好きは言わないと伝わらない!行動を言葉代わりにするとNGな6理由
「好き」って言わないと伝わらないもの?
行動にはいっぱい表してるし…それじゃダメなのかな?
…というあなた。行動ももちろん大事です。でも、「好き」は言わないと伝わらないんですよ。
行動は行動であって、言葉じゃありません。だから完全な代わりにはならないんです。
なんでだと思いますか?今回はその理由をご紹介します。
1.言葉じゃないと伝わらないタイプもいるから
言葉にしてくれないと不安で、本当に好きでいてくれるかかどうか信じられないタイプもいます。彼はもしかしたら、それかもしれません。
とにかく言葉じゃないとダメ。そういう人は、行動だけじゃなくて「好き」って言わないと伝わらないんです。
だって求めてるものと微妙に違うものを渡されても「そうじゃない」ってなりませんか?
たとえば「醤油ラーメンが食べたい」って言ったのに味噌ラーメンを出されたらどうですか?
しかも「でもこれラーメンだし同じようなものでしょ」なんて言われたら…「そうじゃないんだよなー言わないと伝わらないの?」ってなりますよね。
あなたは行動にしてるから好きと言ってるも同然、と考えているかもしれません。
でも同然かどうかは、受け取る側が決めることなんですよ。だから言わないと伝わらないことがあるんです。
2.言葉に重きを置いているタイプもいるから
あなたは行動を大事にするかもしれませんが、行動よりも言葉に重きを置いている人もいます。あなたの彼氏がもしその傾向が強いと、「好き」は言わないと伝わらないでしょう。
これは価値観の違いですね。
違う人間なのだから価値観は違って当たり前です。
でも、違うからといって「あなたはあなた、私は私。合わないならさよなら」なんてあまりにも寂しいと思いませんか。
お互いの価値観に歩み寄ることは、恋人関係を維持するにおいてとっても大事なことですよ。
「でも私は行動に重きを置いてるタイプだし…。それなら、まずはそっち(彼氏)が歩み寄って来て欲しい!」と思うかもしれませんね。
でも、相手の行動をコントロールするよりも、自分をコントロールするほうがはるかに楽ですよ。
なので好きと言わないと伝わらない価値観の彼に歩み寄って欲しいのなら、まずは自分から近づいてみましょう。
3.行動だけだと間違って伝わることもあるから
行動だけだと相手に誤解されることもあります。
たとえば、彼の腕に蚊が止まっていたとします。そのまま血を吸われてしまうと、かゆいし痛くなって彼が辛い思いをしますよね。だからあなたは叩いて潰そうとしませんか?
彼をいきなり叩くって「蚊がいた」って言葉にすれば、その行動の意味が伝わります。でもそれを言葉にしないとただいきなり彼氏を叩いた彼女です。言わないと伝わらないですよね。
これは極端な例でしたが、とにかくこのようにあなたが「好き」だから起こした行動でも、相手にとっては間違って伝わることも多々あるんです。
だから行動+言わないと伝わらないんですよ。
4.気持ちは目に見えないから
体調とかは肌の色や体温でわかりますが、それと違って人の気持ちってはっきり視認できるものじゃありませんよね。
だから自分の「好き」が本当だと伝えるために、私たちは伝わるよう行動して、言葉にしないとダメなんです。そうしないとわかり合えないからです。
もちろん「行動だけでも(または言葉だけでも)あなたの気持ちは伝わってくるよ!って人はいます。あなたはきっと行動だけでも伝わるタイプなのかもしれませんね。
でも、相手もそのタイプだとは限らないですよね…。
気持ちは見えないもの。だから「行動がないと伝わらない」タイプ、「言わないと伝わらない」タイプ、「どっちもないと伝わらない」タイプがいるんです。
また、その時の状況や今までの経験によってこれらのタイプは揺れ動くもの。「昨日は行動だけでも良かったけど、今日は言葉が欲しい!」なんてことも全然あります。
見えるものじゃないからこそ、相手は今どんなことを望んでいるのか常に考える必要があるんです。それが愛と思いやりです。
5.コミュニケーションは行動だけだと足りないから
そもそもコミュニケーションって、体の全部を使ってするものだと思いませんか?
たとえばですが、部下に「おはようございます」と言われたときを想像してみてください。
相手の目を見る+笑顔を作る+それから頭を下げる…と言葉と行動を組み合わせるからこそ、こっちにさまざまな事が伝わってくると思いませんか。
目を見てくれるから自分に言ってるとがわかるし、笑顔だから敵意がなく好意があるとわかるし、頭を下げるから礼儀を持って接しているとわかりませんか。
そして「おはようございます」という言葉があるから朝の挨拶だとわかるんです。
あなたは言葉と行動で挨拶をしたのに、向こうはこっちを見て笑顔で頭を下げただけで「おはようございます」と言われなかった。…ってどうですか?
なんかちょっと足りないというか、伝わってこない感じがしませんか?
このように、行動だけでなく言わないと伝わらないことがあるんですよ。「好き」も同じです。恋人相手ならなおのこと、ちゃんと全身でコミュニケーションを取りましょう。
6.行動と言葉が揃うからこそ記憶に残るものだから
記憶って大事です。「こうしたら喜ばれた」と覚えているから同じことをしてあげようとするし、「こうしたら嫌がられた」からもうしないように気をつけますよね。
そういった二人の積み重ねの記憶があるからこそ、好きな気持ちと絆がどんどん深まっていくもの。
でも行動だけだとどうしても記憶に残りにくいんです…。これは情報量が少ないからです。
電話で話した内容やメッセージでやりとりした内容よりも、会って話した内容の方が覚えてませんか?
会って話すと、周りの景色、におい、声、表情など、多くの情報がありますからね。
行動、そして言葉。これを組み合わせるからこそ記憶に残るんですよ。なので「好き」も行動だけじゃ足りず、言わないと伝わらないんです。
おわりに
好きと言葉にするのってやっぱりちょっと恥ずかしいですよね。
大好きな相手だからこそなかなか言えない…ってこともあると思います。
でも行動だけじゃダメです。言わないと伝わらないんです。
彼を不安にさせている自覚があるのなら、行動だけじゃなくて言葉にもしましょう。
彼はきっと喜びます。二人の愛も深まることでしょう。