「あの恋愛無駄だった」と思ってしまう。傷ついた心を癒す考え方6項

「彼との恋愛は無駄だったんじゃないか…」

…って考え始めると、苦しい思い出だけじゃなくて、楽しい思い出までもぜんぶ色あせて見えてきますよね。

あなた今、「なんてもったいない時間とお金のつかいかたをしたんだろう…¥って後悔してますか?

でも、あなたが彼と過ごした時間は無駄なんかじゃありませんよ。

…他人にそう言われても響かないかもしれませんね。

でもあなたが自分でそう思えるようになるために、お手伝いがしたいです。

まずは傷を癒やしましょう。たとえば、こんな考え方をしてみてください。

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1.「ボロボロになるまでがんばった」

自分を心からねぎらえるのは、他でもないあなただけ。あなたのがんばりを認めてくれるのもあなただけです。

「あの恋愛は無駄だった」って後悔するくらい、全身全霊で彼を愛したんじゃないですか?

それは自分のそばにいた自分が、一番よくわかってるはずです。

人間は恋人がいようと、家族がいようと、友達がいようと結局は一人なんです。

その唯一の肯定者であるあなたが「無駄」と自分を否定してしまったら、いったい誰があなたの味方になってくれるんでしょうか?

今「がんばったね」って誰にも、自分にすら認めてもらえないから、「無駄だった」って思っちゃうんです。

「がんばった意味がない」って辛くなってしまうんです。

だからこそ、自分を褒めて認めてあげましょう。そしたら、光が見えます。だって自分の言葉が一番信じられませんか?

2.「感受性が豊かになった」

「無駄」だと思うのなら、逆に豊かになった要素を探せばいんです。

そのひとつがこの感受性。感受性は何かを嬉しいと思ったり、何かを悲しいと思ったりして心を動かされるほど磨かれていきます。恋するとそういう場面って多いです。

感受性が豊かになると、人の気持ちがわかるようになります。

すると恋愛だけでなく、友達と付き合っていく上で…また、仕事をする上でも役立ちます。

察する能力が高い人ってみんなの人気者じゃないですか?頼りになるし、一緒にいて甘えられそうだし、とにかく居心地が良いですよね。

今回の恋愛であなたは、そういう人としてなくてはならないものである感受性を磨くことができたんです。

「無駄だ」と感じてしまうくらい、激しい恋愛をしたんです。そういう濃い深い人間関係を築いたからあなただからこそ、得られたものなんですよ。

3.「またひとつ『男』を知れた」

経験があればあるほど、次の恋愛で活かせるんです。

男で失敗した経験があるから、次の男とはそうならないように気をつけることができるからです。

適当に恋愛してたら男のことは知れません。

「無駄だった」ってなるくらい真剣に、全力で向き合ったからこそ、知ることができたんですよ。

…と思うと、その経験は無駄じゃないと思えないでしょうか。

だって失敗しないとわからないことって、たくさんありますよね?恋愛も同じです。

たとえばはじめての彼氏とデートしたとき、キスしたとき、夜のときって、どうしていいかわからなかったですよね?

でもそのはじめての彼との経験があったからこそ、次の恋愛ではスムーズにできたんじゃないですか?

意識してないかもしれませんが、過去の男…恋を活かして新しい恋をしてるんです。ちゃんと身についているんですよ。

4.「お金じゃ得られない経験をした」

「好き!」とか「愛してる!」って感情はお金じゃ手に入れられません。

お金を持ってても、一生そういう熱情を手に入れられない人もいます。

だからその経験は無駄なんかじゃなくて、宝物です。

今は「無駄だった」って感じてるから正直ピンと来ないかもしれませんね。

でもいつかそういう日が来ます。だって昔はなんとなく積んだ経験でも、「今思えば、あれしといて良かったなあ…」ってしみじみ感じることって今でもありませんか?

それと同じように、宝物になる可能性は絶対あるんですよ。それはお金じゃ買えないものです。

5.「しばらく恋愛しなくてもいいんだ!」

「しばらく恋のお休み期間」だって言い聞かせれば、今の辛い期間はむしろご褒美期間に思えてくるでしょう。

恋愛って楽しいこともあるけど、同じくらい辛いこともたくさんありますよね。

でも今はもう、身を切るような恋愛をしなくていいんです。

これはある意味ラッキーだし。思う存分自分のことに集中できますよ。

物事の視点を変えると、気持ちも変わるものです。マイナスに見えていたものがプラスに見えてくるんですよ。

たとえば「誰に対してもガツガツしてる」だと失礼な人っぽいけど、「積極的に話す」だとコミュ強っぽいですよね?

「ぽっちゃり」だと太ってる印象だけど、「肉感的」だとセクシーって感じですよね?

こんな感じに、今の視点を切り替えてみてください。

そしたらその恋愛を振り返って「無駄」って感じちゃうことも減ります。

あなたが今「無駄だったなあ…」ってなってしまっているのは、もう身も心も疲れ切ってしまっているから。しばらく休みましょう…。

6.「あの恋愛で得たものが絶対にある」

言葉の力って思ってる以上に強いです。

だから「あの恋愛で私は○○を得た」と言い聞かせる。そして「無駄」と思うことをやめる。

そしたらその恋は、あなたのなかで最悪な思い出じゃなくなります。

だって「無駄だった」とか「最悪だった」って言葉にして評価すると、頭のなかでその恋愛がそういう評価になってしまった理由を探しませんか?

「私が重すぎた」とか「バカみたいに信じすぎた」とか…。実際今そうなってませんか?

だからそれとは逆のことをするんです。「こういうことを得た!」って高評価して、理由を探すんです。

「よくデートしたからあの場所に詳しくなった」とか、「彼との友達に会ったから交友関係広がった」とか。

「前向きになる」というよりは「客観的になる」んです。冷静に、第三者視点で見ると、得たものあるじゃん、って考えかたになりますよ。

おわりに

今はきっとまだ、「どうしてあんなに夢中になってたんだろ…」って呆然としてるかもしれませんね。

だからこそ「恋できてよかった」なんて思えないかもしれません。

でも今はそれでいいんです。

そもそも「無駄か」「無駄じゃないか」その答えはすぐに出さなくていいんですよ。

でもどうせなら、「あの恋愛は間違いだった」なんて結論にしたくはないですよね。

なら、未来の自分がそう思えるように、今日から考えかたを少しだけ変えてみましょう。そして、自分の心に優しくしてあげましょう。

大丈夫、その傷はかならず癒えます。

(ライター/アマノ)