰にでも出来ることじゃないので、あなたの素晴らしいところですよ。
ですがあまりにも自分を責め続けてしまうのはしんどいですよね。
なので今回は、その気持ちを消す考え方と方法をご紹介いたします。
1.罪悪感を消す考え方
1-1.「彼の未来に自分は何の関係もない」
あなたは彼に対して罪悪感だけではなく、責任を感じて辛い気持ちになっていませんか。
たとえば彼から連絡がきたらつい返事をしてしまったり、彼のSNSを見てちょっとネガティブになってたら「何かしてあげなきゃ」と焦ったりしていませんか。
このように「私は振った立場なのだからこれくらいはするべきだ」という気持ちになっているのなら、すぐにやめましょう。
お互い辛い気持ちを忘れられませんし、お互いのためにならないからです。
お別れしたということは、あなたの未来には彼はいないし、彼の未来にもあなたがいないのです。
だからあなたの中で、罪悪感や責任感が発生するのはちょっと不自然なんです。
「もっとこうしてあげれば良かった、ああしてあげれば良かった」は罪悪感ですが、「~するべき」は責任感…。思い当たりませんか?
あなたは振った側ですが、もう罪悪感を覚えたり責任を負う必要はないのです。
1-2.「女は他にもたくさんいる」
よく「男は星の数ほどいる」なんて言いますよね。
女にも同じことがいえます。
いえ、もちろん星の数(銀河系は約2000億個)ほどはいないのですが、とにかく女は世界にたくさんいます。
彼はあなたが惚れるほど魅力的な男性です。
きっとまた新しい女性と幸せになることでしょう。
あなたが過去選んだ男性なら大丈夫です。
すぐ幸せになります。
なので振ったことに対して罪悪感を覚え、気に病むことはまったくないのです。
「今は辛い思いをしているかもしれないけど、いつか彼は幸せになってくれる」
…こう考えると、少しは気持ちが楽になりませんか?
1-3.「そこまで人は弱くない」
実は人ってそこまで弱くないんです。なかなかしぶといです。
ですので、恋人に振られたくらいじゃ人は死にません。
勢いで「死にたい…」とは思うかもしれませんが、それが実行に移されることはまずないです。
体内にだって菌を追っ払う力がありますし、傷を治す力だってあります。
ということは、心にだってちゃんとそんな感じの機能がそなわっているはずなのです。
今は振った罪悪感で辛いかもしれませんが、時間が経過するにつれてその気持ちは必ず薄くなります。
時間は心を治癒する薬です。
そしてもちろん、傷ついた彼の心もちゃんと治癒しますよ。
ただ、あなたは彼の心が回復したかどうかを確認する義務はありません。
それだけは忘れないでくださいね。
1-4.「無理して一緒にいた方が辛い」
お別れする結果になったということは、結局お互い無理してる部分があったということです。
だから「振る」という辛い役目をしたあなたは、自分と彼のためにすごく頑張ったのです。
なのであなたが彼を振ったという選択は、絶対に間違ってはいなかったのです。正解です。
「無理して一緒にいた方が辛い」から別れたのです。
だって無理して一緒にいてお互いにしんどい思いをするより、無理をしないで離れた方がいいに決まっていますよね。
好きだけど一緒にいない方がお互いのため…なんてことはよくあります。
ここで注意していただきたいのが、「無理して一緒にいるよりマシ」という考え方をしてしまうことです。
これだと微妙にニュアンスが違います。
なぜなら「マシ」をいくら集めても、「幸せ」にはならないからです。
マシと幸せはイコールではありません。
なので繰り返しになりますが、という考え方をしてみてください。
そうすれば「一緒にいない方が幸せ」といった考え方も、そのうち出来るようになるでしょう。
1-5.「いい経験になった」
経験は一番の勉強です。
今回あなたが彼を振ったことで辛い思いをしたのなら、その経験を次の恋愛で活かせば良いのです。
その経験があるからこそ、次は恋愛においていろいろな事に気をつけることが出来ます。
だからその彼を振った行為も、罪悪感で辛いという気持ちも、ぜんぶがあなたにとっては大切な経験です。
なので「いい経験になった」と、このように考えてみてください。
痛みを知ってる人は、人に優しくなれます。だから次は新しい相手ともっと素敵な恋愛ができますよ。
2.罪悪感を消す方法
2-1.振った自分を受け入れる
彼のことを振った自分を受け入れましょう。
お別れすることになったということは、付き合っていて「何か違うな」と思う部分があったということ。
そこから目をそらさず、ちゃんと見切りをつけることができた自分を褒めてあげてください。
あなたは自分と彼にとって正しいことをしたのです。
だってそのまま「なんか違うな」という気持ちを抱えつつダラダラと付き合っていたら、もっと彼もあなたも傷つく結果になっていたでしょう。
それと、あなたは自分から振った…それゆえに彼を傷つけたという辛い事実を、なかったことにしたいんじゃないでしょうか?
