好きで苦しい!なぜ…恋は楽しいだけじゃないの?切ない理由と対処法

「好き」って響きからしてポジティブな感情です。

なのになぜか、「苦しい」というネガティブな感情も同時に起こる時がよくありますよね。

「恋」だって言葉自体はキラキラしてて楽しそうなイメージです。

なのに、実際していると胸が切なくなる事の方が多かったりもします…。なぜでしょう。

「好きで苦しい…」恋をすると、どうしてこうなってしまうのでしょうか?

今回はその理由をご紹介していきます。

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1.「好き」で苦しくなってしまう理由

1-1.不安が生まれるから

好きな人にはやっぱり「好かれたい」って思いますよね。

そしてそれと同時に、「嫌われたくない」なんて願望も自分の中で生まれませんか?

この「嫌われたくない」という願望は、抱え続けていると「嫌われたらどうしよう」という不安に変化する事が多いです。

これが切なくなってしまう理由のひとつです。

「願望」は自分を行動的にしてくれます。

でも「不安」は自分の行動を抑えつけます

嫌われたくないから、嫌われたらどうしようと不安だから積極的にアピールができなくなる…そんな経験はありませんか?

この「不安」って持ち続けていると、なぜかだんだん大きくなっていきます。

そして身動きがとれなくなります。

これは苦しいですよね。

1-2.色んなことが思い通りにならないから

恋は思い通りに上手くいくと限りません。

それがわかるからこそ、苦しいのです。

だって自分がいくら相手のことを想っていても、同じように想ってくれるとは限りませんよね…。

人の気持ちを完全にコントロールすることって不可能です。

人間は機械じゃないですからね。

わかっていても、それでも結局「私と同じくらい好きになって欲しい」と望んでしまいませんか。

「なぜ私と同じくらい好きになってくれなんだろう?」

とたくさん悩んでしまいませんか。

このどうしようもない気持ちを抱えてしまうのは本当に苦しいことであり、そして耐え難いことです…切ないですよね。

1-3.嫌いなものが増えるから

好きな相手が自分以外のものや人へ愛情を向けてるのって、見ていて嫌な気持ちになりませんか?寂しくなりますし、嫉妬しませんか?

嫉妬の対象って「嫌い」になりやすいです。

そして嫌いなものが増えると人はつらくなるのです。

まず、嫌いなものが増えるとイライラします。

それに自分が小さい人間のように思えます。

だから自己嫌悪に陥って苦しい…なんて事もあるんじゃないでしょうか。

たとえばあなたと遊ぶ約束をしていたのに、彼が友達を優先したら?趣味を優先したら?

最初はガマン出来ても、それが続いたらどうでしょう。

さらに、好きな人の好きな女性を好きになれるでしょうか?

なれないと思いますし、むしろ嫌いになるのではないでしょうか。

相手を好きになればなるほど嫌いなものが増えていく…ということはあり得るのです。

そしてそんな自分も嫌いになり、苦しくなるのです。

これは「なぜ私だけを見てくれないの」という独占欲から来るものでしょう。

1-4.自分が出せなくなるから

恋をすると、好きな人に好かれたい、嫌われたくないあまりにいろいろと合わせてしまいがちになりませんか。

彼が「○○な子が好み」と言っていたら、そんな子になろうと努力をする。

また、「○○な子は嫌い」と言っていたらそんな子にならないように気をつける…。

そうやってどんどん本当の自分を出せなくなっていきます。

これはしんどいでしょう。

相手に合わせて自分が出せなくなる…ということはつまり、「ガマンしている」ということ。

なのですごく苦しいのです。

ガマンは体の毒です。いずれ限界を迎えます。

1-5.自分を見失うから

大好きな彼の事で頭がいっぱいで仕事に手がつかなくなったり、趣味も素直に楽しめなかったり…。

自分を見失うと冷静になれなくなります。

そうなると自分が苦しいだけでなく、周りに迷惑をかけてしまうことだってあります。

そんな自分はイヤになりますよね。苦しいと思います。

女性はこのように、恋をするとそればかりに心を捕らわれてしまう人がなぜか多いと思いませんか。

これにはちゃんと理由があります。

なぜなら、そもそも女性は情緒不安定になりやすい生き物だからです。

生理前、生理中はイライラしたり落ち込んだりと心がせわしない…そんな経験、女性なら一度はあると思います。

これはセロトニンという心を安定させる物質の分泌が減るために起こってしまうのです。

情緒不安定になると、どうしても自分を見失いがちですよね。

でもそれは女性に産まれたからには仕方のないことなのです。

皆そうなってしまうのです。

2.好きで苦しいときの対処法

2-1.友達を大事にする

普段から仲が良くて、「大好きだな」とあなたが思っている友達を今以上に大事にしましょう。

あなたは今恋の「好き」に集中し過ぎて、盲目的な状態になっていませんか?