でも時間は戻らないんです。
一度してしまったことはやり直すことはできないのです。
振るという選択をした自分を受け入れてあげてくださいね。
2-2.彼とはもう他人になる
罪悪感を覚えて辛いのなら、振った彼とはもう他人になりましょう。
そのままいつまでも縁を繋いでいると、どんどん今の罪悪感は大きくなっていきますよ。
そして何より、中途半端に縁を繋いでいるのって彼も辛いはずです。
それだと彼はあなたに「もしかしたらまた…」と、復縁を期待してしまうからです。
もう連絡がとれないよう、連絡先は消しましょう。
仕事などの関係上それが難しいという場合は、連絡先の名前を「○○さん」と他人行儀な名前で登録してください。
そして話しかける時も「○○さん」、会話するときは敬語、など「知り合い」ポジションに彼を置きましょう。
辛いかもしれませんが、彼とあなたのためです。
2-3.彼の近況をシャットアウトする
もしかしてまだ彼のSNSとまだフォローしていませんか?
また、さりげなく彼と共通の知り合いに、彼のことを聞いたりしていませんか?
彼の近況が入ってくると、振った罪悪感は消えません。
それを見る、聞くたびあなたは彼のことを考えてしまうからです。
そのたびに罪悪感を思い出し、辛い気持ちになるでしょう。
たとえば彼が落ち込んでいると知ったら、「私のせいかな…」なんて思ってしまうかも。
そうならないために、彼の近況を知る手段は絶ってください。
SNSのフォローは外しましょう。
共通の知人には別れたということを伝え、「彼の話を聞くと辛いから、話さないでくれると嬉しい」とやんわりお願いしてください。
2-4.思い出の品はぜんぶ捨てる
まだ彼との思い出の品が残っていませんか。
勇気を出してぜんぶ捨ててください。
あなたはきっとそれらを見るたび振った彼を思い出し辛い気持ちになってしまいますし、罪悪感がどんどん膨らむからです。
なぜなら思い出の品って、だいたいが「楽しい」「幸せ」という感情を切り取って残した「物」だからです。
たとえば指輪。これは恋人のあかしですね。
お揃いのものだったら、選ぶ時はとてもわくわくしていたでしょう。
それと写真。そこに映っているあなたや彼の顔は笑顔じゃないでしょうか。
またはふたりで見た綺麗な風景ではないでしょうか。
だって喧嘩しているときに写真なんか撮らないですよね。
汚い場所なんか、わざわざ写真に納めないですよね。
それらが残っていると、「もう少し頑張れば、このときみたいに幸せな関係を築けた未来もあったんじゃないか」という気持ちが見るたびに大きくなってしまいます。
捨てましょう。
そうしないと、あなたはずっと辛い罪悪感にとらわれたままです。
2-5.楽しいことをする
振った罪悪感にとらわれているのは、ことあるごとに彼のことを思い出してしまうからです。
その罪悪感を忘れるために、あなたが楽しいと感じることをしましょう。
楽しいことで、今覚えている辛い罪悪感を薄め、最終的に消してしまいましょう。
自分の力で自分を幸せにしようとがんばる人を責める人はいません。
いるとしたら、それはあなた自身です。
罪悪感という感情にとらわれ、「彼のことを振った、傷つけた。それなのに楽しんでいいんだろうか…」なんて自分で自分を責めてしまうのです。
そもそも関係が上手くいかなかったのは、あなただけの問題ではなく二人の問題なんです。
決してあなただけのせいではないのです。
2-6.新しい恋に向けてがんばる
振った彼のことは忘れ、新しい恋に向けてがんばりましょう。
恋で受けた傷を癒やすには、新しい恋がいちばんです。
罪悪感を覚えて辛いということは、あなたは「彼を傷つけた」と思っているということですよね。
でも傷ついているのはあなたも同じなんですよ。
なのであなたも癒やされなくちゃいけないんです。
彼も当然癒やされるべきですが、それはもう彼女じゃないあなたの役目ではありません。
新しい恋に目を向けましょう。
今回上手くいかなかったのなら、次は同じような辛いことをくり返さないよう気をつければいいんです。
2-7.復縁に向けてがんばる
もし彼との縁をどうしても切りたくないという気持ちが強いのならば、復縁に向けて努力するのもひとつの選択です。
あなたが後悔しない選択をするのは、あなたの幸せのために必要だからです。
ただその場合、その気持ちはどこから来るものなのか、見つめ直す必要があります。
「『振った』自分が加害者になりたくないから」なのか。
それとも「まだ彼が好きだから」なのか。
一度、よく確認してから行動してくださいね。
3.おわりに
いかがでしたでしょうか?
今は彼を振った罪悪感がつきまとっていて離れず、苦しいことかと思います。
ですが今回ご紹介した考え方を持ち、自分にあった方法を実行に移せばいずれそのしんどさは消えます。
後悔だけするのは立ち止まっているからです。
ですが後悔した上で反省し、次に活かせる人は前へ進めます。
そして幸せになれます。
あなたの罪悪感と辛い気持ちが少しでも軽くなりますように。