なぜ「好きで苦しい…」となるのかというと、それしか考えられないから。

恋のことが頭から離れないからです。

「好き」の気持ちを恋以外にも向けてみましょう。

そうすることによって、今より心のバランスがとれるようになるでしょう。

また、もっと友達を大事にすると、あなたもその子に大事にされるでしょう。

誰かに大事にされると心が満たされます。

そしたら、今の苦しい気持ちが少し和らぐかもしれません。

2-2.他の男性によそ見をする

ちょっとだけよそ見してみましょう。

「圧倒的に彼のほうがいい。彼が好き」と思うかもしれません。

でも「この人に比べると、彼はちょっとアレだな…」と思うところも絶対にあります。

なぜなら完璧な人なんていないからです。

そしたらあなたは今より冷静になれるので、苦しいという気持ちが少し薄くなるでしょう。

おそらく、

「彼が好き。彼以外の人なんてありえない。彼が一番!」

あなたはこう思って彼に執着しているからこそ苦しいのです。

それとその気持ちは、彼をも苦しめるんですよ。

なぜかというと、その一途でもあり盲目的な気持ちは、相手のプレッシャーとなりえるほどに重いからです。

不誠実じゃないラインなら、ちょっとくらい他の男性によそ見したって良いんじゃないでしょうか。

2-3.ルーチンを変える

ルーチンを変えるというのは、思いのほかストレスになります。

なぜなら、人は変化を嫌うものだから。

そのストレスが積み重なると、あなたは彼で「好きで苦しい」気持ちを忘れます。

とてもそれどころじゃなくなるんです。

そして「人は変化を嫌う」ですが、これはまさにあなたの今の状態です。

信じがたいかもしれませんが、あなたは「好きで苦しい」という状態を変えたくないんです。

そうやってなぜか自らを苦しみに追い込んでいるんです。

「好きで苦しい」というのが常なので、変えることができないんですね。

いつも食べているものを変えるとか、帰り道を変えるとか、そういう小さなことからでいいので、はじめてみてください。

苦しいかもしれませんが、成長にはストレスがつきものなんですよ。

2-4.習い事をはじめる

なぜ習い事をはじめると良いのかというと、無理矢理自分を別の環境に置けるから。

なので好きで苦しい…という状態から、気持ちをずらすことができるんですよ。

苦しみと向き合うのは大事です。

でも時にはこうやって逃げるのも同じくらい大事です。

なぜなら、逃げて距離を置くことによって冷静になり、新しい気づきもあるからです。

なるべく自宅でできるものではなく、教室に行くタイプの習い事が良いでしょう。

そのほうが自宅よりも緊張感があって、そこに集中できますよ。

2-5.好きで苦しいことを打ち明ける

もしあなたがパンクしそうな場合。

最終手段として彼に、「苦しい」という気持ちを思い切って打ち明けてみることをおすすめします。

なぜあなたは苦しんでいるのか…それは今、その気持ちを自分ひとりで抱え込んでしまっているからではないでしょうか。

本人に自分の気持ちを吐き出すだけで、ラクになることもありますよ。

また、あなたのことを大事に想っている彼なら、それを聞いて何か対応してくれるかもしれませんしね。

言葉にしてもらえてはじめて、彼はあなたの苦しみがわかるのです。

一度、勇気を出して話してみてはいかがでしょうか。

あなたが好きな彼は、それで嫌いになったり引いたりするような男性なのでしょうか?

あなたが選んだ男性です。

決してそんなことはないと思いますよ。

3.おわりに

いかがでしたでしょうか?

「好き」という気持ちから、なぜか「苦しい」になってしまう理由に気づけましたか?

してみるとわかりますが、恋は楽しいだけじゃありません。

でもその経験は、間違いなく人生経験において大きな財産になります。

なぜなら誰かを想って苦しくなる経験なんて、そうそう出来るものではないからです。

今はすごく辛いかもしれません。

対処法を参考にしてくださいね。

いつか「そんな時もあったなあ」とその痛みを懐かしく思う日があなたにも必ず来るでしょう。

(ライター/アマノ)